かいこまがたけ
 甲斐駒ケ岳
登山日: 2009年10月4日(日)   標高:2967m(甲斐駒ケ岳)
    累積標高差 : 1177m(北沢峠から934m)


 10月4日(日)    北沢峠 7:05  → 双児山 8:35 → 駒津峰 9:20
   →  甲斐駒ケ岳山頂 10:25(〜10:55) → 摩利支天 11:25
   →  駒津峰 12:10 → 仙水峠 13:10 → 北沢峠 14:10

 

 本日は甲斐駒ケ岳に登ります。先月の仙丈ケ岳に引き続いて北沢峠からの出発です。仙丈ケ岳に登った時は平日だったため、朝一番の便でも仙流荘前8時発北沢峠9時着でしたが、本日は日曜日のため、6時発の北沢峠7時着になります。本日のルートはコースタイム7時間半〜8時間のため、土日祝日でないと自分の足では日帰りが厳しいです。

 よく晴れた日曜日だけあってバスに乗る人は多かったです。仙丈ケ岳の時は平日だったために2台で済みましたが、この日は4〜5台でも乗りきれたかどうかという感じでした。聞くのは2回目でしたが、運転手さんのガイドは楽しいですね。全員がバスに乗れるよう配慮してくれますし、ここのバスはまた乗りに来たくなります。 

【北沢峠】 
  
【案内板】
 ちなみに、今はちょうど南アルプス林道バス運行30周年とのことで、帰りに記念ポストカードをもらいました。実は、この日は広河原経由も考えていたのですが、ちょうど崖崩れか何かで通行止めになっていて、いろいろな意味で伊那市側から乗って正解でした。 

 甲斐駒ケ岳という名称ですが、長野県側では東駒ヶ岳と呼んでいるそうです。西駒ヶ岳(木曽駒ケ岳)に対して東というわけです。甲斐の国はお隣ですしね。25000分の1地図では単に駒ヶ岳となっていました。

【登山口付近】  

【北岳〜間ノ岳】  
  
【双児山山頂】
 今回も、仙丈ケ岳の時と同様に北沢峠をゆっくり出発することにします。とはいえ、今日は人が多いので一定間隔に歩いている人がいて静かな山歩きというわけにはいきませんね。

 道は最初から樹林帯の中でぐんぐん高度を上げて行きます。やがて視界が開けてくると、仙丈ケ岳を始め周囲の山々が見えてきます。

 やがて双児山に到着です。ここで既に標高2650m程あります。ただし、目の前に駒津峰がありますので、甲斐駒ケ岳の全容を見ることはできませんね。

 その後一旦下って30分程上って行くと駒津峰に到着です。ここからは目の前に甲斐駒ケ岳を見ることができます。この雄姿をずっと眺めていたいですね。 
 
【甲斐駒ケ岳と駒津峰】
 
【仙丈ケ岳】 

【駒津峰山頂】 
 駒津峰から山頂までは標高差にして200m余りですが、一旦下ったり岩場を登ったりするのでなかなかハードです。

 実は駒津峰の先にある分岐で直登ルートをとるか巻き道ルートをとるかずっと考えていたのですが、よく晴れていて滑ることもないだろうということで、上りは直登ルートをとることにします。そもそも、このあたりは登山者が連なっていたのですが、全員がそのまま直登ルートに入って行くので、巻き道ルートに行きづらい雰囲気ではありましたけども。

【甲斐駒ケ岳】 
 
【直登ルートを下から】

【直登ルート入口付近】 

【直登ルートを見下ろして】  
 
【甲斐駒ケ岳山頂】
 直登ルートは確かに手足をフルに使って登ることになります。ただし、前を歩いて行く人の登る様を見ることができますので、特に問題はありませんでした。ただし、足が短くてかなり強引に登らざるをえない場所はありました。後ろから押してもらって登った方もいるようです。目印もしっかりしていますし、晴れている状態なら大丈夫でしょうね。そもそも、自分が登ったあたりの人は全員ここから登っていたわけですが・・・。

 この岩場を登りきると甲斐駒ケ岳山頂に到着です。本当に見事なパノラマが広がっていますね。 

【摩利支天】  
 
【鳳凰三山 奥に僅かに富士山】

【仙丈ケ岳】 
 
【手前:アサヨ峰〜栗沢山 奥:北岳〜間ノ岳】 
 仙丈ケ岳に登った時に引き続いてこの日も好天にめぐまれました。富士山こそ雲に隠れてしまっていますが、他の山々はよく見渡すことができました。北岳から間ノ岳の縦走ルートは簡単には行くことができませんが、何か手が届きそうな気分になってきます。

 山頂での一時を過ごしたら下山開始です。まずは、摩利支天に向かうことにします。巻き道ルートを下って行くと途中で摩利支天への分岐があります。
 ここでデポして向かわれる方が多いようです。ただし、摩利支天に登る方自体は少なかったです。自分はそのままかついで行きました。険しい道があるということでしたが、ザレた道ではあるものの危険な箇所はなかったように思えます。摩利支天も見事な見晴らしですね。
 
【摩利支天への道】  

【途中甲斐駒ケ岳を振り返って】  

【摩利支天】  
 
【直登ルートを眺めて】 

【直登ルートと巻き道ルートの分岐】  

【駒津峰へ】  

【仙水峠より甲斐駒ケ岳と摩利支天】 
 摩利支天から分岐まで戻って再び下り始めます。巻き道ルートを下って行きますが、結構岩場があって、直登ルートよりは緩やかにせよなだらかで歩きやすい道とは言えないかもしれません。ルートの分岐に戻ってさらに駒津峰まで戻ります。

 ほとんどの方はピストンですので、双児山方面に戻って行きますが、自分は仙水峠に下って行きます。かなり急でザレた箇所もあって苦労させられます。峠前には結構膝にもきていましたね。ようやく仙水峠に到着です。

 ここからは、正面に堂々たる栗沢山があり、振り返ると甲斐駒ケ岳が聳えたっていました。ここから沢沿いに北沢峠に向かって行きます。 

【仙水峠より栗沢山】  
 
【大岩の転がった道】 
 
【沢沿いの道】  
 
【北沢長衛小屋を通り過ぎて】  

【北沢峠へ】  
 まずは、大岩の転がった道を歩いて行きます。ここはさすがに足元がごつごつしていて歩きにくかったですね。しばらく進むと樹林帯に入って行きます。沢沿いの道を進んで行くわけですが、途中一箇所間違えて渡渉箇所を過ぎて行き止まりに達してしまいました。

 それ以外は順調に進み、仙水小屋、そして北沢長衛小屋を通り過ぎて行きます。北沢長衛小屋はこのあたりでは唯一テント設営が可能な場所で、そこそこの数のテントが設営されていました。いつかここを拠点に歩いてみたいですね。

 やがて南アルプス林道に到達して、少し上がって行くと北沢峠に到着です。かなりくたくたでしたが、思ったより早く戻って来ることができました。 
 仙丈ケ岳に引き続いて好天に恵まれて充実した一日を過ごすことができました。10月に入っていましたので、風の強い場所は結構肌寒かったですね。今回はガイドに載っている仙水峠ルートを通ってみたのですが、また違った一面が見られて良かったと思います。展望を得るということであれば、甲斐駒ケ岳ピストンでいいと思いますけどね。


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