やつがたけ
 八ヶ岳
登山日: 2009年10月18日(日)   標高:2899m(赤岳)、2805(阿弥陀岳)
    累積標高差 : ― m(美濃戸から1169m)


 10月18日(日)   赤岳山荘駐車場 6:20  → (南沢)行者小屋 8:15(地蔵尾根) 
   →  赤岳天望荘 9:20  →   赤岳山頂 10:10(〜10:50)
   →  中岳 11:35   →   阿弥陀岳 12:10
   →  行者小屋 13:30  →   赤岳山荘駐車場 15:10

 

  初心者の方でも登っている一方で、難易度が高いとも言われる八ヶ岳。家からの距離は手頃なだけに(それでも4時間弱はかかりますが・・・)ずっと計画を練っていたのですが、この度決行することにしました。
 日帰り登山ということで、普通車で美濃戸まで入って行きました。林道は無理というほどひどくはないのですが、砂利道でそれなりに凹凸があるため2回程擦ってしまいました。慎重に運転すれば大丈夫そうなので、そのあたりは腕の問題なのでしょうか。
 山中に1泊して行程に余裕のある時は、普通車なら美濃戸口から歩いて行くのが無難かもしれません。美濃戸口から美濃戸まで片道1時間程度歩くので悩ましいところです。
 

【赤岳山荘駐車場】 
 
【美濃戸山荘】


【登山口看板】

 
【北沢南沢分岐】
 駐車場へは暗い時間帯に到着したので少し仮眠しました。ちなみに、午前5時頃到着したのですがすぐに山荘のおばさんが駐車場代を回収に来ました。来てくれるので楽ではありますけどね。
 夜が明けてから準備をして出発です。少し歩くと美濃戸山荘があり登山口があります。北沢と南沢の分岐があるので南沢方面に進みます。
  行者小屋までは、緩やかな登りの続く川沿いの道を何度か渡渉しながら進みます。このあたりは歩きやすいのですが、寒さのせいか体調のせいかわかりませんが体が重くて思うように進めませんでした。
 【南沢1】

 【南沢2】

【南沢3】
 
【行者小屋】
 歩いているうちに日が随分登ってきて、左の写真のような少し幻想的な光景も見られました。
 淡々と続く道も河原のようなところに入ってくると行者小屋まではかなり近くなったと見ていいでしょう。
 ようやく行者小屋へ到着です。太陽の位置の関係で赤岳から硫黄岳に連なる尾根は日陰になっていてきれいに見えませんでした。
 ここから地蔵尾根ルートで登って行くことにします。稜線に出ると風が強くて寒そうだったのでフリースを着込んで出発です。それでも他の方達と比較すると薄着に見えましたが・・・。
 最初こそなだらかでしたが、途中から急になり階段やはしごが出てきます。かなり息が切れましたが、晴れていて滑るようなことがなければそれほど危険な箇所はなさそうです。(登りの場合) 
 
【地蔵尾根から赤岳】
 
【地蔵尾根ルート1】
 
【地蔵尾根ルート2】
 
【地蔵尾根分岐から赤岳】
 
【お地蔵さん】
 
【地蔵尾根分岐】
 道中にはお地蔵さんもいました。そしてようやく地蔵尾根分岐に着いたと思ったらそこにもいました。稜線は予想通り風が強くかなり寒かったのですが、見事な景色が広がります。 
 
【赤岳天望荘】
 
【登山道の雪】
 少し歩くと赤岳天望荘に到着です。風が強いためかなり寒かったのですが、小屋の裏の風のあまり当たらない場所に行くとぽかぽかしていました。風の有無によってここまで体感温度が違うのだと実感させられました。
 赤岳頂上が近付いてきてテンションも上がります。
 しかし、このあたりからちらほら雪が見え始めます。昨日雪が降ったらしくそれが残っていたようです。だいたいの箇所は問題なかったのですが、日陰になっている一部の箇所でアイスバーンになっていて、冷や冷やしながら通過します。何人か転んでいる人もいました。ただ、アイスバーンになっている箇所が平坦で割と道幅のある場所だったのが救いでしょうか。とはいえ、歩きにくい急斜面にもちらほら雪があったので慎重に進みます。
 
 冬山直前であることは承知していたのですが、今回の件は見通しが甘かった、準備不足だったかなと反省させられました。

【頂上小屋と雪の残った斜面】 
 
【頂上から横岳方面】
 なんとか登りきって頂上に到着です。やはり見事に雪が残っています。それにしても天気がよく見事な眺望です。また、当然とはいえ大勢の人で賑わっていました。お昼をとる場所を探すにも一苦労です。
  
【赤岳頂上小屋】
  
【赤岳頂上】
 見事な富士山を眺めながらの昼食です。毎日富士山を見ながら通勤しているわけですが、こういった場所から見える富士山はまた格別ですね。
 ちなみに、今回はバーナーとコッヘルを買ったので初めての調理に挑戦です。調理といってもお湯を沸かす程度ですがね。家で試したとはいえきちんと火が点くのだろうかとそんな心配をしていました。(苦笑)
 そんなこんなでいつもはおにぎりでさくっと済ませていたお昼をじっくりととります。十分休養できたので、準備をして下山を開始。阿弥陀岳に向かいます。
 
 
【富士山】
  
【権現岳】

 【権現岳方面との分岐】 
  まず南に向かって下っていくわけですが、正面に権現岳が見えます。権現岳からのルートもありますが、こちらは結構険しいルートのようです。山に慣れてきたら別ルートからも登ってみたいですね。
 南に向かってすぐに分岐があるので、文三郎道中岳方面に向かいます。

【中岳と阿弥陀岳】 

 【分岐直後下り】  
 
 【分岐直後横岳方面】 
  分岐直後は急な岩場の下りになっています。その後はザレた道をじぐざぐに曲がりながら下っていきます。気温も上がってきて、快調に下っていきます。
 しばらくすると中岳と阿弥陀岳が見えてきました。結構下った後また登ることになりそうです。
 少し登り返すと中岳頂上に到着です。50mちょっとしか登ってないはずなのに結構疲れました。思ったよりも足にきていたようです。午後になって気温も上がってきたのでここでフリースを脱ぎます。
 頂上から権現岳方面を見ると険しい岩場が連なっているように見えます。 

 【赤岳〜権現岳ルート1】  
 
 【赤岳〜権現岳ルート2】 
 
【阿弥陀岳】 
  
  さて、阿弥陀岳ですが近づけば近づくほど急斜面になっていることに気づかされます。実際登り始めてみると、頂上付近を除いてなだらかなところはなくひたすら急な坂を登っていきます。ザックをデポしておけばよかったなと思いましたが後の祭りです。

 【阿弥陀岳登り】   
 
 【阿弥陀岳下り】  
 
 【阿弥陀岳頂上】 
 
 【赤岳】 
 
【北岳・甲斐駒ケ岳・仙丈ケ岳】 
 なんとか頂上へ到着。途中何人かとすれ違いましたが、頂上にはちょうど誰もいませんでした。ここからの景色は見事で、赤岳から硫黄岳に至る山はもちろん富士山や南アルプスもよく見えました。わざわざ寄り道をして登った甲斐があったものです。
  しばらく景色を堪能した後、急な坂を下っていきます。今日歩いた中では一番険しかったような気がします。
 阿弥陀岳を下った後、分岐から行者小屋方面に向かいます。途中土砂崩れの跡があって道が流されていました。慎重に横切って迂回路に入ります。その後は淡々と下りが続き、文三郎道と合流して行者小屋に到着です。
 行者小屋ではちょうど同じ時間帯に登り始めた人がちらほらいました。いろいろ回るとだいたいこのくらいの時間になるのでしょうか。足の疲労を押して最後の下りに入ります。
 途中こまめに休憩をとりながら下山、ようやく美濃戸に到着です。 
 
 【崩壊箇所】 
 
 【登山口へ】 
  自分にとってはなかなかハードな登山になりましたが、景色がよく、いい経験ができてなかなか得るものが多かった登山のような気がします。今度はまた違う季節に来たいですね。
 


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