なえばさん
 苗場山
登山日: 2009年11月8日(日)   標高:2145m(苗場山)
    累積標高差 : − m(登山口から855m)


 11月8日(日)    三合目登山口 7:10  → 頂上入口 9:00 
   →  苗場山山頂 9:40(〜10:10)
   →  頂上入口 10:40(〜11:00) → 三合目登山口 12:50

 

  前日の草津白根山と榛名山登山の後苗場山登山口へ向かいました。わざわざ榛名山まで行ってしまったために苗場山までが遠くなってしまいます。麓の秋山郷あたりに着いたのが夜10時頃で道路の凍結が怖いなと思ったのですが、気温が10度以上あったのでなんとかなるだろうと登山口を目指します。
 登山口まで零下にはならなかったのですが、日陰だったと思われる箇所は見事に凍結していました。ただ、凍結している箇所は数ヵ所だったので慎重に運転して問題なく(?)登山口に到着です。だだっ広い駐車場でトイレもあります。トイレはきれいに整備されていました。
 車中泊の車がずらっと並んでいるかと思いきや自分だけ・・・。非常に寒い中自分だけ車中泊です。今が登山期でないことを痛感させられました。きれいな星空を独り占めしたということで良しとしましょう(苦笑) 

【駐車場トイレ】 
  
【三合目登山口駐車場】
 この三合目登山口からの道は小赤沢コースと呼ばれていて西側から山頂を目指します。アクセス面で言うと東側の和田小屋から登る祓川ルートの方がいいのですが、冬季に備えてトイレ等が閉鎖されたということでこちらまで回り込んでみました。おかげさまで、帰り道も長くなりましたと言いたいところですが静岡からだと変わらないかもしれません。

 さすがに、明け方になると登山のために何台かの車がやってきました。前夜登山口から雪があるのを確認したので、何人かの方が登っていった後少し遅れて出発することにします。このだだっ広い駐車場の奥が登山口になっています。
 
【登山口】

【1290m地点標識】

 【雪道】
 正直、登山口から雪があったのは予想外で、七〜八合目あたりから雪があるかなと思っていたのが見当違いでした。とはいえ、歩くのには支障がない程度のため、そのまま出発します。むしろ、きちんとトレースがあることの安心感の方が大きかったでしょうか。 
 最初少しアップダウンがあった後は、特に急な箇所もなくなだらかに登っていきます。ただ、標高が上がってくるにつれて雪は深くなってきます。七合目あたりからは地肌が見えなくなりました。ただ、このくらいだと踏み固められた箇所よりは歩きやすかったですね。
 そして、このあたりから鎖場が現れます。凍りついていいるようだったらやめる予定でしたが、特に問題なく登れました。そもそもそれほど厳しい鎖場でなかったこともありますがね。
 その後も鎖場や急登らしきところはあったのですが、積雪が多くて普通に登れてしまう状態でした。時々ずぼっとはまりつつも登り続けます。スパッツが短く、雪というより防水対策に課題を残した気がします。
 
【深くなる雪道】
 
【地肌の見えない雪道】 
  
【鎖場】

【日が差してきます】
 
【山頂部へ】
 ずっと薄暗かった雪道も山頂部が近付いてくると、視界が開けて日が差してきました。最後の登りを過ぎると広大な湿原が現れます。夏から秋にかけて見事な景観が見られるというのも納得できますね。
 なお、ここから山頂まではまだ40分ぐらい歩くことになります。木道をしばらく歩いて、奥の樹林帯を抜けます。
 この日は気温が上がることを見越して登ってきたわけですが、予想通り気温が上がってきたうえに、開けた場所であるにも関わらずほとんど風もなく、あまり寒さを感じることもありませんでした。晴れ渡るところまではいきませんが、天候は恵まれたと言っていいでしょうね。結局フリースは最後まで着ないで済みました。  
【奥の樹林帯を抜けて山頂へ】
 
【広大な湿原】
 
【広大な湿原2】
 
【苗場山頂】
 山頂はこのあたりの少し盛り上がった場所で、木々に囲まれており眺望はありません。最初このような場所にあるとは思わなかったため、山頂近くを通り過ぎて祓川ルートを下り始めてしまいました(苦笑)。トレースがなくて気付いた次第です。
 山頂のすぐそばには自然体験交流センターがありますが、既に冬季閉鎖されていました。
 
【凍った池】

【自然体験交流センター】 
 山頂は特に何もないので、すぐに湿原に戻ります。ここからは南側に180度ぐるっと展望が開けています。有名な山が数多く見えているはずなのですが、2000m級の山が多くてなかなか特定できませんでした。
 写真下の山名は家に帰って地図と格闘した結果ですので、あまり参考にならないかもしれません。浅間山あたりはわかりやすいのですがね。
 ちなみに山頂でも地図と格闘していたのですが、全然わからないうちに少し風が出てきて寒くなってきたので下山を開始します。
 登る途中にすれ違った方が、「今日は非常に登りやすいですね。帰りはアイゼンを付けていきますが。」という話をしていたので、付けるべきかどうか悩みながら下ります。しかし、登る時にいらなかったから付ける必要がないだろうと考えていた私には貴重な話となります。
  
【中央奥赤城山】
 
【左日光白根山武尊山谷川岳? 中央右皇海山】

【左手前佐武流山 中央奥浅間山】 
 
【左奥草津白根山 中央奥横手山】

【中央奥妙高山・火打山】 

【奥北アルプス 右奥高妻山 右手前鳥甲山】
 途中傾斜のある木道で思いっきり滑ってしまいました。このことで、ちょうど下り始めるところにスペースで軽アイゼンを付けることを決断(大げさ?)します。今までお守り代わりでしかなかったので、装着に一苦労、バンドの長さを調節するなど20分程試行錯誤したうえで装着です。 
   
【傾斜のある木道】
   
【下り口】
 アイゼンをきかせるとかなり安定して下れます。アイゼンの足跡をたどりながら下って行きました。ちなみに、トレースを見た限りでは、アドバイスをくれた方以外はアイゼンを付けずに下って行ったようです。一部踏み固められた場所以外は、特に問題なかったのでしょうね。
 下っていくと、気温が上がったせいか雪が融けてきてかなりぬかるんでいました。登りでも結構あったのですが、登る時には雪のあった場所もぬかるんでおり苦戦させられます。

【鎖場下り】
 
【雪道】
 
【雪道2】

【雪のない道】 

【再び雪道】 
 
【駐車場へ】
 何度か泥沼にずぼっと足を突っ込みつつもなんとかほぼ雪のない場所に出ます。もう大丈夫だろうとアイゼンを外したのですが、登山口付近にはまだ雪やぬかるみがあり慎重に下らせられます。
 そしてなんとか駐車場へ到着です。いろんな意味でほっとさせられましたね。
  今回は完全に登山時期を外した登山になってしまったようです。登っている人は極めて少なく数えられる程でした(ちなみに7人です)。しかも、かなりのペースで登っているベテランの方のようでした。ガイドでは10月まで問題ないようになっていたので、まだいけると思ったのですが先週の寒波で積もった雪が残っていたのでしょうかね。皮肉なことに、雪道歩きと軽アイゼンを使う絶好の機会にもなったわけですが。また、雪解け後のぬかるみの厄介さも体験させられました。
 今後も、アイゼンの使い方を学んだり、登れる登れないの判断力を磨いていかないといけませんね。いろいろと貴重な体験をさせられた山行でした。
 
 


山行記へ戻る

ホームへ戻る