あざぶやま・まえくろほうしやま
 麻布山・前黒法師山
登山日: 2009年12月12日(土)   標高:1685m(麻布山)、1782m(前黒法師山)
    累積標高差 : 966m(野鳥の森から約540m)


 12月12日(土)    野鳥の森 7:00  → 麻布山 8:35 → 前黒法師山 9:25
   →  麻布山休憩所 10:15(〜10:45) → 野鳥の森 11:45

 

  南アルプス南方には「黒法師」と名のつく山が3山あり、三百名山にもなっている「黒法師岳」と寸又三山である「前黒法師岳」、そして本日登る「前黒法師山」があります。前2山と比較すると、前黒法師山は標高などから地味な感じは否めないでしょうか。なお、三山とも山頂は木々に囲まれていて展望はありません。結構離れてはいますが、西から前黒法師山、黒法師岳、前黒法師岳、そして寸又峡温泉へと連なっています。

 本日登るルートはは野鳥の森から麻布山、前黒法師山へと縦走して行くコースで、紅葉の時期を中心によく歩かれているコースのようです。残念ながら紅葉は既に終わっていますがね。

【野鳥の森休憩所&トイレ】 
  
【麻布山登山口】
 野鳥の森休憩所は、スーパー林道野鳥の森線沿いにあります。林道をずっと北上しても良かったのですが、向市場付近まで152号線を北上してそこから林道に合流しました。道そのものはいいのですが、落石が多く転がっていて走りにくかったので結果としてはいい選択だったと思います。この林道は走りやすいということでドライブルートにもなっているようです。

 野鳥の森休憩所は標高1200メートル強で時期的に凍結が気になるところですが、本日はかなり暖かかったので何の問題もなく来られました。(明け方平野部で10℃程、野鳥の森休憩所で5℃程でした。)少し仮眠をとって出発です。 

【登山道から雲に覆われた水窪湖】

【登山道1】

 【登山道2】
 登山道はよく整備されていて歩きやすくわかりやすいです。また、前日が雨だったのでぬかるみが気になるところでしたが、ほとんどありませんでした。序盤はしばらくのアップダウンが続きます。
 
【中央:前黒法師山 右奥:バラ谷の頭】
 
【本格的な上り】
  
【左手前に常光寺山】
  アップダウンをしばらく歩くと本格的な上りに入ります。このあたりは一部開けていて、前黒法師山や雪をかぶったバラ谷の頭を見ることができました。また、しばらく登って振り返ると、常光寺山などの山々を見ることができます。

 本格的な上りが終わりなだらかになると樹林帯になっており、前黒法師山方面との分岐を過ぎると麻布山山頂です。完全に木々に覆われた静かな山頂でした。ちなみに、山頂の他にも何箇所か休憩できる場所がありました。自分が前黒法師山から戻った際に利用した場所は、麻布山山頂から少し前黒法師山方面に向かう道中にあります。

 特に展望もないので、少し休憩した後分岐まで戻って前黒法師山へ向かいます。 
 
【登って来た道を振り返って:中央から左下】 
  
【井戸口山〜竜頭山方面】

【山頂部樹林帯】

【麻布山山頂と前黒法師山方面分岐】

【麻布山山頂1】 
 
【麻布山山頂2】
 
【麻布山頂からの下り】
 前黒法師山へは、まずしばらく下りが続きます。下り切るか切らないかあたりから、ちらほら南アルプス深南部の景色が見えてきて落ち着かなくなります(笑)。今回の2山は山頂は両山とも展望がなく、基本的に木々に覆われているとのことでしたので、あまり期待はせずに来たのですが、それでもなんとか見える所はないかと展望を探しながらの歩きです。

 すると意外と木々が少ない場所があって、ある場所から少し道を逸れると見事な展望が広がっていました。見事な山が連なっていますが、残念ながら山を特定しきれませんでした。
 見間違えのような気もしましたが、方角と山の連なり方からすると中央アルプスも見えているようです。聖岳(恐らく・・・)は真っ白ですね。
  
  【黒沢山・中ノ尾根山】          【光岳】   【聖岳】  【不動岳】               【鎌崩ノ頭】
 
【中央アルプス】
 
【聖岳】

【倒木で塞がれた道】

【前黒法師山山頂】

【前黒法師山山頂:バラ谷ノ頭への道】 
 麻布山からしばらく下った後、前黒法師山へは200m弱上って行きます。道そのものは、決して歩きにくいとは言えませんが、あちらこちらに倒木があって部分的にルートがわからなくなりますし、何度も倒木を跨らせられます。しかしながら、上りの途中で展望を堪能していたため、それほど上ったかなと思った頃山頂に到着です。

 山頂は麻布山同様木々に囲まれていて展望はありません。ここから先はバラ谷ノ頭から黒法師岳へとつながっています。なお、山頂に至るまで雪は全くありませんでした。ここでのんびりととも思ったのですが、まだ歩けそうだったので麻布山まで戻ってお昼にすることにします。
 帰りも展望を気にしつつ戻ります。麻布山の休憩所に到着してここでお昼です。この間2人の方とすれ違いましたが、雪があるかないかを気にされていました。やはり、積もってもおかしくない季節ではありますよね。

 お昼をさくっととって出発です。麻布山を下った後のアップダウンが意外と長く感じて、結構疲労してしまいましたが無事野鳥の森休憩所に到着です。途中木々の合間からですが、本日登った麻布山と前黒法師山が見られる場所がありました。
 
【麻布山休憩所】 
 
【左:麻布山 右:前黒法師山】 
 
【野鳥の森休憩所へ】 
 本日は展望を期待していなかったので、しっかり歩くことを主に考えてきたのですが、思った以上に登山道中に展望があって、結局は最近の山行と同様ひたすら山を追いかけることになりました。
 道は前黒法師山手前を除けば非常に歩きやすく、時期を選べば見事な紅葉が見られる快適な山だと思います。先週先々週の黒法師岳、寸又三山(沢口山は登りやすいですが)などと比較すると気軽に登れる山ではないでしょうか。ただし、遭難された方もいらっしゃるようですので油断は禁物でしょう。
 


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