のぼりお
 登り尾
登山日: 2010年2月13日(土)   標高:1057m(登り尾)
    累積標高差 : − m(駐車場から約450m)


 2月13日(土)    二階滝駐車場 12:30  → 登山口 13:10 → 新山峠 13:30
   →  登り尾山頂 14:10(〜15:00) → 新山峠 15:30
   →  登山口 15:45 → 二階滝駐車場 16:20

 

 午前中大峠に登った後登り尾に向かいます。実は婆娑羅山に登る予定だったのですが、雨が強くなってきたため、翌日登る予定で比較的登りやすいと思われる登り尾に登ることにしました。気温が低かったのでもしかしたらと思ったのですが、天城峠に向かって標高が上がってくると雨が雪になりました。

 登り尾へは、天城トンネルの南にある二階滝駐車場に車をとめてここから往復します。旧道沿いのゲート前にとめることも考えましたが、旧道はチェーン規制がかかっていたのでやめました。結果としては、旧道に雪はなく普通に入れそうでした。

【雪を纏った山】 
  
【二階滝駐車場】
 駐車場からは雪を纏った山々が見えました。道路に積もる程ではないとはいえ、山にはそれなりに積もってそうな感じでした。
 雨具は持っていなかったので、防水仕様のあるジャケットを羽織って、ショルダーバッグに傘を入れて持って行きました。今思うとコースタイムはそれほどかからないにしても、きちんとした山に登るのになんでこんな変な格好で行ったのかといったところですが・・・。

 駐車場の裏から旧道に出て歩き始めます。何人かの方とすれ違ったので、山から帰って来たのかなと思ったのですが、登り尾では足跡を見かけなかったので違ったようです。

【旧道】 

【バス専用道路ゲート前】 
 
【舗装された道路を上って行く】
 旧道を緩やかに上りながらしばらく歩いて行くとゲート前に出ます。この道は八丁池方面に向かう道で、バス専用道路になっているようです。ちなみに、ゲート前を通過してさらに旧道を進むと旧天城トンネルに出ます。
 実はここが当初駐車を予定していた場所で、この時も車が1台がとまっていました。登り尾では見かけませんでしたので、八丁池の方に向かっていたのでしょうか。

 ゲート前からも舗装された道路をひたすら上って行きます。途中登り尾方面を見てみましたが、山頂付近がガスっているようですね。ようやく登山口が見えてくると、長い道路歩きもここで終了です。
 
 
【霞んでいる登り尾方面】
 
【登り尾登山口】

【登山口付近の道】

【新山峠】
 
【稜線の道】
 予想通り登山道は真っ白になっていました。ただし、積もったばかりの雪で深さはそれほどではありません。また、道は非常に歩きやすく明瞭で、随所に丸太の階段がありました。一部岩がむきだしになっているところだけは、つるつる滑るので注意が必要でした。

 20分程歩くと新山峠に到着です。ここからは、南西方向に向かって緩やかな稜線上を歩いて行きます。足跡はありませんでしたが、山頂付近まではほぼ一本道で迷うことはないでしょう。むしろ、程良くしまった雪の上を歩くのが楽しかったですね。ただし山頂が近付くと、なだらかな山頂部が広がっていますので、歩く方向だけは気を付けて進みます。やがて山頂に到着です。
 

【霧氷の木々】 

【なだらかな山頂部】
 山頂は展望がありません。ただし、広々としていてのんびりするにはいい場所です。とはいえ、じっとしていると寒く見るべき展望もないため、休憩もそこそこに下山を開始します。

 ここで下山ルートがわからなくなります。実は山頂手前までは足跡がなかったのですが、山頂付近にはいくつかの足跡があって、確かこの方向から来たかなという足跡を辿ると途中で切れているうえに見たことのない景色です。ただし、赤テープが順々に見えましたので登山道が続いてはいるようです。

 一旦戻りつつコンパスで東北東を確認してみると真反対に向かっていたようでしたので、そちらに向かいますと、今度は足跡がつながっていたのですが、来る時にはなかった急傾斜がありました。 

【登り尾山頂】 

【山頂部】
 おかしいと思って再度コンパスを使用すると、先ほど間違って向かった方向を示します。もう1度向かいますがやはり結果は同じです。これを数回繰り返しました。

 冷静に考えてみると、この2方向しかないと考えていたのですが、実はそれ以外の方向から入ってきたのではないかという考えに至ります。山頂付近を丹念に探すともう一方足跡がつながっている場所がありました。これがまさに上って来たルートでした。

 今思えば、ずっと足跡のないルートを来たのですから複数人の足跡のある方向は違うはずなのですが、踏み跡が濃いところをどうしてもたどりたくなってしまうようですね。実際1人分の足跡で積雪もあまりない場所だと光の当たり具合によってはわかりにくいです。
 また、山頂へつながる道ですが、地図で確認すると3方向からつながっていました。これは完全な見落としですね。ただし、地図に載っていない道がある可能性もあるので、それ以上と考えるべきでしょうが。

 何より不思議だったのがコンパスの示す方向で、腕時計でも確認したのですが同じように行ったり来たりでした。「静岡の百山」の本の中に、猿山・登り尾・箒木山では磁石の針が逆方向を指すという話が記述されており、真相は不明ですが何らかの狂いがあったのではないかと思います。晴れていて太陽が出ていれば、そのへんははっきりしたとは思うのですが、このような状況では自分が似た景色を勘違いしただけかもしれません。さすがに、コンパスを使っているのに同じ場所を行ったり来たりはないと思いますが・・・。

【自分の足跡を辿って】
 
 
【御礼杉】
 そんなこんなで、山頂からの下りで安易な方向に向かってしまったことに反省すると同時に、コンパスで目的の方角に行けなかったのはなぜだろうという狐につままれたような気分で下り始めます。
(磁石の針の話は帰宅してから確認したものです)

 山頂付近で40分程迷ったわけですが、その後は足跡を辿って順調に下山して行きます。山頂付近一帯の広々としたところを抜けてしまえば、足跡がなくても迷うような場所はほとんどありませんけれども。

 新山峠を通過して、登山口まで戻り、舗装された道を歩いて戻って行くと下山です。ゲート前まで下る手前には立派な御礼杉がありました。また、下山中に見た登り尾は完全にガスの中といったところですね。
 
 せっかく二階滝駐車場にとめましたので、二階滝を見て車まで戻ります。ちなみに二段階に落ちているので二階滝というそうです。

 展望はないですが、予想外の雪で楽しい雪歩きができた半面、山頂からの下山では反省と不思議な気分にさせられた山行でした。
 
【山は完全にガスの中に】

【二階滝】 


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