ちばさん | |
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登山日: 2010年2月28日(日) | 標高:496m(千葉山) |
累積標高差 : − m(駐車場から約 − m) |
2月28日(日) | 駐車場 13:20 → 千葉山山頂 14:00 → 駐車場 14:20 |
本日は午前中雨が降っていたため、午後手頃な場所はないかと考えて千葉山に向かうことにしました。千葉山という山より、山に建立されている智満寺が有名なようですね。もちろん、山もハイキングコースがあってよく整備されているようです。 智満寺は、天台宗のお寺で771年広智上人によって開山された由緒あるお寺です。その後の歴史の中でも源頼朝や徳川家康にまつわる話がありました。それほど遠くない距離にいながらこのお寺の存在を初めて知ることになりました。 |
![]() 【千葉山智満寺駐車場】 |
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![]() 【案内図:山頂は奥の院あたり】 |
国道1号線バイパスのインターを降りた後、10kmも走らないうちに千葉山智満寺の駐車場に到着します。狭い山道もありますが、舗装された道で問題なく上がって来られます。駐車場は20台ほどとめられるでしょうか。雨上がりでしたが、10台ほどの車がとまっていました。 案内板を確認しますが、いまいち山頂の位置がわかりません。お寺の案内ですから当然といえば当然かもしれませんが。とりあえず、千葉山ハイキングコースがつながっている道を目指すことにします。 準備ができたら出発です。最初に長い石段があります。階段を上がって行くことは構わないのですが、雨が降った後で滑るのには参りました。慎重に慎重に上がって行くことにします。 石段を上がりきったところに山門(仁王門と中門)があり、その奥に本堂がありました。歴史ある建物という感じで風格がありますね。 その後どう進むか迷いました。左手に進んだ場所に日吉神社があり、その脇にハイキングコースの案内がありましたのでそちらに向かうことにします。 |
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![]() 【千葉山智満寺入口】 |
![]() 【山門(中門)】 |
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![]() 【智満寺本堂】 |
![]() 【日吉神社】 |
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![]() 【ハイキングコースへ】 |
ハイキングコースは、山を巻くように進んで行きます。道は整備されていて歩きやすいですが、木橋だけはつるつる滑って大変でした。途中、下から登ってくるルートと合流しながら進みます。 しばらく歩くと森の中に入ります。すると3方向の分岐があります。「後畑」方面が奥の院のある方向のようなのでそちらに進むことにします。 その後、結構歩いたのですがなかなか奥の院に着かないなと思った頃、国指定の天然記念物にもなっている「十本スギ」が現れます。本当に大きさがけた違いですね。一本一本に名前がついているようです。 |
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![]() 【ハイキングコース看板】 |
![]() 【森の中へ】 |
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![]() 【分岐:後畑へ】 |
![]() 【かみなり岩】 |
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![]() 【大杉】 |
十本スギがあったのはいいのですが、山頂がわかりません。大杉の手前に少し上がって行ける道があったので、少し上がってみるとそこが山頂でした。 山頂の展望は全くありません。どうも裏から回ってきたようで、看板の反対側に「千葉山智満寺奥之院」の表記がありました。本当はこちらから登ってくるのでしょう。どちらにしても、ぐるっと回るつもりではあったのですが。 ということで、今度はそのまま進んで表側に下って行きます。木の階段でよく整備された道を下って行きます。10分足らずで着いた場所は、智満寺本堂から上がったところでした。 |
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![]() 【千葉山山頂】 |
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![]() 【山頂看板の裏に奥之院の表記が】 |
![]() 【下山道】 |
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![]() 【智満寺本堂(裏から)】 |
下った場所にも建物があり、坂をさらに下ると本堂の裏手あたりに出ます。本堂右奥からつながるこの道に気づいていれば山頂までは短時間で登ることができたでしょうね。 本堂からの下りですが、先ほどの石段を下るのはさすがに気がひけたので別の道から下って行きます。途中見晴らしのいい場所を通り、しばらく歩くと舗装道路に合流します。この道を下って行くと駐車場に戻って来ることができました。 |
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![]() 【本堂から下る場所から島田市街方面】 |
![]() 【舗装道路への合流点】 |
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登山というよりはお寺の散策という感じになりました。山を散策しながら名所を知るという充実した時間を過ごせたのではないでしょうか。 |