ぶながたけ
 武奈ヶ岳
登山日: 2010年3月13日(土)   標高:1214m(武奈ヶ岳)
    累積標高差 : − m(登山口から約900m)


 3月13日(土)    坊村登山口 7:40  → 御殿山 9:45 
   →  武奈ヶ岳山頂 10:20(〜10:45) → 御殿山 11:15
   →  坊村登山口 12:15 

 

 前日伊吹山、比叡山に登った後、本日武奈ヶ岳に登るために車中泊をする場所を探しました。そこそこの距離に道の駅があったものの、あまり都合のいい場所ではなかったので、結局登山口駐車場で一夜を過ごすことになりました。

 登山口駐車場は国道367号線から坊村の曙橋(安曇川)を渡ったところにあります。敷地の脇に派出所や診療所があるため、どこまでが自由にとめていい駐車場なのかはわかりませんでした。

 山行の記録を見ていると明王院前のスペースにとめている方もいるようで、そちらの方が登山口に近いのですが、車中泊をする関係で広々としたこちらの場所を利用することにしました。 

【曙橋手前より駐車場】 
  
【道路反対側に公衆トイレ】
 日が長くなってきていますので、出発時間は早めようと思えば可能でしたが、前日の伊吹山で苦労したことをふまえて、他の方が登り始めるころに合わせるべく少し遅めに出発します。

 国道367号線を渡ったあたりにきれいな公衆トイレがあります。この公衆トイレ手前の道を奥に進んで行くと明王院の前に出ます。1台登山者のものらしき車がとまっていました。さらに進むと、分岐があって分かれ道になっているのと同時に、登山届提出場所がありました。

 ここからは、北側にある三宝橋を渡って進んで行きます。やがて「御殿山コース」と書かれた看板があり、ここから登山道に入ります。

【明王院前】 

【登山口分岐&登山届提出場所】 
 
【三宝橋】
 登山道に入ってしばらくは鬱蒼とした樹林帯を抜けて行きます。ここを抜けると、樹相が変わって葉の落ちた木々が並んでいるため明るくなります。ここからは、ひたすら九十九折りに登って行きます。前日の伊吹山でも結構雪が溶けていましたので予想はしていたのですが、標高の低い場所にはほとんど雪がありませんでした。

 とはいえ、登って行くにつれて少しずつ雪が現れて700〜800mあたりからは雪道になりました。ただし、気温があまり低くはないので雪が柔らかくてそのまま歩いて行くことができました。

 ずっと続く坂も846のピークを越えたあたりで、ひと段落します。このなだらかなあたりも、あまり雪はありませんでした。日当たりの関係でしょうか。
 
【登山道入口を振り返って】
 
【九十九折りに登って行く登山道】

【雪道に】

【急坂後の小ピーク】
 
【問題の分岐 上りは右へ(下山時撮影)】
 小ピーク付近で少し休憩した後先に進みます。少し歩くと分岐があります。というよりも、上りではあまり分岐であることを意識しませんでした。というのも、ガイドの道ではここを巻いているうえに、巻き道方向を示している看板があったからです。当然のように右に巻いて行きます。

 しかし、他の方は全員ここを真っすぐに進んでいたようで、自分だけが巻いて行ったようです。巻いた後、山間に入ったまでは良かったもののそこから道がわかりません。方角的にこの尾根に乗るのだろうと少し急な斜面を登ってみると、雪の下に登山道があるのがわかったのでその道を辿って行きます。やがて、メインの道(?)と合流したようで、複数の足跡のある道に入れました。 
 

【尾根への急斜面を振り返って】 

【尾根に乗ったあたりを振り返る】
 この道の途中にはレスキューポイントが2箇所あったので、こちらが正規の道なのではないかと腑に落ちないまま進みます。後で調べてわかったのですが、この道は夏道で、分岐を直進する方は冬道だったようです。分岐点の雪が少なくなっていたために、夏道へのルートが開かれてしまったのでしょうか。とにかく、この時は帰りに時間があったら実証しようと思って進んでいました。

 合流点は少し開けていて北西方向の山々を見ることができました。道ははっきりしていますので、迷ってロスした時間を取り戻すかのように御殿山に向かって快調に歩いて行きます。

【メインの道(?)との合流】 

【合流点より西側の展望】

【御殿山山頂】 
 やがて御殿山に到着です。この頃になると、武奈ヶ岳こそ見えたものの、南方向はガスっており、さらには雨が降ってきました。分岐で巻き道を通った際に南方の山々が見えていましたので、写真を撮っておけばよかったななんて思ってしまいました。

 今日の天気は良くもないが大きく崩れることもないという予報でしたので、ザックカバーだけつけて進むことにします。

 御殿山からはワサビ峠に向けて下って行きます。ここは結構な急斜で、北向きであることもあり結構な量の雪がありました。帰りの登り返しは苦労しそうな感じがしましたね・・・。

【御殿山より武奈ヶ岳】
 
 
【ワサビ峠】
 下りきるとワサビ峠に到着です。ここは中峠への分岐にもなっています。峠ということで結構な積雪があるかなと思ったのですが、既に結構溶けていたのか足がすっぽり入る程度でした。ここから再び上りになります。

 上りは南向きになるせいか、ほとんど雪のない部分もありました。やはり地肌の見えている部分は歩きやすいですね。ここを登ると小ピークがあって、なだらかな道を進んで行きます。ガスっていて何も見えませんでしたが、遮るものがなさそうでしたので、晴れていれば結構な展望が得られたのでしょうね。ちなみに、足元の雪がかなり溶けていて、水たまりの上を歩いているような感じでした。 

【峠より登り返し】 
 
【小ピーク】

【西南稜より山頂方面】 
 少し先も見えないような状態でしたが、道は一本道なので迷うことはないでしょう。雨は既にほとんど降っていませんでした。また、風はかなり強かったのですが、気温自体あまり低くなかったせいか、歩いている間は少なくとも寒さを感じませんでした。 

 最後に坂を上って高度を上げて行くと、武奈ヶ岳山頂に到着です。当然といえば当然な気もしましたが山頂には誰もいませんでした。展望も何もありませんので、お昼を簡単にとった後下山を開始します。

【武奈ヶ岳山頂】  
 
【御殿山への上り】 
 
【分岐合流点】  
 下り始めて間もなく、本日初めての人に会いました。 急にガスってきましたねなどと話を交わして進みます。危険個所のない雪道の下りは快調ですね。むしろ地肌の見えている場所に注意しました。

 御殿山の上りも思った程苦労せずに登れました。ちなみに、御殿山山頂には大勢の方がいたので、ここでは休憩せずに一気に下ります。その後は、結構な数の方とすれ違いました。今日は天候が悪いから人が全然いないなと思ったら、やはり人気の山人気のルートだったのですね。

 やがて、夏道冬道の合流点に到着です。夏道ルートの足跡は自分だけでした。この時にはそのことを知るよしもありませんでしたので、大勢の人が歩いてきたルートを歩いてみることにしたのでした。

【冬道登山道】   

【ぬかるんだ道】   
 冬道ルートは、ずっと尾根に沿って進んで行くルートで、今思えば積雪の多い時期にはうってつけのルートかなと思ったのでした。ただし、雪の足跡でもないとわかりにくいかなとは思います。ペンキの矢印はかなりあったのでなんとかなるとは思いますが。
 
 この時は既に雪がかなり溶け始めていて、大勢の人が通って行きましたので、道がかなりぬかるんでいて滑って大変でした。場所によっては、踏ん張っても滑って行く感じです。上って来た道を下って行った方が楽だったでしょうね(笑)

 下山中には日が差すこともあって、予報通り大きくは崩れないものの安定しない天気でした。歩いた時間は決して長くはないもののくたくたになって下山したのでした。
 
【下山後山を振り返って】 
 今回は冬道夏道の分岐で悩まされました。暖かくなってきていたので事なきを得ましたが、やはり下調べ不足だったのでしょうね。基本的にガイドなどに載っているのは夏道になると思いますので、これからも雪のある道を歩くつもりなら注意しなければならないなと実感させられたのでした。


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