くらいやま | |
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登山日: 2010年4月18日(日) | 標高:1529m(位山) |
累積標高差 : − m(登山口から約630m) |
4月18日(日) | 道の駅 7:00 → スキー場山頂 7:30 → 位山山頂 9:25 | ||||
→ | 白山展望所 9:30(〜10:10) → スキー場山頂 11:25 | ||||
→ | 道の駅 11:45 |
本日は前日の川上岳に引き続いて位山に登ります。前夜は、川上岳に登った後にわざわざ平湯温泉まで行き、危うく凍結した道路を走りそうになりつつ道の駅モンデウス飛騨位山に戻って来て車中泊をしました。さすがに、この時期のこの標高だけあってかなり寒く、明け方は氷点下でした。前日の運転疲れもたたって朝はかなりのんびりしたものになりました。 夜が完全に明けた頃から準備を開始します。夜中は自分の車だけだったのですが、明け方から車が出たり入ったりという状況でした。それでも、スキー場の営業が終了した直後とあって静かなものですね。 |
![]() 【道の駅 モンデウス飛騨位山】 |
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![]() 【道の駅からスキー場山頂】 |
ようやく準備を終えて7時頃出発しました。雲があってガスっている場所もあったことから、展望はちょっと厳しいかもしれないという状態でしたが、よく晴れて気持ち良く歩けそうな天候でした。 本日登るルートは道の駅から山頂付近をぐるっと回って往復してくるコースです。実は、林道が結構奥まで通じており、林道奥の駐車場まで行けば1時間も歩かないうちに山頂にたてるようです。ただし、林道の状況がわからないのと、せっかくなのである程度歩こうかと思い、道の駅からピストンするルートをとることにしたのでした。 |
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![]() 【道の駅案内看板】 |
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![]() 【道の駅からの遊歩道】 |
![]() 【旧(?)登山口】 |
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![]() 【登山口付近の道】 |
道の駅から登山口を目指します。まずは、道の駅脇の遊歩道らしき場所を抜けた後、地形図を見ながら登山口となる場所に向かいます。だいたいこのあたりかなという場所に位山遊歩道の看板がありましたので、ここが登山口だと思い登り始めます。 しかしながら、踏み跡の薄い道で結構荒れており、決して歩きやすい道とはいえませんでした。ただ、傾斜はなだらかですので支障があるほどではありません。しばらく一直線に登って行くと整備された道が見えました。どうも、これが本来の道のようですね。上記地形図の点線ルートを通ってきたわけですが、新しい道ができていたようです。地図閲覧サービスを見ると、登山道はこの整備された道になっています。この地形図は購入したばかりなのですけどね・・・。 |
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![]() 【整備された道へ】 |
![]() 【ゲレンデの様子】 |
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![]() 【スキー場山頂付近の雪】 |
この後は、よく整備された道を九十九折れに登って行きます。ゲレンデの雪はすっかり溶けているようでしたが、山頂付近に少し残っていました。(旧)登山口から30分程でスキー場山頂に到着です。この時間帯は天気こそ良かったものの、結構ガスっていて、よもや帰りに大展望に巡りあえるとは思いませんでしたね。 スキー場山頂からは、階段を登り登山道に入ります。この登山道は、よく整備された道だとは思うのですが、雪が溶けたばかりで少々荒れているのかササが結構突き出していて、ところどころ倒れかかった木が塞いでいました。 |
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![]() 【スキー場山頂:右手の階段から登って行く】 |
![]() 【笹の突き出た登山道】 |
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![]() 【六綾鏡岩】 |
![]() 【徐々に雪道に】 |
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![]() 【祠】 |
途中、大きな岩の前に岩の名前を示す看板がありました。ここにあるのは「六綾鏡岩」と呼ばれる岩のようです。この後にも随所に岩の名前を示す看板がありました。後半雪道に入って行くと、岩の名前を見るというよりは、登山道確認用の目印として見ていました。 登山道にも徐々に雪が増えて来ます。1233mピークは太奈山と呼ばれるそうで祠がありました。さらに進んで行くと一旦雪のない道になりましたが、完全な雪道に入って行きます。 |
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![]() 【雪道に】 |
![]() 【巻いて登って行く道】 |
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![]() 【樹林帯の道】 |
途中小川の流れているあたりで、ルートを見失いました。地図を見て巻いているなと思ったら、きちんと巻いて登る道がありましたね。この道の駅から位山に登るルートはなだらかで歩きやすいルートだとは思うのですが、傾斜があまりない分、樹林帯に入って足跡や目印を見失うと道がわからなくなってしまいます。 その後も赤いテープや踏み跡、そして見えかかっている登山道を探しながら登ります。今思えばそれほどルートを探すのが困難な道ではなかったと思うのですが、やっぱり不慣れなせいか苦労することになりました。 |
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![]() 【うっすらと見える登山道に沿って】 |
![]() 【天の岩戸】 |
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![]() 【山頂エリア案内図】 |
途中元気な親子とすれ違って進みます。変な足跡をつけていたらすいませんとのことでしたが、恐らくこちらの方がよっぽど変な踏み跡をつけてそうな気がします・・・。 やがて、天の岩戸に到着です。ここは、最短ルートとの合流点になります。ここから巨石群登山口までは1キロ、道の駅までは5キロとなっています。ここを、左手に入って山頂を目指します。なだらかな樹林帯を進むと山頂エリアに到着です。 |
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![]() 【荒れた道】 |
![]() 【御嶽山眺望スポット】 |
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![]() 【乗鞍岳眺望スポット】 |
![]() 【乗鞍岳】 |
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太陽の位置から先に西側の展望、つまりは白山方面の展望を見ようと思ったのですが、いまいち西側のルートがわからなかったので東側のルートから行くことにしました。山頂エリアはすぐにぐるっと回れるのであまり時間をずらしても変わらないのでしょうがね。それにしても、ササが覆いかぶさっているところは本当に歩きにくかったです。 御嶽山と乗鞍岳の眺望スポットがありましたが、やはり逆光であまりよく見えませんでした。それでも乗鞍岳はそこそこ見ることができましたね。 |
![]() 【位山山頂】 |
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![]() 【白山展望所】 |
乗鞍岳眺望スポットを過ぎると、分岐があったので山頂に向かいます。急斜面を少し登るとそこに位山山頂があります。山頂は展望がなくスペースもあまりありません。写真を数枚撮ると白山展望所へ移動しました。 やはり、展望所への道も随所で倒木に塞がれていました。道ははっきりしているので進んでは行けますけどね。到着した展望所は広々としていました。そして何よりも白山方面の展望があまりに見事でした。休憩するならここしかないといった感じですね。 |
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![]() 【白山方面展望】 |
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![]() 【白山】 |
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![]() 【前日白山と間違えた別山】 |
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![]() 【別山と白山】 |
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![]() 【順調に下る】 |
初めて見た白山でしたが、その純白の姿は見事としか言いようがないですね。雪があって、登るのに苦労しましたが来た甲斐があったかなと思います。 展望所では名古屋から来られた御夫婦と会いました。静岡で登った山というのが、裏山に近いくらい近所の山でしたので少しうれしくなりましたね。ちなみに、山頂エリアの分岐から展望所まで問題なく来られたとのことでしたので、そのままぐるっと回って下山することにしました。 山頂エリア分岐までは普通に歩いて行けました。この道が見つけられないようではまだまだですね。引き続きそのまま下って行きます。 |
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そこそこに積雪のある登山道というのは下りが楽ですね。自分の登った後にも何組かの方達が登ってきましたので、踏み跡もしっかりしてきており順調に下って行きます。上りで迷いかけた巻き道もそのまま下って行きます。 このまま下ればもうすぐ下山かなと思いつつスキー場山頂に到着です。すると、上りでは全く見えなかった展望が広がっていました。少しガスってはいたものの、眼前にずらっと北アルプスと乗鞍岳、そして方向を変えて御嶽山を望むことができました。 |
![]() 【上りでルートを見失いかけたあたり】 |
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![]() 【乗鞍岳から北アルプスに至る展望】 |
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![]() 【穂高連峰】 |
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![]() 【槍ヶ岳】 |
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![]() 【笠ヶ岳】 |
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![]() 【黒部五郎岳と水晶岳】 |
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![]() 【北アルプスを見ながらの下り】 |
この山頂からの景色はいくら見ていても飽きませんね。また、ここには丁寧に山の案内図もありますので、どの山が何と言う名前の山であるかが一目でわかります。冬の展望のクリアな日にスキーにでも来たらずっとここにいそうですね〜 展望を名残惜しみつつ下ります。下る途中にも正面に北アルプス、右手に御嶽山が見えていました。山にまで登らなくても、スキー場山頂まで登るだけでも見事な展望が得られますね。下りは、正規の登山口にそのまま下りて来ました。こちらは、きちんとした看板がありました。 |
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![]() 【ゲレンデと御嶽山】 |
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![]() 【位山登山口】 |
![]() 【道の駅と御嶽山】 |
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