わなくらやま(しろいしやま)
 和名倉山(白石山)
登山日: 2010年6月12日(土)   標高:2036m(和名倉山)
    累積標高差 : − m(駐車場から約800m)


 6月12日(土)    駐車場 4:35 → 牛王院平分岐 5:00 → 山の神土 6:00
   →  東仙波 7:10 → 水場〜二瀬分岐 8:30 → 和名倉山 8:40
   →  二瀬分岐 8:55 → 東仙波 10:05 → 山の神土 10:55
   →  駐車場 11:55

 

 本日は和名倉山に登ります。地形図及び山梨県側では白石山と呼ばれていますが、地元では昔から和名倉山と呼ばれているそうです。かつては山深い山で、秘峰とも呼ばれていたようですが、現在ではルートも整備されてきていて、一般ルートを取る限りは普通に登ることができるようです。したがって、古いガイドでは和名倉山は難峰の1つとして数えられています。

 駐車場は一の瀬高原キャンプ場の駐車場を利用します。1日500円となっています。ここから、舗装された道を上がって行くとやがて登山口となります。歩いていれば見落とすことはないと思いますが、小さい看板があるのみです。

【駐車場】 

【登山口へ】 
 登山口からは林道歩きとなります。樹林帯の中の道となるわけですが、将監峠へ向かう用の林道でしょうか。途中ちょっとした小川を過ぎて緩やかに登って行くと牛王院平分岐があります。

 ここは意識していないとそのまま歩いて行きそうですが、一応木の看板があって、「牛王院平登山口」と表記されています。将監峠に寄る必要がないのでしたら、こちらの方がショートカットしている分少し早く着くことができます。この分岐に気付かずに将監峠まで行っても、それほどのロスではないと思いますがね。

【林道歩き】  
 
【小川を渡る】 
 
【牛王院平分岐(下山時撮影) 正面の道を進む 右へ道なりに進むと将監峠】 
 
【ササ原の急登】
 分岐からは本格的な登山道となりますが、歩きやすい道であることには変わりありません。ササの間の道を歩いて行きます。途中急登もあり、これを登りきると、高木の樹林帯があります。このあたりは霧に覆われて神秘的な雰囲気を醸し出していました。霧の中に入ったり出たりを繰り返していたように思えます。

 ここを抜けると稜線に出ます。この稜線を5分も歩いて行くと、山の神土と呼ばれる場所に出て分岐になっています。そのまま進んで行くと唐松尾山、笠取山方面に行きます。和名倉山は右手に入って行くことになります。
  
【霧の中で】 

【稜線出合】 
 
【山の神土分岐 和名倉山は右へ】
 この分岐直後はぬかるんだ土の道になっていて少し歩きにくかったです。道そのものも少し斜めになっていたこともあります。樹林帯の中の道ですがやがて少し開けてきます。ただし、霧が充満していてあまりすっきりとした展望はありませんでした。それでも、日が昇るにつれて少しは霧が晴れて行っているようでした。

 さらに歩いて行くとシャクナゲがちらほら見えてきます。既にピークは過ぎているようでしたが、鮮やかなピンクの花は十分目を楽しませてくれました。やがてリンの峰が見えてきてその手前を巻いて進んで行きます。
 
 
【山の神土看板】 
  
【少し開けた場所で】 

【霧のかかった稜線】   

【シャクナゲ】   

【シャクナゲ2】  

【リンの峰の手前を巻く】  
 徐々に登りになって、岩が少しごつごつしたような道を登って行くと西仙波です。看板等はありませんが、この一番高いところが西仙波なのでしょう。ここから、東に方向転換して一旦下って登り返すと今度は東仙波に到着です。木々に囲まれて展望はありませんが、ここには三角点があります。

 再び下って登ってという繰り返しになります。この付近は、樹木のないところも多くてなかなか視界が開けているのですが、雲が多く、周囲の山々には霧がかかっていたので、行きではあまり展望は得られませんでした。

【西仙波へ】 
 
【東仙波へ(三角点有)】 

【再び登り返し】  

【東仙波を振り返って】  
 
【中央右奥に和名倉山】 

【樹林帯へ】   
 この付近の小高いところでは、正面右奥に和名倉山を見ることができました。現在歩いている稜線と標高があまり変わらないうえになだらかな山容を持っているため、少し地味に見えます。

 やがて、完全に樹林帯に入って行きます。基本的に踏み跡はしっかりしていますが、方向が変わるところや脇に入るようなところもあるので、テープも確認しながら進みます。川又分岐を過ぎたあたりで、右手にテープが見えました。二瀬分岐で右に曲がることばかり考えていたせいで、ここがその分岐だと思い曲がってしまいました。 

【川又分岐】  
 
【誤って水場へつながる道へ】 

【二瀬分岐 右に曲がる】  
 
【樹林帯を歩く】 
 テープと薄い踏み跡が続くのですが、左手が斜面で高くなっているので稜線を歩いている気がしませんでした。やがて、沢があり巻くように歩いて行くとほとんど踏み跡がなくなります。これは、おかしいと思って戻りました。後で調べたところでは、どうも水場への道で、巻いた沢が水場だったようです。

 曲がったところまで戻って、北に登って行くと二瀬分岐の看板がありました。この看板があるまで曲がってはいけませんね。分岐を右に曲がって進んで行きます。
 
【青々とした森の中】  

【千代蔵ノ休場】   
 
【木々に囲まれた山頂】  
 樹林帯の道を歩いていると一旦開けますが、ここは千代蔵ノ休場と呼ばれる場所のようです。再び樹林帯に入って、歩いて行きます。このあたりは踏み跡が少し薄いのですが、テープがしっかりついています。これをたどって行くと、一番樹林帯の密度が濃さそうな場所に和名倉山山頂がありました。

 視界がないことに加えて、山頂の看板がなければ気づかなさそうなほどなだらかな場所にありました。ただし、山頂の看板がいくつもありますし、三角点もきちんとあります。特に見るものもないので、写真だけ撮ったら下り始めます。
 
【三角点】 
 
【山頂の看板】 

【歩いてきた稜線を戻る】  
 二瀬分岐まで慎重に戻った後、樹林帯の道を再び歩いて行きます。アップダウンはありますが、あまり急登はないので思った程はきつくはありませんでした。

 すっきりとはいえないまでも、行きでは雲や霧に覆われていた山々の一部を見ることができました。展望がクリアであれば、雲取山付近から雁坂峠あたりまでの稜線を見ることができそうです。山の神土まで戻って、稜線から下って行きます。
 
【東仙波からの山の神土への稜線 奥には唐松尾山】 

【霧も晴れた樹林帯の道】 
 
【登山口へ】
 行きでは霧でもやっとした感じでしたが、霧も晴れて青々とした樹林帯が広がっていました。そのまま順調に下って、お昼前には駐車場まで戻ってくることができました。

 あまり展望もなく厳しい山というイメージが先行していた和名倉山でしたが、現在はルートも整備されており、展望もなかなかの素晴らしい山だったと思います。もう少し早い時期に行けば、シャクナゲも満開だったことでしょう。
 


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