ざおうさん | |
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登山日: 2010年10月22日(金) | 標高:1841m(熊野岳) |
標高差 : 登山口から − m |
10月22日(金) | 登山口 8:15 → 熊野岳 8:45(〜55) → 登山口 9:20 |
本日は蔵王山と月山に登ります。先々週の東北遠征のリベンジということで、晴れそうであり、冬が来る直前のこの週末を狙うことにしました。昨年のシルバーウイークもこの2山を登ろうとして結局雨で断念した経緯がありますので、3度目の正直を期してということになるでしょうか。 蔵王山の最高峰熊野岳への最短ルートとなる蔵王ハイラインの駐車場を目指します。実はここは、登山を始める前である1年半前に旅行で来て刈田岳までは登っています。なお、この時期は夜間通行止のため時間を調整しながら現地に向かいました。11月上旬には完全に通行止めになります。ただし、宮城県側も山形県側もスキー場のある場所までは入れるようです。 |
![]() 【夜間通行止】 |
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![]() 【蔵王ハイライン駐車場】 |
通行止め地点には午前7時半頃到着しました。少し早かったのですがだいたい予定通りでしょう。この手前に駐車場がありますのでそこで時間を潰します。他にも数台の車が通行止め解除を待っているようでした。天気は完全に曇りで少し霧雨があるような状態でした。前日の天気が悪かったのは承知していましたが、ここまで雲が残っていたのは誤算でした。これだけ雲がかかっているとすぐには晴れないでしょうから、晴れるのは待たずにそのまま登ることにしました。 通行止め解除後、蔵王ハイラインの入り口を通って終点を目指します。ハイラインの通行料金は520円になっています。ハイラインに入らなくても短時間で登れる場所はありますので、時間が多少でもあるなら登山者はハイラインに入る必要はないでしょう。 |
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![]() 【レストハウス】 |
![]() 【熊野岳(左)と刈田岳(右)分岐】 |
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![]() 【リフト乗場分岐 熊野岳は正面へ】 |
今回の場合には、ガスの中で歩いても意味がないと思ったので、短時間での山頂ピストンにすることにしました。もちろん、久々のはしご登山になりますので、月山に登る時間を稼ぐためという割り切りもありました。 駐車場は、観光客も大勢来る場所ですので、第5くらいまで駐車場があるようです。通行止め解除後すぐでしたので第1駐車場に止めることができましたが、ガスでほとんど見えていませんね。準備ができたら出発です。 ガスっていても刈田岳までは登ったことがあってきちんと覚えていましたので、レストハウスの奥から迷うことなく進んで行きます。 |
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![]() 【分岐看板】 |
![]() 【道中の木柱】 |
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![]() 【馬の背分岐】 |
レストハウスの奥の道を進んで行くと、刈田岳と熊野岳の分岐があります。刈田岳まではすぐに登ることができますが、このガスでは展望がありませんし、一度登ったことがあるわけですから今回はパスして熊野岳に向かいます。 きちんと整備された歩道を歩いていると、今度はリフト乗場やお釜方面への分岐になりますので、そのまままっすぐ熊野岳方面に歩いて行きます。歩道はなくなりますが、道筋はわかりますし、何より木柱が目印になってずっと連なっているので、特に問題なく進んで行きます。このあたりはずっとなだらかな道になります。 やがて馬の背分岐がありますので、熊野岳・熊野神社方面に向かいます。もう一方の道でも少し遠回りする程度のようですが。 |
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![]() 【山頂の様子】 |
![]() 【熊野岳山頂】 |
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![]() 【熊野神社】 |
分岐からは、少し上りに入ったかなという道になりますが、基本的にはなだらかな道が続きます。結局30分程で熊野岳山頂に到着です。当然このガスの中ですので展望は全くありません。 山頂には、山頂を示す看板の他、斉藤茂吉歌碑や熊野神社、そして神社のすぐ前には避難小屋もあります。これらを一通り見た後下山を開始します。帰りも30分弱程で駐車場まで戻ることができました。次々とやってくる観光客を横目に月山に向かったのでした。 周囲の山はともかく、青々としたお釜だけでも見たかったのですが、旅行のときに引き続いて今回も見ることができませんでした。気軽に来ることができる場所ですので、機会があればまた見に来たいですね。 |
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![]() 【神社前避難小屋】 |
![]() 【レストハウス裏口へ】 |
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