なんたいさん | |
![]() |
|
登山日: 2010年11月6日(土) | 標高:2485m(男体山) |
標高差 : 志津乗越から約700m |
11月6日(土) | 志津乗越 6:20 → 五合目 7:05 → 男体山 8:05(〜35) | ||||
→ | 五合目 9:20 → 志津乗越 9:55 |
本日は男体山に登ります。11月最初の週末は、昨年雪の中を歩いた経験から、雪がほぼないかあってもそれほどではなさそうな山に登ることにしました。もちろん、直前に寒波が来ればまた別でしょうが、北関東の天候は荒れていないようでしたのでそのまま男体山に向かいました。 登山口は、標高差はあるものの、南面で中禅寺湖を眺めながら登ることができるうえに、日当たりが良くてあまり凍結していなさそうな二荒山神社からのルートをとりたいところでしたが、このルートは10月まででしたので、裏口ともいうべき北側の志津乗越から登ることにします。こちらはこちらで短時間で登ることができるというメリットがあります。 |
![]() 【志津乗越駐車場】 |
|
![]() 【男体山への道】 |
東北自動車道から日光方面に有料道路が伸びていますので、アクセスはいいです。志津乗越へは、国道120号線で男体山の麓をぐるっと回るように走り、途中で裏男体林道に入ります。林道へつながる道が少し未舗装になっていますが、林道そのものは舗装されており走りやすくなっています。この林道の終点が志津乗越です。志津乗越そのものはあまりスペースがなさそうでしたので、混み合っている時は手前に向かって路肩に駐車することになると思います。実際、帰りには結構手前まで車がとまっていました。登山適期には、かなり手前まで戻らないと駐車できないかもしれませんね。 志津乗越へは無事明け方に到着です。気温は−4℃でかなり寒かったです。 |
|
![]() 【男体山を眺める(山頂は奥で見えない)】 |
![]() 【登山道へ】 |
|
![]() 【二荒山神社志津宮】 |
準備ができたらすぐに出発と言いたいところでしたが、長時間歩くわけではないので、夜が明けてからゆっくり出発することにしました。かなり寒くなってきて夜が明ける前に出発するのが億劫になっているのかなという気もしますが、夜が明けてから出発するのが本来ですね。 志津乗越からは、まず男体山方面に伸びる林道を歩いて行きます。やがて、分岐の看板がありますのでそこから登山道に入って行きます。登山道といっても、比較的歩きやすい土の道が続きます。 |
|
![]() 【避難小屋】 |
![]() 【水たまりは凍結】 |
|
![]() 【一合目】 |
||
![]() 【二合目を過ぎたあたりのザレた道】 |
歩いて間もなく二荒山神社志津宮に到着です。ここにはすぐそばに避難小屋もあります。避難小屋といってもなかなか立派な小屋でした。小屋の張り紙には道中危険箇所があるので、できるだけこちら側からの入山を控えるようにとありました。 避難小屋から進んで行くと一合目を記した看板がありました。これは、山頂直前の九合目まであって、現在地を測るいい目安になりました。この看板のおかげでリズムよく歩いて行けたのではないかと思います。 |
|
![]() 【樹林帯の道】 |
![]() 【霜柱も多く】 |
|
![]() 【五合目】 |
途中二合目を過ぎたあたりでは砂利っぽい道を歩きますが、その他は樹林帯の道を歩いて行きます。やはりかなり寒いせいか霜で白くなっている道が印象的でした。順調に登って行き五合目に到着です。 五合目を過ぎると少し開けた場所に出て、山頂へつながる稜線手前のピークや、切れ落ちた北西側には立派な女峰山が見えてきます。この位置からですと、女峰山手前の大真名子山の存在感の方が大きいです。このあたりからはザレた道の急登が続きます。途中トラバース気味の道で気を付けた方がいいかなという場所もありました。 |
|
![]() 【稜線の起点となるピーク】 |
||
![]() 【左が大真名子山 奥に帝釈山と女峰山】 |
||
![]() 【トラバースする道】 |
急登が終わると徐々に視界が開けてきて、なだらかな稜線に入ってきます。このあたりに九合目の看板があります。ここまでも決して長い道のりではありませんが、もう一息がんばろうという気分になりますね。 なだらかな稜線を歩いていると山頂に到着です。剣らしきものがささっているのが山頂のようで、すぐそばに三角点があります。建物関係は表側からのルートにあるようでしたので、そのまま表側ルートの終点付近に向かいます。 |
|
![]() 【九合目】 |
||
![]() 【山頂の様子】 |
![]() 【三角点】 |
|
![]() 【山頂の剣】 |
||
![]() 【表側ルートから見た鳥居と山頂の剣】 |
||
![]() 【表側ルート終点】 |
||
![]() 【中禅寺湖】 |
||
![]() 【皇海山】 |
||
![]() 【日光白根山】 |
||
![]() 【霜の降りた稜線歩き】 |
裏側ルートからですといきなり山頂ですが、表側からの場合にはまず鳥居と社殿がお出迎えしてくれるようですね。こちらの方が山頂に着いたという達成感がありそうです。 山頂からは中禅寺湖、皇海山、日光白根山などがよく見えました。中禅寺湖はもう少し表側ルートを下ったあたりの方がよく見えそうです。また、北側には登ってきた時にも見えていた太郎山や女峰山なども見えています。ただし、こちらは稜線手前あたりからの方がすっきりと見えます。 |
|
![]() 【稜線の道と太郎山】 |
||
![]() 【日光白根山全景】 |
||
![]() 【左の大真名山と女峰山】 |
||
![]() 【太郎山】 |
||
![]() 【満車の志津乗越】 |
山頂でしばし展望を楽しんだ後は下山開始です。稜線手前付近から女峰山と太郎山を眺めつつ下って行きます。結局、凍結や雪を心配していたのですが、この日は全くありませんでした。むしろ登山日和と言わんばかりに続々と登ってくる人とすれ違いました。 順調に下って行って戻った志津乗越は車で一杯でした。この時期になると、1週間違うだけで随分変わってくるのでしょうが、この日に限ってはまだまだ雪とは無縁の登山日和となったのでした。 |
|