たにがわだけ | |
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登山日: 2010年11月20日(土) | 標高:1977m(オキの耳) 1963m(トマの耳) |
累積標高差 : − m(天神平から約660m) |
11月20日(土) | 天神平 9:05 → 避難小屋 9:45 → トマの耳 10:50 | ||||
→ | オキの耳11:05(〜40) → トマの耳 11:50 | ||||
→ | 避難小屋 12:40 → 天神平 13:15 |
本日は谷川岳に登ります。今週は仕事で忙しなく金曜日も遅くなりそうでしたので、ロープウェイで手軽に登れる谷川岳に登ることにしました。実際、金曜の夜は0時頃の帰宅となり、準備をしたらすぐに出発したのでした。仮眠をとりつつ現地へ向かい、8時前には土合口駅に到着することができました。 土合口駅には周辺に結構な台数をとめることができる駐車場がありましたが、この時期は紅葉も終わって中途半端な時期であったせいか観光客もこの時間にはまだほとんど来ていないようでした。そのため、屋内駐車場にすんなりとめることができました。駐車場代は500円でしたが、屋外はどうなのかはちょっとわかりませんでした。 |
![]() 【屋内駐車場】 |
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![]() 【土合口駅】 |
準備ができたら駅で往復券を買ってロープウェイに乗り込みます。人のいない長い廊下を歩いて行きます。紅葉の時期などは、この長い廊下に行列ができていたのでしょう。 長い廊下を歩くと土合口駅の表示があり、ちょうどきていたロープウェイに乗り込みます。ロープウェイからの眺めはなかなかでしたが、ガラスに光が反射してうまく写真は撮れませんでした。そうこうしているうちに天神平駅に到着です。実は、駅からすぐに外に出られたのですが、それに気づかずに売店や食堂のある施設の方につながる廊下を歩いて行ってしまいました。 |
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![]() 【ロープウェイ】 |
![]() 【天神平駅へ】 |
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![]() 【ビューテラスてんじん】 |
天神平駅から出ると、リフトがあってそれに乗ると天神峠に上がることができるようです。なかなかの絶景が広がっているようでしたが、そのまま谷川岳に向かうことにします。リフト乗場の脇から登山道になります。なお、登山道に入る手前はちょっとした展望所になっていて、案内図がある他、行く先の谷川岳や朝日岳を眺めることができます。11月下旬といった時期でしたが、まだあまり雪はないようです。 登山道は、日の当たっているところはほとんど雪がありませんでしたが、日陰になっている場所には雪がありました。表面に少し積もっている程度ですが。 |
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![]() 【天神峠へのリフト乗場】 |
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![]() 【行く先に聳える谷川岳】 |
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![]() 【朝日岳】 |
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![]() 【山腹を右に巻いて進んで行く登山道】 |
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![]() 【日陰には歩き始めから雪が】 |
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![]() 【田尻尾根分岐】 |
しばらくはなだらかな道を歩いて行きます。木道も多いため慎重に歩いて行きます。木道のある場所はなだらかなこともあって思った程は滑りませんでした。 やがて田尻尾根分岐を経てさらに進んで行きます。このあたりは、樹々の間から立派な谷川岳を望むことができます。きちんと双耳峰が見えるのはこの付近までで、この先は手前のトマの耳しか見えなくなってきます。1箇所トラバース気味のところを慎重に通って、しばらく歩いて行くと避難小屋に到着です。 |
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![]() 【谷川岳の双耳峰】 |
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![]() 【トラバース気味に進む道 雪が多くなければ問題ないと思います】 |
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![]() 【避難小屋】 |
避難小屋手前から樹林帯を抜けて日当たりのいい道に出ます。このあたりからは、雪がすっかりなくなっていました。ほぼ平坦な道を歩いて行くとやがて岩場になります。それほどの急斜面ではありませんが、岩場がしばらく続きます。この日はすっかり雪が溶けていたので問題なかったのですが、中途半端に雪があると歩きにくそうな場所です。 この付近からは、ずっと左手に川棚ノ頭と呼ばれる山が見えています。これがなかなか立派な山容を持っていて、何度も写真を撮ってしまいました。 |
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![]() 【平坦な道】 |
![]() 【岩場が続く】 |
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![]() 【立派な山容を持った川棚ノ頭】 |
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![]() 【トマの耳への稜線】 |
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![]() 【天狗の留まり場】 |
やがて、天狗の留まり場と呼ばれる場所が出てきます。岩場をある程度上がりきると、今度は木の階段が続きます。標高が高くなってきたこともあるかもしれませんが、このあたりには若干雪が残っていました。 ここを登りきると肩の小屋があります。ここは、万太郎山や仙ノ倉山方面への縦走ルートの分岐になっているようです。そのままトマの耳への道を登って行きます。このあたりからはようやく雪道といった感じでしょうか。それでも足が埋まるほどは積もっていませんでした。 |
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![]() 【木の階段が続く】 |
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![]() 【山頂部も間近】 |
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![]() 【肩の小屋】 |
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![]() 【谷川連峰の山並み】 |
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![]() 【トマの耳への道】 |
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![]() 【トマの耳へ】 |
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![]() 【トマの耳】 |
雪を踏みしめながら歩いて行くとやがてトマの耳に到着です。ここからの展望も見事ではありますが、最高点であるオキの耳までそれほどの距離はありませんので、オキの耳や一ノ倉岳の写真を撮ったらオキの耳に向かいます。 このあたりからはそこそこの雪が積もっているうえに、部分的には固く滑る場所もあったのでアイゼンを付けても良かったのですが、短い距離でしたのでそのまま慎重に歩きました。結局見た範囲ではアイゼンをつけている人はいませんでした。 |
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![]() 【左に一ノ倉岳と右にオキの耳】 |
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![]() 【オキの耳への雪道】 |
1箇所凍っている場所などもあったのですが、崖沿いの危険な道などはありませんでしたので問題なく進んで行くことができました。トマの耳から10分ちょっと歩くとオキの耳に到着です。こちらもさすがの大展望です。ただし、この日は結構ガスが出ていたので、遠方の山がくっきりと見えなかったのが残念でした。それでも、これほどの青空の下周囲の山を一通り見ることができたのは本当に良かったです。 山頂でのんびりした後は下山開始です。トマの耳までは慎重に歩いて登り返します。 |
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![]() 【トマの耳を振り返って】 |
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![]() 【オキの耳と奥は巻機山】 |
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![]() 【オキの耳からトマの耳】 |
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![]() 【谷川連峰】 |
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![]() 【武尊山】 |
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![]() 【燧ケ岳と至仏山】 |
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![]() 【平ヶ岳】 |
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![]() 【中央に白毛門と左に朝日岳】 |
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![]() 【左に巻機山と右に朝日岳 間の中央奥には越後駒ケ岳と中ノ岳】 |
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![]() 【巻機山】 |
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![]() 【肩の小屋への下り】 |
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![]() 【天神平までの稜線】 |
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![]() 【日陰の雪道】 |
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![]() 【再び谷川岳】 |
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![]() 【天神平へ】 |
トマの耳からは気持ち良く続く稜線を眺めながら下って行きました。やはり雪はさらに溶けていたようで、日当たりのいい場所はすっかり雪がなくなっていました。 避難小屋を過ぎて再び日陰の雪道を歩いて、最後谷川岳の雄姿を見届けた後天神平に到着です。思った以上に早く戻ってきてしまった感がありましたが、ロープウェイで下った後一ノ倉沢を眺めて谷川岳を後にしたのでした。 ロープウェイで手軽に登ることができる谷川岳でしたが、見事な展望に恵まれてやはり人気の山であることを実感させられたのでした。 |
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![]() 【帰りに立ち寄った一ノ倉沢】 |
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