まきはたやま
 巻機山
登山日: 2010年11月21日(日)   標高:1967m(巻機山)
    累積標高差 : − m(登山口から約1240m)


 11月21日(日)    登山口 6:20 → 五合目 7:10 → 前巻機 9:10
   →  巻機山 9:45(〜10:05) → 前巻機 10:45(〜11:00)
   →  五合目 12:10 → 登山口 12:50

 


 本日は巻機山に登ります。前日の谷川岳に登った後、登山口となる桜坂駐車場に移動しました。駐車場まではきちんと舗装されていますので、すんなりとくることができました。

 前日の谷川岳は短時間で登ったので、それほど疲労が蓄積されたわけではないと思いますが、平日の疲れのせいか頭痛が起きてどうしようかという状態でした。しかし、夜6時前に現地入りできたために、たっぷりと睡眠時間がとれたせいか、朝起きた時には思ったよりもすっきりとしていました。ちなみに車中泊をしていたのは自分だけでした。

【桜坂駐車場】 

【登山口から間もなくの分岐】 
 巻機山は谷川岳から近いものの、豪雪地帯の山で積雪量がわからなかったので、今回は必ずしもピークに到達することにこだわりがあったわけではありませんでした。ただし、前日の谷川岳の積雪量がかなり少なく、土曜日にそれなりの人が歩いていてトレースはしっかりしているでしょうから、ある程度までは行けるだろうなという思いはありました。

 いくら寝ても眠かったので、結局夜がすっかり明けてから出発しました。桜坂駐車場の奥から入って歩いて行くとまもなく分岐がありますので、井戸尾根コースに向かいます。ちなみに駐車料金が500円と聞いていましたが、この日は徴収に来る人はいませんでした。さすがに徴収するのはピーク時だけでしょうかね。
 
【井戸尾根コースへ】

【林道歩き】 
  
【登山道へ】 
 少し林道を歩いて行くと再び案内板があって、ここから登山道へ入って行きます。登山道は、すっかり葉の落ちた樹林帯を歩いて行きます。葉の落ちた木々の眺めというのもまたいいかなと思いました。ただし、足元が落ち葉でわかりにくいので少し歩きにくかったです。下りでは、落ち葉の下の土で滑って転びそうになりました。

 樹林帯の道をしばらく登って行くと五合目に到着です。ここでは、右手が切れ落ちていて少し視界が開けています。さらに樹林帯の中を歩いて行きます。ブナ林はなかなかの壮観でしたね。また、このあたりからようやくちらほら雪が出てきます。
 
【葉のすっかり落ちた木々】 
   
【五合目】

【ブナ林】   
 五合目から30分程歩くと六合目に到着です。このあたりは日当たりが悪いせいかそこそこの雪がありました。ここは、展望所となっているだけあって、天狗岩と割引岳を眺めることができます。また、稜線の先には前巻機を見ることもできます。少し休憩した後に先に進みました。

 雪はずっと登山道を覆っているわけではなく、日の当たり具合によって雪があったりなかったりという感じでした。凍っている場所もあって、下りはアイゼンを使いたいなと思ったのですが、結構雪のない道も続いていて判断が難しいところでした。ただし、この日はぐんぐん気温が上がって、下りでは結構溶けて歩きやすくなっていたために、結果としてはその心配は不要でした。 
 
【六合目展望所】 
 
【割引岳】 

【七合目と前巻機】 
 やがて、樹林帯を抜けて展望が開けてくると七合目に到着です。ここからは前巻機がよく見えていました。このあたりになるとそれなりの標高にはなるのですが、日当たりのいい場所ではほとんど雪のないところもありました。特に木の階段の上はあまり雪がありませんでした。

 登って行くと八合目に到着です。実際はまだありますが、前巻機までもうすぐといった感じに見えます。振り返ってみるとなかなかの展望が広がっています。北アルプス北部、志賀高原の山々、苗場山、谷川連峰などを見渡すことができました。谷川連峰だけは、その後一部が雲に覆われてしまいましたが。

【雪があったりなかったりの道】 
  
【歩いてきた道を振り返って】
  
【八合目と前巻機山】
 
【振り返ると見事に広がっている展望】 
  
【雪の混じった木の階段】
 
【朝日岳につながる稜線と谷川岳から仙ノ倉山方面に続く山々】 
  
【巻機山山頂付近】
 
【左奥に前巻機山頂 中央奥は割引岳】 
 
【前巻機山頂 奥には北アルプスも】  
 
【巻機山避難小屋】 
 八合目からぐんぐん高度を上げて行くと、やがて前巻機手前の稜線に乗ります。ここにきてようやく巻機山と御対面です。なだらかな山容であり、近くに割引岳や牛ヶ岳などを抱えているために遠くからではなかなか同定できなかったのですが、やはり近くで見ると堂々とした山ですね。

 この稜線からはきちんと雪が積もっています。とはいえ、トレースを外さなければ足首程度でしょうか。やがて、前巻機山頂に到着です。この前巻機はニセ巻機山とも呼ばれるのですが、そちらの方の名前が山頂の看板になっていたのには驚きました。確かに、手前から見るとここが山頂のように思えます。 

【避難小屋からの登り】   

【避難小屋付近からの巻機山山頂】   

【雪道を歩く】 
 
【山頂看板付近の様子】 

【山頂看板】   
 ニセ巻機からは一旦雪道を下って行きます。ちょうど鞍部にあたるところに避難小屋があります。冬支度を終えているようで、表口は既に塞がれていました。

 ここからは再び登って行きます。登山道は雪に覆われてしまっていますが、はっきりとしたトレースがついていますので問題なく登っていけました。まだ、積雪量も多くなく比較的歩きやすかったです。最後の急登を登りきると、巻機山山頂の看板のある場所に到着です。看板はありますが、ここは最高点ではありません。最高点を目指してなだらかな斜面を登って行くことにします。

【最高点への道 藪っぽいところの上は結構埋まりました】  

【最高点の様子】  
 
【最高点にあったケルン】 
 山頂看板から先はあまり歩かれていないのか、トレースが2人分程度しかないうえに、場所によっては膝くらいまで埋まりました。それでも少し歩きにくいという程度で最高点に到達することができました。ケルンがあるだけで看板などはありません。この先には牛ヶ岳も見えましたが、トレースはここまででしたので、ここで展望を楽しむことにしました。

 青空のもとどこまでも広がって行く展望を楽しみました。ただし、場所が場所だけに風も強く写真を撮るだけにして戻ります。なお、越後三山は牛ヶ岳で見にくくなっているので、山頂看板に戻る途中、または山頂看板付近で撮りました。
 
【牛ヶ岳と奥に越後三山】 

【平ヶ岳】 
 
【燧ケ岳】 
 
【至仏山】 
 
【朝日岳へ続く稜線】  
 
【雲に覆われつつある谷川連峰 谷川岳は左端】  

【山頂看板への下り】  

【越後三山(八海山〜越後駒ケ岳〜中ノ岳)】  

【前巻機への登り返し】   
 山頂看板に戻った後、越後三山の景色を楽しんで下山開始です。結局、避難小屋に下った後前巻機に登り返して休憩としました。遮るものはありませんので、こちらの展望も巻機山に負けないくらい見事です。

 前巻機での展望を楽しみつつ休憩をしたら再び下山開始です。この日は暖かかったようで、下りは少し汗ばむほどでした。雪も溶けてきており、特に問題なく下ってくることができました。むしろ雪がなくなった後の落ち葉と滑りやすい土に苦戦したくらいです。
 
【再び巻機山】 

【下山中に見た割引岳】  

【前巻機を振り返る】  

【ブナ林】  
 
【井戸尾根分岐からの眺め】 
 
【登山口へ】
 登りではまだ薄暗かったのでぱっとしなかった景色も、下りでは青空の下でしたのでどれもが見事な景色でした。きっと、紅葉の時期は壮観だっただろうなと思わせるような景色でしたね。結局、思ったよりも早く13時前には下山することができました。

 今回は山頂まで到達できるかどうかという山行でしたが、結果としては好天に恵まれて積雪量もほどよい状態で最高の山行となりました。ただし、例年のこの時期では相当な積雪量でしょうし、この日に登ってきた人は、前日の谷川岳と違って、きちんとした冬山装備の人が多かったと思いますので、本当に結果が良かっただけだなとは思います。どの程度の山に登るかというのは、これから先もなかなか難しいところですね。
 


山行記へ戻る

ホームへ戻る