いしづちやま
 石鎚山
登山日: 2011年1月23日(日)   標高:1974m(弥山) 最高点は1982m(天狗岳)
    標高差 : 山頂駅から約670m


 1月23日(日)    山頂駅 8:40 → 成就神社 9:00(〜10) → 夜明峠 11:00
   弥山 11:40(〜12:30) → 夜明峠 13:05
   成就神社 14:20 → 山頂駅 14:30

 

 本日は石鎚山に登ります。当初は瓶ヶ森を検討していたのですが、大雪のためにかなり厳しい(大雪でなくても厳しいようです)ということで前日の笹ヶ峰で会った方のお勧めで石鎚山に登ることにしました。実は石鎚山はこの時期はかなり厳しいので難しいと思っていたのですが、むしろ他の山よりも大勢の登山者が入っており登山道も整備されているのでかえって歩きやすいようです。ただし、最高点となる天狗岳は最後まで悩んだ末に登りませんでした。

 コースはロープウェイ山頂駅からのピストンになります。前夜に駐車場に入って車中泊をしました。雪が多いとはいえ、標高400m程のこの駐車場までの道路上にはほとんど雪がありませんでした。この標高までで済ませられるというのは、冬山へのアクセスを考えるとかなり大きいです。

【ロープウェイ前駐車場】 
  
【山麓下谷駅(下山時)】
 このロープウェイ駅の反対側にある駐車場は、狭い売店の間を通って入るわけですが、駐車場そのものはかなり広いです。この時期はそんなにとめる人もいないだろうと思っていたのですが、スキー客や参拝者がかなり多かったようで、帰りには観光バス十数台がとまって満車になっていました。ちなみに登山者も結構多かったですが、さすがに数百人単位で訪れる参拝者の比ではなかったですね。

 駐車場から道路に出るとロープウェイ駅まで送ってくれるバスがとまっていました。せっかくなので利用しましたが、駅まではさしたる距離ではないので、登山者ならなおさらさっさと歩いて登った方が良かったかなと思いました。

【ロープウェイ(下山時)】  
 
【山頂成就駅】 

【山頂駅からの雪道】  
 ロープウェイは往復で1900円です。運行時間は当初9時からだと思っていたのですが、休日は8時から出ているようでした。20分おきに出ていて、結局8時20分発のロープウェイに乗って行きました。ここで、一気に標高を900m程稼いで、標高1300mの山頂成就駅に到着です。実はここで飲料を車に忘れるという大失態を犯してしまいました。ペットボトルの自販機があったので事無きを得ましたが、さすがに反省すべきでしょう。

 山頂駅からは圧雪された雪道を歩いて行きます。途中スキー場との分岐を過ぎ、右手に前神寺を見ながら緩やかな雪道を登って行きます。だいたい20分程歩くと成就神社になります。帰路はこの道を大勢の参拝客が往復していました。成就神社でお参りをするようですね。 

【登山道(左)とスキー場(右)分岐】 

【四国霊場64番 前神寺】

【成就神社への雪道】

【石鎚神社鳥居】 
 
【宿と売店】  
 鳥居が見えてきて成就神社に到着です。この前の宿屋の前でアイゼンを付けているグループがいましたので、自分もここでアイゼンを付けることにしました。結果としては少し早かったかなという気はします。ただ、それなりに踏み固められた雪道が続くので、付けておいて悪くはないと思います。

 奥にある神門をくぐると登山道になります。成就神社までは山頂駅から100m程標高を上がってきますが、成就神社からは再び100m程下って行きます。緩やかで歩きやすい道が続きます。雪は結構積もっていましたが、登山道はきちんと通してあってよく踏まれていたので、問題なく歩いて行くことができました。 

【成就神社】 
 
【神門】

【樹林帯の道】 

【石鎚山 遥拝の鳥居】 
 
【徐々に本格的な登りに】
 道中には遥拝の鳥居があり、登山をしない方はここでお参りをすることになります。さらに鳥居をくぐって進んで行くと八丁と呼ばれる鞍部に出ます。ここが標高1300mとほぼ山頂成就駅と同じくらいの標高のようです。ここからは、再び登って行くことになります。

 途中には、樹間から石鎚山が見えたり、振り返ると瓶ヶ森が見えたりしました。瓶ヶ森は、山頂成就駅からすぐのところからも見ることができます。やや狭くなった道を少し下って登り返して行くと、前社ヶ森売店に到着です。この時期はさすがに売店はやっていないようですが、休憩するにはいい場所です。

【樹間より石鎚山 左が弥山】 

【瓶ヶ森】 

【前社ヶ森売店】 
 実はこの売店で休憩する予定だったのですが、この手前で登山者が多く渋滞していたため、他のグループが休んでいる間に休憩なしでそのまま進むことにしました。 

 さらに登った後一旦緩やかに下って行きます。すると、徐々に樹林帯を抜けて展望が開けて、目の前にどんと石鎚山が現れました。実は道中で樹間から見られる程度だと思っていましたので、このように山全体が見られる場所があって驚きました。これだけ白いと圧巻です。ただし、白さだけですと弥山や天狗岳よりも1921m峰の方が真っ白になっていました。
 
【正面に弥山 その左に天狗岳 右の白い山は1921m峰】 
 
【弥山への道】 
 
【夜明峠】
 緩やかな道を下り終えると夜明峠に到着です。ここからは、弥山までひたすら登って行くことになります。しばらくは緩やかな登りが続いて行きますが、徐々に傾斜が急になってきます。少し登ったあたりから稜線を振り返ると、正面に見事な瓶ヶ森が見えていました。

 ここを登りきると小屋が見えて来ます。ここが二の鎖手前の小屋のようで、土小屋からのルートと合流します。さすがに鎖は雪に埋まってしまっているようです。鳥居から先は本当に通れるのかと思うような崖にしか見えませんでした。

【稜線を振り返る 正面に瓶ヶ森】

【弥山への道 徐々に傾斜が急に】  

【二の鎖手前の小屋 巻き道は右へ】  

【巻き道の階段】 
 
【二の鎖合流点】  

【トラバース道(下山時)】   
 巻き道を登って行くことになりますが、この巻き道のトラバース道は幅が狭いので慎重に進みました。道はそこそこ踏み固められた雪だったので歩きやすかったのですが、気象条件によってはアイスバーン状になっていることもあって、かなり注意を要する場所のようです。雪で埋まった階段もありますが、こちらは特に問題なく進んで行けました。

 やがて二の鎖との合流点があり、再び三の鎖の巻き道らしき道に入って行きます。こちらも、幅の狭い場所もあるうえに急登なので慎重に登って行きます。これを登りきると弥山山頂に到着です。
 
【天狗岳】 
 
【左に天狗岳 右に弥山】 

【山頂へ】  

【山頂看板】
 
【石鎚神社】 
 山頂からはパノラマの景色が広がっています。西方には真っ白な稜線が連なっていますし、東方には瓶ヶ森も良く見えます。天気が良ければ剣山の方まで見えるようですが、というより先日剣山に登った時には石鎚山が見えたわけですが、さすがにそこまではすっきりした天気ではなかったようです。そして、目の前には天狗岳が聳え立っています。

 実は、登る途中も山頂に着いた後もずっと天狗岳に登るかどうか迷っていました。無雪期なら間違いなく登ったのでしょうが、積雪期でしたので迷ったのです。特に雪がアイスバーン状になっておらず、比較的歩きやすそうだったのが余計に未練を感じさせたのかなと思います。

【西ノ冠岳から二ノ森方面に続く稜線】    

【左の瓶ヶ森と右の天狗岳】 

【聳え立つ天狗岳】 

【正面に瓶ヶ森 その左奥に笹ヶ峰 右に伊予富士】    
 
【神門に到着】  
 考えている間に団体がきて、ザイルで確保しながら天狗岳に向かって行きました。下り方を見て後を追っていこうかなとも思ったのですが、1人あたり1区間にかける時間があまりに長かったので、どのくらい時間がかかるかわらないと思い結局諦めることにしました。

 時間には余裕がありましたので、山頂でのんびりしたら下山開始です。巻き道ではあまりすれ違いたくないなと思っていましたが、だいたいの人は既に登ってしまっていたようで数人とすれ違うだけで済みました。その後は着々と下って行き、成就神社以降は大勢の参拝客の間を縫って下って行きました。
 登る前から悩んでいた天狗岳への登頂は結局最後まで悩んだまま下ってくることになりました。下っている時は登っておけば良かったとも思ったのですが、今思えば距離こそ短いとはいえ夏山でも
難所となる場所ですから、今の自分のレベルでは避けておいて正解だったのではと思います。とはいえ、立入禁止ではない最高点ですので、いつか機会があれば登りたいなと思いました。


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