ありあけやま
 有明山
登山日: 2011年10月1日(土)   標高:2268m(有明山)
    標高差 : 第二駐車場から約900m


 10月1日(土)    第二駐車場 6:10 → 道誤り 8:40 → 北岳 9:10
   中岳 9:25(〜50) → 北岳 10:00
   三段の滝 12:00(〜10) → 第二駐車場 12:20

 

 本日は有明山に登ります。当初より有明山に登る予定ではいたのですが、登山口となる中房温泉は燕岳への登山口でもありますので、天気を見てかなり良さそうだったら燕岳にしようかなという考えもありました。この週末は事前には雨の予報だったのが徐々に良くなって行ったのですが、それでも土曜日の天気が良くなるまでには至りませんでした。ただし結果論ですが、アルプスの山の一定以上の高度ではとても天気が良かったようです。有明山はその雲海の下だったために、最後まで雨に降られたままの登山になってしまいました。

 有明山には有明荘から登るルートと中房温泉第二駐車場から登るルートがあります。といっても、これは行ってから知ったことで、第二駐車場の奥に登山口があるのではと思って行ってみたらあったのでした。

【第二駐車場】 
  
【有明山登山口(表示は滝入口)】
 夏山から秋山への端境期であることと、当初雨の予報だったせいか燕岳の登山者は少なめだったようで、早朝に入りましたが無事駐車場にとめることができました。混雑期ですと、前夜くらいから入っていないと駐車できないようです。それでも、夜明けまでには完全に埋まってしまいました。

 燕岳へ向かう人が一通り出発したらスタートです。駐車場奥から入って行きます。この登山口には特に有明山登山口との表示はなく、2つある滝の入口であることが記されています。このうち、たる沢の滝は歩き始めて間もなく現れます。特別大きな滝というわけではありませんが、なかなか風情のある滝だと思います。この滝を横目に登って行きます。

【たる沢の滝】 

【三段の滝(左)分岐 有明山は右へ】 
 登山道は脇の草が突き出ている箇所もありましたが、概ねよく整備されていて歩きやすい道が続いていました。しばらく登って行くと三段の滝分岐に出ます。小雨がぱらつくような天気でしたし、滝までどの程度の距離があるのかわからなかったので、下山時に余裕があったら寄ることにしてそのまま登ることにします。

 さらに登って行くと有明荘分岐があって、有明荘まで15分の表示があります。恐らく第二駐車場からのルートとあまり変わらないのでしょう。ここまでもそれなりに登ってきましたが、この後もひたすら標高を稼いで行きます。
 

【有明荘方面分岐】 

【木の梯子】 

【樹林帯歩き 木の根の道を歩く】 
 登山道は比較的整備はされていると思うのですが、木の根が露出している箇所が多く、下りでは大いに苦労することになります。乾いていればそれほど気を付けることもないと思いますが、やはり雨の時の木の根はよく滑ります。ただし、登りではそれほど影響はありませんでした。

 基本的に樹林帯の中を歩いて行くのですが、ところどころで岩場のような場所もあって、トラバースする箇所や岩をよじ登って下る箇所などもありました。トラバース箇所はガイドでは危険マークがついていて、確かに慎重を要するように見えますが、よく見るとその下の道も歩くことができますのでそれほど問題はないと思います。

【岩場のトラバース(中央)ですが下(右下)も歩けます】

【一旦下って木の梯子(中央下)を登る】

【誤って入った道 やや踏み跡が薄いか】 
 樹林帯の山だと思っていると、意外と険しい箇所もあるというのが今回登っていた時のイメージでした。

 しばらく登って行くと稜線に突き当たるのですが、そこで誤って有明山と反対側にあるピークの方に向かって歩いてしまいました。踏み跡がそれなりについている上に、登りになっていたのでしばらく登ってしまったのでした。踏み跡が薄いなと思ってよく地図を見ると、あさっての方向に向かっていることに気付きました。実はこの向かっていたピークの標高は2283mあり有明山よりも高かったりします。急いで戻って有明山に向かいます。ぼおっと踏み跡をたどっていたのでこんな誤りを犯してしまいましたが、テープはべたべたについているので、普通に歩いていれば間違えないでしょう。

【有明山北岳山頂の様子】

【避雷針代わりにもなるという鳥居】 
 戻って再び有明山に向かって歩いているとやがて有明山北岳山頂に到着です。こじんまりとした山頂に立派な鳥居が目立っています。近くの立て看板を見ると、避雷針代わりになっているので、雷時には要注意と書いてありました。

 ここで休憩しても良かったのですが、中岳まで行く予定でしたので、そのまま中岳に向かうことにします。ここで初めて登山者とすれ違いました。その後も1人とすれ違っただけで、自分が会った範囲では3人しか登っていなかったことになります。本当に燕岳と対照的な山だなと思いました。

【山頂の祠】

【祠の後ろに中岳への道】

【岩場を越えて進む】
 中岳へは祠の後ろにある道を通って行きます。少しわかりにくいですが、他に道がないのでこの道しかないことに気付きました。岩場混じりの歩きにくい道で、ガスっていたせいもありあまり展望のない中を進んで行きます。20分弱も歩くと中岳山頂に到着です。こちらにも祠がありました。

 山頂奥の岩場に腰かけて休憩を取ります。このあたりでは雨は止んでおり、所々に青空が見られる状態でした。時々ガスが薄くなると大天井岳付近の稜線が見える状態でしたが、すっきりとは見ることができませんでした。アルプスの方には雲がかかっていないようで、ちょうど有明山山頂付近は雲海の境目だったのかもしれません。
 
【中岳山頂の様子】

【山頂奥の岩場で休憩】

【僅かに見えた大天井岳付近の稜線】
 
【紅葉】

【歩きやすい登山道に見えるが・・・】
 展望もあまりありませんでしたので、少し休憩をしたら下山開始です。山頂では比較的良かった空模様も、再び小雨のぱらつく状態に戻りました。ここからが思っていたより大変で、とにかく木の根が滑って時々バランスを崩すような有様でした。正直岩場の方が余程歩きやすかったです。

 木の根が露出している箇所はいいのですが、登山道上に少しだけ見えているところに足をかけてしまうと滑ってしまうのが大変で、歩きやすそうな道で何度か足を取られてしまうような状態でした。後半はさすがに慣れてはきたものの、慎重な下りに終始することになりました。

【三段の滝(右)へ】 

【樹木の間より三段の滝】

【急登を九十九折れに下る】
 登っていた時と状況は変わっていませんでしたが、三段の滝に寄ることにしました。こちらの方がダイナミックではありますが、樹木がかかっていてやや見にくいかもしれません。

 滝を見た後は、やや急な道を下って登山口に到着です。ほとんどの方が燕岳に登っているわけですから、この時間に下山する人などほとんどいるわけもなく、満車ではありましたが静かな駐車場になっていました。

 今回は標高差の割にはハードな山登りになったのではないかと思います。ガスっていなければそれなりの展望が得られたと思いますので、その点では少し残念でした。
 


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