あいづこまがたけ
 会津駒ケ岳
登山日: 2011年10月10日(月)   標高:2133m(会津駒ケ岳) 2060m(中門岳)
    標高差 : 野球場駐車場から約1220m


 10月10日(月)    野球場駐車場 4:30 → 登山口 5:10 → 駒の小屋 7:25
   会津駒ケ岳 7:40(〜8:05) → 中門岳・木道終点 8:45
   駒の小屋 9:30 → 登山口 11:05 → 野球場駐車場 11:25

 

 本日は会津駒ケ岳に登ります。この前の3日間で日光白根山や尾瀬の山々に登り、この日は帰路に当てる予定でしたが、いずれの山でも展望に恵まれず、この日は晴れそうであったことから、4度目の正直を目指して会津駒ケ岳に登ることにしました。

 国道352号線から少し上ったところにある登山口付近までは車で入れるのですが、豪雨の影響で土砂崩れがあり、その工事のため道路が通行止めになっていました。ただし、この3連休中は解除されているとありました。実は、この解除というのは車も含めて入れますよということなのですが、徒歩による入山がこの期間だけ可能になると勘違いして、少し離れた場所にある野球場の駐車場を利用したのでした。

【野球場と駐車場(下山時)】 
  
【登山口へ 左手前に公衆トイレ(下山時)】
 実際は、この解除期間以外に登りたい方は野球場の駐車場にとめて徒歩でなら登ることができるということでした。この登山口までの道程を含めると結構なコースタイムになることから夜明け前から出発したのですが、途中で車に追い抜かれてそのことに気が付きました。

 ちなみにこの国道から少し入ったところには公衆トイレがあります。登山口付近にはなさそうでしたので、ここで利用して行くといいでしょう。

 とにかく暗い中を舗装された林道を歩いて行きました。なお、ショートカットする登山道があって帰路は利用したのですが、登りでは気付かずにそのまま舗装された道を歩き続けました。

【林道歩き(下山時)】 
 
【登山口から下に続く駐車スペース(下山時)】

【登山口(下山時)】

【歩きやすい土の道が続く】 
 しばらく登って行くと駐車スペースがあって、さらに登って行くと登山口があります。正直登山道を余分に歩くのはいいのですが、舗装された道は余り歩きたくないものです。さすがに3連休の百名山だけあって、駐車スペースには結構な台数の車がとまっていました。まだまだ暗い時間帯ですが、次々に登って行く登山者が見えました。

 自分も登山口で準備をしたらヘッドライトを付けて出発です。少し登れば夜が明けてくるくらいの時間帯になります。最初はやや急な道がありますが、その後は比較的斜度の緩やかな道が続きます。いずれにしても、土の道で歩きやすかったです。

【雲もあるが青空も見えて来た空】 
 
【水場(左)分岐と休憩スペース(下山時)】

【距離を示す看板(写真は水場のもの)】 
 結果としては最後までこのような歩きやすい道が続いています。このことは登っている間には知る由もありませんでしたが、登り切った時には本当に驚きました。

 登山道を登っていると、夜が明けてくると同時に青空も少し見えてきました。雲はそれなりに出ていそうでしたが、山頂の展望に期待しつつ登ります。なお、道中には距離を示す看板が一定の距離ごとにあるので、自分の位置の目安になって便利です。

 1時間程登って行くと水場への分岐があると同時に休憩スペースがありました。駒の小屋までの中間点付近にあたるので、休憩するにはいい場所でしょう。

【休憩所からの会津駒ケ岳(左)と大戸沢岳(右)】 

【木道歩き】 
 水場分岐からも再び歩きやすい樹林帯の道が続きます。逆に言えば、展望のない単調な道が続くとも言えるのかもしれません。確かに、変化のない道が続くというのは逆に歩きにくい面もあるかもしれませんが、個人的には土の緩やかな道が好きですので、快適に歩くことができました。それでも登りがひたすら続きますので、徐々に疲れて来ました。

 そして、視界が開けて来ると同時に木道歩きとなります。すると、展望所にもなっている休憩所があってようやくどっしりとした会津駒ケ岳と御対面です。すっきりと太陽の出ている状態ではありませんでしたが、見事な眺めでした。 

【駒の小屋直下の草紅葉の登り】

【左奥に駒の小屋 右奥に会津駒ケ岳】

【駒の小屋】
 さらに歩いて行くと見事な草紅葉の斜面が見えて来ると同時に、正面に駒の小屋が見えてきます。夏の青々とした斜面の奥に見える駒の小屋の写真を見てからこの眺めを楽しみにしていたのですが、草紅葉の斜面とその奥にある駒の小屋の眺めも本当に素晴らしかったです。

 この斜面を登ると駒の小屋になります。ここには素泊まりで泊まることも可能で、自分が到着した時間は、会津駒ケ岳や中門岳を往復して戻って来たと思われる宿泊者の方達が結構いました。
 
【池と会津駒ケ岳】

【会津駒ケ岳へ向けての木道歩き】 

【日光から尾瀬方面の山々の眺め】 

【巻き道(左)と山頂(右)分岐】
 空は雲が多く、太陽も雲に見え隠れするような状態ではありましたが、雲の位置が高いため遠望は効くような状態でした。駒の小屋直下の休憩所で、池に映った会津駒ケ岳の写真を撮ったらそのまま会津駒ケ岳山頂を目指します。

 池に映った会津駒ケ岳も見事でしたし、草紅葉の奥に見える会津駒ケ岳も本当に素晴らしかったです。登る途中下って来た登山者の方から富士山も見えると聞いて耳を疑ったのですが、むしろその眺めを楽しみにしつつ山頂へ向かって行きます。

 やや急登になった道を登って行くと巻き道と山頂との分岐がありますので、そのまま山頂に向かって登って行きます。木の階段などもよく整備されていました。 

【整備された木の階段】 
 
【会津駒ケ岳山頂】

【立派な山頂碑】 
 階段を登って行くと間もなく会津駒ケ岳山頂に到着です。先にも書きましたが、本当に歩きやすい道を歩いてそのまま到着といった感じです。山頂はやや背の高い笹原に囲まれているのですっきりとした展望を眺めることはできません。ただ、山頂碑は本当に立派なものが立っています。宿泊者の方々が一通り往復した後なのか静かな山頂でした。

 山頂で写真を撮ったら少し戻って景色を眺めます。前日まで登っていた日光白根山や尾瀬の山を始め、昨年登った日光の山々や平ヶ岳などもくっきりと眺めることができました。そして何よりも富士山がこれほどはっきりと見えたのには驚かされました。福島からの富士山もまた素晴らしいものでした。

【左手前に駒の小屋と右奥の燧ケ岳の眺め】

【左の燧ケ岳〜至仏山 右の平ヶ岳に至る眺め】 

【くっきりと見えた富士山】 

【燧ケ岳】 

【至仏山】 

【平ヶ岳】 

【日光白根山】 

【女峰山から男体山に至る山々】 

【中門岳へ連なる稜線】

【巻き道分岐】 
 会津駒ケ岳直下からの景色を眺めた後は、再び山頂に戻って中門岳方面に向かって行きます。中門岳へ連なる稜線の眺めが見事で、これで青空、そして太陽が出ていたら素晴らしいだろうなと思いつつ気持ちの良い稜線を歩いて行きます。実は、帰路には青空が広がっていたのですが、今度はガスが出てくるという有様で、結果としては青空の出る前でも、行きがけで眺めた景色の方が良かったのでした。

 このあたりから遠方に青空が見え始めて来ます。思ったよりも早く会津駒ケ岳まで登ることができて時間的に余裕があったので、晴れるのを待つためにのんびり歩いて行きます。

【気持ちの良い稜線歩き ただし太陽は雲に隠れ気味】

【遠方から徐々に青空が】 
 道中の池塘群や中門大池もまた素晴らしい眺めでした。池の前には中門岳の山頂碑がありましたが、いまいちどこがピークなのかがわからない山でした。解説には、この付近が山頂と記されていましたが。

 山頂碑のある場所からも木道は続いていて、さらに奥まで歩いて行くと終点になりますので、ぐるっと回りつつ戻って行きます。このあたりから、近くの空にも青空が見え始めます。これは、かなり期待できそうだと思ったのですが、なんと会津駒ケ岳手前あたりがガスに覆われてしまったのでした。なかなかうまくはいかないものです。

【左奥の会津駒ケ岳を振り返って】

【中門大池へ(帰路の青空が出た後)】

【中門岳看板(帰路の青空が出た後)】 

【木道終点 回って戻ってくるようになっています】 

【ガスに覆われた会津駒ケ岳】
 ガスは出て来ましたが、会津駒ケ岳から中門岳への稜線付近がガスの通り道になっているだけだったようで、駒の小屋付近まで戻ってみると、南側から見た会津駒ケ岳はすっきりとした姿を見せていました。なお、帰路は会津駒ケ岳山頂を経ずに、途中の巻き道を使って戻って来ました。分岐から山頂まではそれほどの距離ではありませんので、もう1度会津駒ケ岳山頂を踏んでもそれほどは変わらないと思います。実際、ガスが出ていなければもう1度会津駒ケ岳山頂に登る予定でした。

 駒の小屋付近からは見事な青空のもと素晴らしい景色を眺めることができました。ただ、ここまで戻ってしまったので、景色を楽しんだ後はそのまま下山を開始しました。 

【青空と会津駒ケ岳】

【駒の小屋を振り返って】

【会津駒ケ岳も見納め】 

【紅葉を眺めながらの下り】
 青空が出て来ましたので、下りでは光り輝く紅葉を眺めながらの下りとなります。なかなかカメラに収めるとなると難しいのですが、色鮮やかな紅葉の眺めが続きました。登山道も歩きやすい道が続きますので、下りはなおさら快適でもありました。ただ、自分にとっては少しオーバーペースになっていたようで、歩いた時間の割には疲れてしまったかなと思います。

 途中、水場分岐で一息入れた以外はほとんど休む間もなく下って行き、11時過ぎには登山口に戻って来ることができました。

【日陰部分もありますが鮮やかな紅葉】 

【紅葉した木々】 

【登山口へ】
 自分が出発した後も続々と車が入って来たようで、駐車スペースに入りきらないほどの車が駐車されていました。その中で林道を下って行ったわけですが、帰路にはショートカットの登山道があることに気付いたので(大きな看板で示しているので明るければすぐにわかります)、登山道を下って行きます。この登山道も比較的整備されていて、あっという間に下って来ました。再び林道に合流してしばらく下って行くと、林道入口に出て、そして国道に出ます。国道沿いをしばらく歩いて行くと野球場駐車場まで戻って来ることができました。会津駒ケ岳〜中門岳付近では結構のんびりしましたが、お昼までに戻って来ることができました。

【歩きやすいショートカット登山道】

【再び林道へ】
 
【国道沿いを歩いて野球場駐車場(左)へ】
 この後は、ある程度の時間に下山できたら向かう予定であった帝釈山に向けて車を走らせました。

 今回、朝方は雲が多めでその後も一部ガスで覆われましたが、概ね素晴らしい景色に恵まれた登山となりました。まさに4度目の正直という感じで、連休最終日のこの日も登った甲斐があったなと思います。会津駒ケ岳は稜線の景色が美しく、尾瀬と同様に機会があれば初夏にも訪れてみたいと思ったのでした。
 


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