じゅうまいさん・しもじゅうまいさん
 十枚山・下十枚山
登山日: 2012年2月11日(土)   標高:1726m(十枚山)、1732m(下十枚山(天津山))
    登山口から約900m


 2月11日(土)    登山口 6:45 → 十枚山 8:45(〜9:10)
   下十枚山・展望地点 10:00(〜40) → 登山口 12:15

 

 本日は十枚山に登ります。この週末は比較的天気が良さそうでしたが、一方で先週リハビリ登山をしたばかりということもあって、登る山についてはいろいろ悩みました。特に未踏の山でこの時期に登れる山はないため、2回目以降の山ということで、選択肢が極めて多かったこともあります。この日の天気は、富士山方面よりも南アルプスの方が良さそうでしたので、静岡の山では数少ない南アルプスの展望台のある十枚山に登ることにしました。この付近の山々は、富士山の展望スポットはだいたいあるのですが、南アルプス方面がきちんと見える山はあまりありません。切り開かれていれば見えそうな山はありますが、それを言っても致し方ないでしょう。 
【登山口】
 
【樹林帯を歩く】
 前回登った時の十枚山へ登るルートは台風の影響で崩壊しているという話を聞いて、葵高原から登ることも考えましたが、直近の山行記録でやや注意を要するが問題なく登れるということだったので、結局前回と同じルートで登ることにしました。実は、この前に大雨が降ったのですが、これが山では大雪になっていたと思って、歩いたことのあるルートを選択しました。

 登山口付近までは関の沢の集落を抜けて、林道を上って行きます。途中未舗装の箇所があったのは、台風の影響なのかもしれませんが、普通に抜けることができました。前回と同じ路肩に駐車して出発です。
 
【十枚山・十枚峠分岐 左の十枚山直登ルートへ】

【分岐看板】
 
【ようやく雪がちらほら】
 しばらく舗装された道を上がり、未舗装の道に入ると間もなく登山口があります。登山届提出用ポストも設置されています。ここからは、樹林帯の道を緩やかに登って行きますが、少し歩くと十枚山と十枚峠の分岐に出ます。

 前回と同様に先に十枚山に登るということで十枚山直登ルートに向かいます。ほとんど険しい地形はなく、歩きやすい樹林帯の道が続きます。実は前回3月の中旬に登った時にはそこそこの標高から雪があって、今回はそれ以上積もっていると思っていたのですが、なかなか雪道になりません。ちらほら見える程度で、結局山頂直下に至ってようやく雪道になるような状況でした。本格的な雪道になったなと思って間もなく青空が見えてきて、十枚山山頂に到着です。 

【山頂直下でそれなりの雪道に】

【青空が見えて山頂へ】

【雪のほとんど溶けた山頂】
 直近の山行記録では数十センチの積雪があったはずの山頂ですが、かなり雪が溶けていて、頂上碑の一部が見えなくなるどころかほとんどない状態でした。大雨はこのクラスの山でも雨だったようで、むしろかなりの雪を溶かしてしまったようです。雪の多く積もった道を歩くという目論見は残念ながら外れてしまいました。

 山頂からの景色は、富士山の山頂付近がなんとか見えるという状態で、顔を出したのは一部だけでしたが、なかなか立派な富士山を眺めることができました。ただし、富士山はこの後見えなくなってしまいます。

【下十枚山を眺める】

【山頂付近だけ見えた富士山】

【南アルプス方面は木々に遮られる】
 南アルプス方面は、十枚山では樹木が遮っていて見えないのですが、それを差し引いても少し雲が多めで、木々がなくても見えるかどうかという感じでした。ただ、雲は切れかかっていたので、下十枚山に登るころには晴れていることを願って先に進むことにしました。

 一旦十枚山から十枚峠に向けて下って行きます。南斜面でそれなりに雪は溶けていましたが、雪道歩きができる程度の雪は残っていました。雪がいいクッションになってなかなか楽しい下りでした。下って緩やかな道になると、今度は締まった雪道になります。ほとんど足が埋もれることもなく快適に歩くことができました。

【ほどほどに雪の残った道】

【よく締まった雪道】

【十枚峠分岐】
 しばらく歩いて行くと十枚峠に到着です。帰路はここから下って行くことになります。なお、山梨側から登って来た場合にはここで合流することになります。

 十枚峠から少し歩くと急登になります。前回は、雪が多くて登れないのではと心配した箇所で、過去の記録を見ると雪が多くて登れなかったという記録もあるくらい、場合によっては雪が積もる場所のようです。前回より雪が少ない状態でしたので、この日歩いた中では一番雪が深かったものの特に問題なく登って行きました。

【急登が続く】

【展望地点は一旦通過】

【下十枚山山頂】
 急登を登りきると楽しみにしていた展望地点に到着です。前回登った時に、ここで振り返った時の感動を思い出しました。ただ、この日は雲が多いのでしっかり見えるかなという状態でした。時間待ちも兼ねて、先に下十枚山を往復することにします。

 展望地点からは一登りすると山頂に到着です。樹木に囲まれたこじんまりとした山頂です。富士山が一応見えていたと思ったのですが、既に雲の中に入ってしまったようで、富士山を見ることはできませんでした。 

【頂上看板】

【富士山方面は雲の中】

【展望地点再び】

【深南部の大無間山から北岳までの南アルプスの山々】

【正面に大無間山 右に光岳】

【間ノ岳と北岳】

【光岳】

【左手前の山伏と右奥の上河内岳】

【聖岳〜赤石岳〜荒川岳】

【聖岳】

【斜面の崩れた跡も】 
 再び展望地点に戻ると、相変わらず山々の山頂付近には雲がかかっていますが、合間合間に白くなった峰々を眺めることができました。前回程の快晴ではなかったものの、これだけきちんと見られれば上出来でしょう。正直いつまでも眺めていたいような景色でした。ただし、徐々に雲が増えて来たので、写真を撮るのも程々に下ることにしました。

 一旦十枚峠まで下って行きます。この日はアイゼンはいらないかなとも思いましたが、この十枚峠までの下りが急なので念のために軽アイゼンを装着しました。雪がある程度なくなるまでは装着したまま下ることにします。 

【流れが凍りついた場所】

【ひたすら九十九折れの道を下る】

【森の中の薄暗い登山口へ】
 十枚峠に到着した後は、沢ルートを下って行きます。ここが台風の影響を受けているということで少し心配でしたが、一部やや崩れた箇所がある程度で通行するのに問題ありませんでした。ただし、十枚峠から下り始めたあたりの場所は、土砂だけでなく雪も崩れたような跡があったので、大雨の後などは避けた方がいい気がします。

 その後も九十九折れの道をひたすら下って、膝の方も問題なく下って来ることができました。雪が少なかったのは残念でしたが、見事に展望に恵まれて良かったと思います。また、この日は1パーティとすれ違っただけの本当に静かな登山となりました。この時期のローカルな山は静かなところもまたいいところです。 
 


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