にのうじだけ
 二王子岳
登山日: 2012年5月1日(火)   標高:1420m(二王子岳)
    標高差:二王子神社から約1130m


 5月1日(火)    二王子神社 3:30 → 定高山 5:45(〜55) → 二王子岳 7:15(〜55)
   定高山 9:05 → 二王子神社 10:05

 

 本日は二王子岳に登ります。わざわざ新潟まで移動してきたわけですが、天候の関係で下山後一旦帰宅しますので、GW前半のラストとなります。といっても、GW後半は1山日帰りで登っただけですので、結果としてはGW遠征のラストと言った方がいいでしょう。

 前日の男鹿岳が早い時間に下山できましたので、暗くなる前に現地入りすることができました。登山口となる二王子神社までは、舗装された道路ですが、すれ違いが出来ないような狭い道が続きます。行き着いたところに駐車場らしき場所があって奥に続く道があったのでここだろうと一旦は駐車しました。

【二王子神社(下山時)】
 
【登山口(下山時)】
 しかし、よくよく地図を見ていると奥の道は方向がおかしいので、周囲を見渡すと車で抜けられる狭い道があったので、もう一度車に乗って入ってみるとそこに神社があったのでした。そして神社の奥が登山口になっています。やはりGWで遠征している人が多いせいか、自分の他にも車中泊をしたりテントを張っている人がいました。

 早い時間に現地入りできましたので、早朝の飯豊連峰を見るために暗い時間から出発します。2つの点で誤算があって、結果としてはある程度明るくなってから登った方が良かったかなと思います。もちろん静かな登山ができたのと、早い時間帯に下れたというのは利点だったとは思いますが。
 
【整備された登山道(下山時)】

【わかりにくい樹林帯の雪道(下山時)】
 
【踏み抜きに気を付けながら登る】
 最初はよく整備された道が続いていますがやがて樹林帯に入ります。樹林帯の道も整備されているのかもしれませんが、ここから雪道になります。これが最初の誤算でこれほど標高の低いところから雪が出てくるとは思っていなかったのでした。地形に変化のない樹林帯でしたので、踏み跡があるとはいえ、暗闇の中でトレースを辿るのは結構大変でした。特に溶けてできた凹みなのか踏み跡なのかが判別しにくかったです。

 樹林帯の道も徐々に本格的な登りになって来ます。斜度が急になるとルートが限られる分、ルートは探しやすくなりました。

【ルートを探しながらの登り】

【道の出ている箇所も】

【一王子小屋手前】
 ただし、今度は踏み抜きが多くて、特に下が空洞になっていると思われる箇所には少し神経を使いました。雪の上を歩きつつも所々で顔を出している夏道を拾って行きます。雪の完全に溶けた道もありますが、基本的にはまだ雪に覆われていました。

 ちょうどこのあたりの登りで夜が明けて来ます。登り切るとちょうど避難小屋である一王子小屋が現れてきます。ここからが、尾根の急登を登るべきか途中までトラバースしながら途中で尾根に乗るのか悩ましいところでした。結局登りではトラバース道を選択しますが、粘りすぎて少し倒木を乗り越えざるを得ないルートになってしまったのでした。ただし、その後は比較的明瞭なルートになります。

【雪もしっかりついて比較的歩きやすい尾根道に】

【急登を登る シリセードの跡も】

【定高山を越えて】

【快適な尾根道】
 避難小屋を越えて尾根に乗ったあたりが、まだ風が強くもなく明るくなったことからトレースも明瞭になって快適に歩けたところでしょうか。道中には壁のような急登もありますが、九十九折れに道が出来ていますので問題ありません。シリセードの跡らしきものがあちらこちらにありました。

 その後も登って行くと徐々に展望が開けて来ます。同時に二王子岳もはっきりと見えて来ますが、意外と見えてからが長かったように思えます。距離もそうですが、とにかく強い横風に耐えながら登ったのでなおさらそう思えたのだと思います。麓を見ると日本海まで遮るものがなく、風雪の厳しい山なのだと思います。

【正面に壁のような急登】

【一気に展望が開けて】

【近そうで遠い二王子岳】

【麓の眺め 日本海から遮るものはありません】

【このあたりからは特に強烈な風が】

【強烈な風に曝された登りを振り返る】

【広々とした雪原の奥に避難小屋と山頂】

【避難小屋と山頂が見えて】
 強烈な風に耐えながら登って行くとやがて広々とした場所に出ます。この奥に避難小屋と山頂があります。山頂ではありますが、本当になだらかで広々とした場所です。

 避難小屋はかなり立派そうな造りをしています。山頂はその隣にあります。頂上碑の上には鐘があって、強風のために頻繁に鳴っていました。山頂からは見事なパノラマの景色が広がっていますが、今回の主目的である飯豊連峰の眺めは東側にあるためちょうど逆光になるのでした。これが、もう少しゆっくり登った方が良かったと思った理由でした。ただ、下山時には結構雲に覆われて来ていたので難しいところではあります。

【頑丈そうな避難小屋】

【山頂へ】

【頂上碑】
 山頂からは残雪の残る見事な飯豊連峰の山々を眺めることができる他朝日連峰や、山座同定を誤っていなければ那須連山を眺めることができます。

 山頂での展望を楽しんでいたのですが、後から登って来た人が二本木山の方に向かって行きます。この時はあまり考えなかったのですが、こちらの山の方が飯豊連峰に近くて、二王子岳同様展望も良さそうでしたので、時間に余裕があったのだから行っておけば良かったかなと思ったのでした。それでも十分飯豊連峰の見事な眺めは堪能できたのではないかと思います。

【北方に続く稜線 中央右奥にうっすらと朝日連峰】

【逆光ですが見事な飯豊連峰】

【まだまだ白い朝日連峰】

【大朝日岳】

【杁差岳】

【北股岳】

【大日岳】

【飯豊山は雲の中】

【北股岳と大日岳】

【右に二本木山】

【中央奥に那須連山か】

【恐らく那須連山あたり】

【真っ白な稜線を下る】
 山頂での景色を楽しんだら下山開始です。相変わらずの風の中を下って行きます。やはり天気の良い休日ということで次々に登って来る方達とすれ違ったのでした。明るくなっているので順調にと言いたいところですが、やはり一王子小屋手前の急斜面は踏み抜きがあって歩きにくかったです。その後は順調に下ってシダレザクラの見事な二王子神社に下山したのでした。

 二王子神社では少し地元の方と話をしました。昔はみんな長靴で登っていたのに、最近は登山靴で登るようになったので斜面がえぐれて急斜面になったとか。山頂での寒さが嘘のようなぽかぽか陽気になっていました。 

【見事な二王子神社のシダレザクラ】

【帰路より二王子岳 この付近を走っていると迫って来るような存在感がありました】
 この後、実は北陸方面に転じる予定でいたのですが、最初に書いたように天候が思わしくないということで帰路に着きました。ずっとスタッドレスで走っていたので、そろそろノーマルタイヤに替えたいというのもあってのことでした。結局、後半は1山しか登れなかったのですが、前半の4山だけでも充実した山登りができたのではないかと思います。


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