ななつがたけ
 七ヶ岳
登山日: 2012年5月20日(日)   標高:1636m(七ヶ岳)
    標高差:登山口から約700m


 5月20日(日)    平滑沢登山口 4:00 → 七ヶ岳 6:15(〜50)
   平滑沢登山口 8:40

 

 本日は七ヶ岳に登ります。この付近の山域には三百名山が数多くあり、近くに来る度に登る候補になるのですが、予定の日に天気が崩れるなどして延び延びになっていました。今回は予め晴れる予定の日にすると同時に、2日目という肉体的にもちょうどいい日を当てることにしました。これは、この後に登る荒海山とのダブルヘッダーになることも想定のことでしたが。

 登山口はかねてよりスキー場から登るつもりでいましたが、バリエーションに富んでいそうな平滑沢登山口から登ることにしました。振り返ってみるといろいろな景色が眺められて良かったと思いますけれど、その時は必死にならざるを得ないようなルートでした。

【登山口前の駐車スペース(前日)】
 
【平滑沢登山口(前日)】
 登山口にはいつも通り前夜に入ります。日帰りで十分登れる山ですので、さすがに前日から入って来る人はいませんでした。この前日はほとんど歩いていなかったので、明るいうちに登山口まで入ることができました。登山口付近を少し偵察して翌日に備えました。

 当日はやや薄暗い中を出発します。完全に真っ暗だと沢に入った時にわかりにくいのではないかと思ったからです。最初は広々とした林道を歩いて行きます。朝は暗がりの中でわかりませんでしたが、下山時には見事な新緑の木々を眺めることができました。 
 
【最初は気持ちのいい林道歩き(下山時)】

【川沿いを進む(下山時)】

【滑床の沢を登る(下山時)】
 
【脇の土や草を足場に進む】
 この道が川に突き当たると、川を渡渉して対岸の道を歩いたり、河原を歩いたりします。やや不明瞭な道ですが、要は河岸の道を歩いても河原を歩いてもいいという感じでした。やがて道が収斂して沢の登りとなります。

 滑床の沢は見事ですが、とにかく滑りやすいので斜度の割には歩きにくかったです。脇の土や草の付いた箇所を歩いて行きますが、その下はやはり岩になっているので、過信していると足を滑らせてしまいます。登りはなんとかなると思いますが、下りは大変だなと思いつつ進んで行きました。所々にロープがありましたので、これをうまく使うといいかもしれません。 

【ちょっとした傾斜が難所に】

【徐々に川幅も狭くなって】

【スノーブリッジの上を歩く】
 ちょっとした滝になっているような箇所は、巻くように道が付いています。慎重に登って行くとやがて川幅も狭くなって来ますが、沢の遡上はなおも続きます。滑床が岩のごろごろした道になるので、歩きにくいのは変わりませんが、滑らないだけまだいいでしょう。

 途中スノーブリッジが残っていて、踏み抜かないか心配しながら進みましたが、やっぱり踏み抜いてしまいました。足がすっぽりはまりましたが、警戒していただけまだ良かったでしょうか。やがて登山道へ取付いて、ようやく沢から離れて行きます。後は登山道と思ったらいきなり倒木に塞がれていたりと、なかなか楽はさせてくれません。 

【一旦荒れ気味の登山道】

【急登でしきりに踏み抜いた雪】

【一部よじ登るような場所も】
 登山道は倒木の他にも、雪の重みで傾いた木々や枝などが突き出ていて歩きにくいですが、ルートは明瞭です。山開きが6月の下旬ですので、その頃には整備されているのかもしれません。とにかく急登の連続で、本当に一気に山頂まで突き上げるような登りが続きます。途中ちょっとした岩場もあり、ロープを使って登って行きます。結構ハードな道でしたが、ある意味標高は一気に稼ぎますので効率的なのかもしれません。

 視界が開けてザレた道になると、スキー場から登るルートと合流します。合流した後少し上れば七ヶ岳山頂に到着です。夜明け直後のすがすがしい山頂といったところでしょうか。 

【倒木を乗り越えて】

【ロープを使って岩場を登る】

【左から登って来て分岐へ 正面からの道がスキー場からのルート 山頂は手前へ】

【山頂までひと登り】
 山頂からは360度のパノラマの景色が広がっています。まだ真っ白な会津駒ケ岳は、スキー場からのルート中にある前衛の山で見えにくかったですが、それ以外は概ねよく見えました。時期が時期だけに少し霞んでしまうのは仕方のないところでしょう。

 山頂では、スキー場ルートから登られた京都の方に会いました。そのまま縦走して行かれるようです。1日かけて登るのならぐるっと回るようなルートもいいかもしれません。その方を見送り、しばし山頂からの展望を楽しんだ後下山開始です。やはり気になっていたのは沢の下りでしょうか。

【夜明けの太陽のまぶしい山頂】

【頂上碑】

【夜明けの太陽と右に男鹿山塊】

【荒海山〜会津駒ケ岳の眺め】

【荒海山】

【会津駒ケ岳】

【会津朝日岳】

【予想通り(?)苦労した滑床の下り】

【新緑の鮮やかな木々】

【登山口へ】
 山頂直下の急登の続く登山道は、比較的テンポ良く下って行くことができました。藪っぽいところも、下りでは下る勢いで押し込んで行けるので登りに比べると随分楽です。その後の沢の下りでは、やはり滑床の下りで苦戦しました。ここは、場所によっては多少足を滑らせてもと思った方がいいのかもしれません。1箇所傾斜のある所は、滑らないで下るのが無理だったので、意図的に滑り下りて進みました。

 最後は新緑の木々に囲まれた道を歩いて登山口に到着です。登る人もぼちぼちいて、登山口前の4台のスペースの駐車場は埋まっていました。最低限の片づけをしたら、そのまま荒海山の登山口へ向かいます。
 


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