しらすなやま
 白砂山
登山日: 2012年10月13日(土)   標高:2140m(白砂山) 1935m(八間山)
    標高差:登山口から約550m


 10月13日(土)    登山口 8:35 → 堂岩山 10:50(〜11:10) → 白砂山 12:15(〜13:15)
   分岐 14:05 → 八間山 15:25(〜35) → 登山口 16:20

 

 本日は白砂山に登ります。白砂山は山そのものは登りやすいのですが、静岡からの場合登山口までのアクセスが不便なので後回しになって来ました。山梨まで抜けた後は、国道141号線で北上して、軽井沢を抜けて来ます。予想通り時間が結構かかってしまって、現地入りはすっかり夜が明けた後となりました。

 登山口は、白砂山に登った後八間山からぐるっと回ることを想定して、八間山登山口のある駐車場を利用します。ここからは、白砂山に登る道に繋がる登山道もありますので便利です。

【登山口駐車場】
 
【八間山登山口】
 現地入りした後は準備したら出発と言いたいところですが、天気が思ったより悪くて、稜線付近が雲に覆われている状態でした。しかも、風が強くて車に乗っていてもそれがわかるような状態でした。堂岩山以降は、展望の良い稜線になりますので、この状態で歩いて大丈夫かなと少し様子見をしました。

 結局、雨が降るほどの天気ではないだろうということと、それなりには天気が回復してくるはずということで、出発することにします。まずは、よく整備された道を緩やかに登って行きます。このあたりはベンチもあって、散策路になっているのかもしれません。 
 
【白砂山方面入口】

【よく整備された登山道】
 
【鮮やかに色づいた木も】
 紅葉は部分的にはきれいな箇所もありましたが、ピークはもう少し先かなという感じでした。それでもこれだけ見られれば十分でしょうか。途中、野反湖を見渡せる場所がありました。曇っていても素晴らしい眺めでしたから、晴れていたらと思うと残念でした。実は、帰路の八間山から下るルート上に野反湖が見渡せる箇所があるようなので期待していたら、実際は全体を見渡せるような場所ではなかったので、これが最初で最後の野反湖全体の眺めになります。本当に歩き初めでしたからどうしようかと思っていたのですが、結果としては撮っておいて良かったのでしょうかね。

【八間山の上にはどんよりとした雲が】

【休憩できるベンチも】

【結果としてこの日最初で最後となってしまった野反湖全体の眺め】

【紅葉と組み合わせてみましたがやはり日光が欲しいところです】

【笹原の道を進む】
 その後も笹原の道を歩いて行くと、広々とした登山道に合流します。特に案内板等はありませんでしたが、これがメインルートとの合流点でしょう。

 広々とした道は間もなく終えて、それなりの幅の登山道になりますが、比較的歩きやすい道は続いています。途中川を渡渉して進んで行くとハンノキ沢の表示があり分岐になっていましたが、これは無視してそのまま進んで行きます。ガイドでは一本道に見える登山道ですが、結構いろいろな場所に分岐があって、さまざまなルートがあるようでした。 

【メインの道に合流】

【広々とした登山道】

【渡渉して進む】

【ハンノキ沢分岐 右に曲がらず真っ直ぐ進む】

【鮮やかな紅葉】

【紅葉を見上げながらの登山道が続く】

【気持ちの良い登山道】
 その後も着実に登って行きます。少し標高を稼いだあたりから紅葉がかなり鮮やかになって来たようで、ピークが近かったのかもしれません。思ったより鮮やかで紅葉を楽しむことができました。

 その後、北沢取水分岐、そして切明・和山分岐を経て先に進みます。切明分岐は切明温泉など秋山郷に抜ける道になっています。車では大きくぐるっと回らないといけないのですが、歩くとつながる道があるということですね。紅葉もきれいな道ということですので一度は歩いてみたいのですが、どうしてもピストンにせざるを得ないので、なかなか実行するのは難しいかもしれません。

【標高の高いところは紅葉のピークが近かったのかもしれません】

【北沢取水分岐】

【切明・和山分岐】

【落ち葉の多い登山道】

【どんよりとした空模様は変わらず】

【稜線に出る前まで続く紅葉】

【水場(左)分岐】
 その後も緩やかに高度を稼いで行きます。すると少しスペースがある場所があり、水場分岐となっていました。直接確認したわけではないのですが、結構標高の高いこの場所でも水がとれるようです。このスペースを利用して少し休憩します。相変わらず空はどんよりとしていて風が強そうです。それでも、時々光が射しこんで来るような、そんな空模様でした。

 少し休憩をしたら先に進みます。すると、一時的ですが日が射して来ました。期待を胸に先に進むと間もなく堂岩山です。特に展望はありませんでしたので、そのまま先に進みます。

【時々日が射して】

【特に展望はない堂岩山】

【一気に視界が開けて正面に雲を被った白砂山】

【八間山方面との分岐】
 堂岩山を過ぎると間もなく視界が開けて来ます。同時に正面に白砂山が見えて来ました。雲を被った状態でしたが、この展望は素晴らしかったです。一部にせよ青空が見えて来たのも良かったですね。

 しばらく写真を撮った後先に進みます。緩やかに下ると八間山分岐があります。帰路はこちらから戻ることになります。先を見ると白砂山は雲に覆われたままですが、見事な笹原の稜線が続いています。白砂山にかかった雲も風が強いせいかかなりの速度で動いており、時々山頂がちらっと見えたようなそんな感じの状態でした。 

【太陽が見え隠れてして濃淡のある景色に】

【道中の池】

【気持ちの良い笹原の道】

【ようやく山頂まで見えた白砂山】

【小刻みなアップダウンが続く】

【最後の登りへ】

【ようやく山頂へ】

【こじんまりとした山頂】
 その後、緩やかなアップダウンを繰り返しながら進んで行きます。北風が強かったようで、北側斜面に道がついているところでは帽子を押さえながら進みました。ただ、この頃から山頂もよく見えて来て絶景が広がります。本当にどの場所から白砂山を撮っても絵になるような景色が続いていました。

 その後も近づく度にピークが現れてそれを越えて行きます。意外と大変だったような、景色が良くてそれほどでもなかったような、最後の登りを越えて緩やかな道を登って行くと山頂に到着です。

【頂上碑】

【笹原の向こうに佐武流山】

【先まで続く笹原の稜線】

【佐武流山をズーム】

【横手山と山頂の無線局】
 山頂はこじんまりとしていて、それほどの広さはありませんが、展望はなかなか素晴らしいです。北側は笹原があってすっきりとは見えませんが、佐武流山や志賀高原の山々を眺めることができます。前の週に登った岩菅山や横手山を見ていると、志賀高原といっても結構広いものだと感じさせられます。

 山頂で休憩していると、途中で抜いた老夫婦の方が登って来ました。なんと青森から来て、この付近の山々を巡っているとか。自分も年をとってもこれだけの遠征ができたらいいなと思います。

【左奥の八間山への稜線 中央奥が横手山】

【岩菅山】
 その後も話が弾んで結局1時間ぐらい過ごしてしまいました。先に老夫婦を見送って、もう少し写真を撮ってから下山開始です。ちなみに、道中強かった風ですが、北側に笹薮があるせいか、思った程強くなかったです。タイミングが良かっただけかもしれませんが。ちなみに、自分より結構早い時間に登った方も結構いたのですが、山頂にいた時には晴れなかったそうです。遅れて登って良かったケースもあるものだなと思いました。ちなみに、この翌週には反対に早い時間に登りすぎて景色を見逃してしまったという反対のケースがありました。このあたりは本当に運でしょうから、仕方がないですね。

【歩いて来た稜線】

【小刻みにピークが続く】

【徐々に雲が増えて来た白砂山】

【歩きやすい登山道】
 山頂でゆっくり過ごした後は下山開始です。登りでは結構なアップダウンがあったような気がしたのですが、下りではあまりそれを感じませんでした。気持ちの良い稜線を進んで行くと八間山分岐です。今度は八間山方面に向かいます。

 こちらの道もよく整備されていて、歩きやすい笹原の道が続きます。途中の樹林帯では紅葉も眺めることができましたが、全体的に見晴らしの良い稜線歩きです。ただ、こちらも小刻みなアップダウンはあります。白砂山の方は残念ながら歩いている途中に再び雲に隠れてしまったのでした。

【この付近も見事な紅葉】

【八間山への笹原の稜線】

【山頂分岐】
 やがて、分岐があってこれを山頂方面に入ると間もなく八間山の山頂に到着です。展望は良さそうなのですが、時間が時間ですし、雲が広がって来ていたのでこれといった山を眺めることはできませんでした。また、探し足りないだけかもしれませんが、野反湖を見下ろせるポイントはなさそうでした。

 少し休憩をしたら下山開始です。ちょうど登って来る親子とすれ違って下って行きます。麓のどこかでキャンプでもしているのでしょうか。笹原の道は歩きやすかったです。 

【白砂山は雲の中】

【八間山頂上】

【頂上碑】 
 途中、楽しみにしていた野反湖見晴に到着です。さぞかしと期待していたのですが、木々の間からなんとか湖が見える程度でした。実は、ここから野反湖全体が見えると思っていたので残念でした。白砂山の稜線は雲に覆われていましたが、野反湖付近はまだよく晴れていただけにとても残念な思いで下ったことはよく覚えています。

 引き続き下って行くと、やがてほぼなだらかな道になります。このあたりの、登山道脇の笹原の奥にある高木の紅葉が素晴らしかったです。写真で撮ろうとすると手前の笹原が写ってしまうので、なかなかうまく撮れませんでしたが、本当に見事な紅葉でした。

【笹原の道をひたすら下る】

【残念だった野反湖見晴からの眺め】

【高木の紅葉はお見事】

【登山口へ】
 やがて夕陽が射し込み始めた頃登山口に到着です。最初は曇り空で風も強い状況で、あまり期待していなかったのですが、結果としては素晴らしい景色に恵まれました。また、紅葉も思ったよりも進んでいて素晴らしい眺めだったと思います。野反湖の眺めだけが少し心残りだったでしょうか。

 聞いていた通りの歩きやすく素晴らしい眺めのある山でした。機会があれば、若干雪の残った時期にでも来てみたいですが、やはり距離というよりも時間的な遠さが大変なところでしょうか。
 


山行記へ戻る

ホームへ戻る