けなしやま・じゅうにがたけ・せっとうがたけ・おうだけ
 毛無山・十二ヶ岳・節刀ヶ岳・王岳
登山日: 2012年12月1日(土)   標高:1500m(毛無山)1683m(十二ヶ岳)1736m(節刀ヶ岳)1623m(王岳)
    標高差:登山口から約830m


 12月1日(土)    毛無山登山口 6:50 → 毛無山 8:05(〜15) → 十二ヶ岳 9:20(〜40)
   節刀ヶ岳 10:15 → 鬼ヶ岳 11:00(〜30) → 鍵掛峠 12:15
   王岳 13:15(〜50) → 王岳登山口 14:50 → 毛無山登山口 15:50

 

 本日は、毛無山より西湖北岸の山々を縦走します。今年は昨年よりも早い時期に富士山が白くなりましたので、富士山を眺めながらの縦走を考えていました。この山域は気にはなっていたものの、まだ登ったことがなかったので今回登ることにしたのでした。

 起点は毛無山登山口で、139号線を北上して現地に向かいます。朝方は若干曇ってそうな天気予報でしたので、自分にしては比較的遅い現地入りとなりました。ただし、この時期の日の出の時間を考えれば遅い時間とは言えないでしょう。トンネルを過ぎたところに毛無山登山口があり、そこそこの広さの駐車場があります。

【毛無山登山口駐車場】
 
【毛無山登山口】
 空模様はどんよりとした感じで、予報では徐々に晴れる予報ではありましたが、正直半信半疑でした。少し待つことも考えましたが、すぐには晴れることはないでしょうし、縦走中に晴れればということで、準備ができたら出発です。車は2台程とまっていました。

 登山道はトンネルの上を通るようにして毛無山に向かって続いています。よく整備された登山道で歩きやすいのですが、少し歩いていると急登になります。これをしばらく登って行くと、樹林帯の中から抜け出て少し視界が開けて来ます。もう少し登って行くと毛無山山頂に到着です。 
 
【急登を登る】

【徐々に視界が開けて】
 
【毛無山山頂】
 出発時のガスに覆われたどんよりとした空模様からすれば青空も見えて来て随分晴れて来ましたが、肝心の富士山はしっかり雲の中でした。肉眼ではちらっと山肌が見えるくらいでしょうか。先は長いので、休憩もそこそこに十二ヶ岳へ向けて縦走を開始します。

 十二ヶ岳前では険しくなる縦走路ですが、最初は比較的歩きやすい道が続きます。縦走路には一ヶ岳から十二ヶ岳までそれぞれのピークごとに看板が付いていますので、なかなか楽しみながら歩くことができましたし、いい目安になったと思います。

【富士山は雲の中】

【厚い雲と太陽と西湖】

【毛無山頂上碑】

【縦走路へ】

【一ヶ岳の看板】
 道中にはロープのかかった場所や岩場の下りもありますが、十一ヶ岳まで順調に進んで行きます。ここからは正面に聳え立つ十二ヶ岳を眺めることができます。

 ここからは一旦鞍部に向かっての急な下りになります。ロープにつかまりながらの場所もあって、思った以上の急登でした。ここを慎重に下ると鞍部に吊橋があります。ここは、橋の端が曲がっていましたが、造りはそれなりにしっかりしているので問題なく渡ることができました。この後は登り返すだけですが、ここも思ったよりも険しくて岩場を若干よじ登って行く感じです。ここを登り切ると十二ヶ岳山頂に到着です。

【ロープを使う場所も】

【有名な八ヶ岳?】

【十一ヶ岳の看板と十二ヶ岳】

【ロープを使った急な下り】

【鞍部の吊橋】

【急登を振り返る】
 残念ながら富士山は相変わらず見えない状態で、太陽は雲に隠れてしまって毛無山にいた時よりも暗い状態でした。ただし、斜面の霧氷は本当にきれいで、麓の西湖やこの先の鬼ヶ岳や節刀ヶ岳もよく見ることができました。太陽が出ず肌寒かったので、少し休憩をしたら先に進むことにします。

 十二ヶ岳からはまず金山を目指します。最初の下りが先に十一ヶ岳から下った時のような急斜面で、ロープを使って慎重に下って行きます。足場に雪があって、ある意味この日の核心部だったかもしれません。ただし、凍ってはいなかったので見た目ほどの支障はなかったと思います。十一ヶ岳からこの十二ヶ岳を下るまでは思っていたよりもハードなものとなりました。 

【十二ヶ岳頂上碑】

【十二ヶ岳山頂】

【霧氷の木々】

【鬼ヶ岳と斜面の霧氷】

【節刀ヶ岳】

【十二ヶ岳からの急な下り 本日の核心部?】
 その後も多少岩場がありますが、それを越えると再び歩きやすい稜線の道が続きます。ちなみに、このあたりはガイドブックでは迷いやすい道になっていましたが、登山道は明瞭でした。

 やがて金山に到着です。あまり山頂という感じはありませんが、それなりの広さがあります。また、そのまま縦走する道と節刀ヶ岳との分岐になっています。まずは節刀ヶ岳に寄ることにします。うっすらと積もった雪の道を歩いて行きます。10分も歩くと大石峠との分岐があり、もう少し登ると節刀ヶ岳山頂です。富士山の展望はなかなかのようですが、残念ながらこの時は見ることができませんでした。

【霧氷と岩場の登り】

【霧氷を見上げて】

【金山 節刀ヶ岳分岐】

【雪道歩き】

【節刀ヶ岳山頂】

【節刀ヶ岳頂上碑】

【鬼ヶ岳へ】

【十二ヶ岳を振り返る】

【富士山はいまだ雲の中】
 節刀ヶ岳から一旦金山の分岐に戻った後は鬼ヶ岳に向かいます。30分程も登ると鬼ヶ岳山頂です。ここまではあまり登山者を見かけなかったのですが、このあたりから一気に登山者が増えたような気がします。時間的にもちょうどいい頃合いだったのかもしれません。

 鬼ヶ岳も景色は見事で、富士山が見られないのは残念でしたが、周囲の山々や霧氷もよく見ることができました。この時間でもきちんと残っていたくらいでしたからやはり寒い1日だったのでしょうか。富士山はまだ見えず、ちょっと今日は無理かなと思いつつも王岳へ向かって縦走して行きます。

【頂上碑と霧氷】

【南アルプス方面の眺め】

【王岳への縦走路と霧氷】

【王岳を正面に眺めながらの縦走】
 
【少々岩場も】

【鍵掛峠より王岳】
 鬼ヶ岳からは緩やかに下って行きます。途中岩を巻くところなど険しい箇所もありますので、そのような場所では慎重に進んで行きます。十二ヶ岳から鬼ヶ岳までは比較的山頂間が短かったのですが、鬼ヶ岳から先はやや1つの区間が長かったです。

 1時間も歩くと鍵掛峠です。先ほどの鬼ヶ岳にしてもこの鍵掛峠にしても湖岸へ下る道がありますので、ルートを自由に組み合わせられるのはいいなと思いました。見えそうで見えない富士山ということで、かなり雲も取れて来ていたのでそのまま王岳に向かいます。

【僅かに見え始めた富士山】

【正面に近づく王岳】

【山頂付近がようやくはっきりと】

【王岳山頂へ】
 鍵掛峠から王岳もなかなかの距離がありますが、このあたりになってくると富士山も随分見えて来ていますので、楽しみになって来ます。むしろ、富士山がすっきり晴れた時に山頂にいたいと思って少し足早になるくらいでした。山頂手前はやや急登になっていますが、これを登り切ると王岳山頂に到着です。ここも素晴らしい富士山の展望地点になっており、ちょうど富士山の雲がとれてきて素晴らしい姿を眺めることができました。王岳山頂はそこそこのスペースはあるものの、広々としたとまでは言えない山頂でしたが、富士山がすっきり見えたことに気を良くして、山頂を歩きまわりながら写真を撮っていました。ここまで待たされただけに喜びもまたひとしおです。

【王岳頂上碑】

【鬼ヶ岳方面を振り返る】

【富士山を正面に】

【富士山と麓の景色】

【雪煙を上げる富士山】

【山頂部分を拡大】

【西湖を見下ろして】

【下山道分岐】
 縦走中最後の王岳で富士山を見ることができて本当に良かったと思います。しばし富士山を眺めて過ごしていましたが、ここから下った後、毛無山登山口まで戻らないといけませんので、展望を楽しむのもそこそこに下山にとりかかります。

 縦走路を少し進んだところから下って行きます。縦走路自体はまだまだ先まで続いています。この下山道はよく整備されていて、かなりの急登になるところが九十九折れの道になっていて、歩きやすくなっていました。

【九十九折れに下る】

【林道歩き】

【富士山と登山口】
 途中ザレた道などもありましたが、順調に下って林道に出ます。林道に出る場所には看板もありますので、こちらから登る時にはいい目印になるでしょう。後は林道を下りに下って登山口に到着です。ここには広々とした駐車場があります。このあたりのいろいろな施設や建物群の間を抜けて西湖湖岸の県道に出ます。

 後は県道沿いをひたすら戻るだけなのですが、県道に出たあたりで西湖越しに富士山を眺める展望スポットがあったので、そこで観光客に交じって写真を撮った後ひたすら県道沿いを歩いて戻って行きました。 

【展望地点からの富士山】

【西湖と富士山】

【残っていた紅葉と西湖】

【西湖を眺める】

【毛無山を眺めて】
 県道歩きはなかなかしんどいものがありましたが、富士山や西湖の眺めは素晴らしく展望を楽しみながら歩くことができました。ちなみに途中2台ほど富士急のバスが通り過ぎて行きましたので、時間帯にもよるとは思いますが、バス停で待っていれば登山口間はバスで移動することができると思います。

 歩きに歩いて毛無山が見えて来た頃正面にトンネルが見えて来ます。これを通り抜けると毛無山登山口に到着です。一山一山はそれほどの距離ではありませんが、縦走にすることによってよく歩いた1日となりました。また、最後の王岳ですっきりとした富士山を眺められて本当に良かったと思います。

【トンネルをくぐって】

【毛無山駐車場へ】

【帰路に夕暮れの西湖と富士山】

【斜面が紅く染まる富士山】

【もう少しで湖面に映る富士山が】
 今回は縦走をしてみましたが、このあたりのうちの一山を登るだけでも素晴らしい景色が堪能できるのではないかと思います。富士山からかなり近い位置にある山ですので、また機会があれば訪れたい山域ですね。


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