しもじゅうまいさん・あおざさやま
 下十枚山・青笹山
登山日: 2012年12月29日(土)   標高:1732m(下十枚山) 1550m(青笹山)
    標高差:葵高原から約810m


 12月29日(土)    葵高原 6:30 → 地蔵峠 8:10 → 岩岳 9:10
   下十枚山〜展望地点 9:50(〜10:40) → 地蔵峠 11:30(〜45)
   稜線出合 12:55 → 青笹山 13:20(〜40) → 葵高原 15:05

 

 本日は下十枚山と青笹山に登ります。年末の天気予報があまりよくなかったことから、前週の山伏で登り納めのつもりでしたが、この29日も好天が期待できそうなので登ることにしました。前日に冷たい雨が降っており、雪が期待できたのもありました。ちなみに下十枚山は南アルプス南部の展望を期待して、青笹山は前回登った時に何も見えなかったことからリベンジの期待を込めて登ることにしました。

 市内の山ということで自宅出発は遅めとなりました。それでもそれなりの時間に着けるのが地元の山の良いところでしょう。

【葵高原駐車スペース(下山時)】
 
【@の登山口】
 梅ヶ島方面の道に入り、途中で有東木の集落の方向に入って行きます。ここを奥に上がって行くと葵高原と呼ばれる場所があって、路肩に駐車スペースがありますのでここに駐車します。前回青笹山に登った時のように地蔵峠から登って青笹山寄りの分岐より下って来ます。今回はそれに下十枚山への縦走を加えることになります。

 まずは林道を奥に向かって歩いて行きます。やがて登山口となる場所が出て来ます。ここには@の目印があり地蔵峠でI、青笹山でSとなっており、現在位置を知るいい目安になります。
 
【A地点のお地蔵さん 手前に立ち入り禁止の貼り紙あり】

【雪に覆われた林道】
 
【ショートカットは荒れた道】
 登山口から登山道を眺めてみるとかなり荒れてそうだったので、林道から回り込むことにしました。林道上は雪がある程度積もっているところはいいのですが、うっすらと積もっているところは滑りやすかったです。それでも氷点下ではないので、凍結しないのは助かりました。

 しばらく登って行くと登山道と合流してA地点に到着しますが、ここから先は貼り紙があって立入禁止になっています。したがってそのまま林道を歩きます。このあたりまで来ると道が真っ白で直線に入るとなかなかの眺めです。途中ショートカットがあったので使ってみたのですが、かなり荒れていて歩きにくかったです。そのままずっと林道歩きで良かったと思います。

【E地点でようやく登山道へ】

【積もったばかりの雪にトレースを付ける】

【地蔵峠手前はやややせたトラバース道】
 さらに林道をずっと登って行くとE地点があり、ここから再び登山道となります。雪は積もったばかりのふかふかで歩きにくいと言えば歩きにくいのですが、やはりトレースを付けるのは楽しいです。地蔵峠の手前にはトラバース道があって、脇は急斜面になっているので若干注意が必要でしょう。道そのものは歩きやすいので普通に歩いていれば大丈夫です。

 ここを登り切るとようやく地蔵峠に到着です。西側斜面で暗がりを歩いて来ましたが、ここでようやく明るい場所に出ることができました。青空が出ていて展望も期待できそうです。

【地蔵峠】

【雪の積もった笹原の道を登る】

【地蔵峠と仏谷山を振り返って】
 地蔵峠からは岩岳に向かってひたすら笹原の道を登って行きます。ほどほどの斜度で登りやすい道ではありますが、なかなか登りが続きますので少ししんどかったです。ちなみに、稜線もしっかりした雪道になっています。

 ここを登り切ると地蔵峠へ登る途中から見えていた岩岳山頂に到着です。ここからは一旦緩やかに下って下十枚山を目指します。ここは険しい箇所もあって、鞍部に下る岩場が雪を被って歩きにくかったです。雪に埋まりかけていたロープを使って下ります。その後もちょっとした岩場を抜けて登って行くと下十枚山に到着です。 

【雲海を眺めて】

【岩岳山頂】

【下十枚山】

【下十枚山山頂】
 下十枚山そのものは木々に囲まれていて、合間から富士山が見えている程度です。そのままやや十枚山方面に下った展望地点に向かいます。このあたりは北側斜面になっているので、そこそこの雪があります。以前十枚山から登った時は結構な深さだった覚えがありますね。

 少し下れば視界が開けて展望地点に到着です。残念ながら山裾までは見えませんが、ここからは南アルプスの名だたる山々の山頂付近を見ることができます。青空が広がっていたのは良かったのですが、ちょうど南アルプスの山頂付近をガスが流れていたのは残念でした。

【展望地点へ】

【赤石岳〜荒沢岳の一部〜布引山・笊ヶ岳〜塩見岳〜間ノ岳〜北岳】

【笊ヶ岳と塩見岳】

【間ノ岳と北岳】

【布引山と笊ヶ岳 左奥は悪沢岳か】

【赤石岳】

【溶けかかった霧氷】

【再び岩岳へ】
 岩岳に登る頃には比較的よく見えていた南アルプスも展望地点に着いた時にはかなり雲に覆われていました。それでも、雲が流れていたことから時々それぞれの山の雄姿を見ることができたのは良かったです。特に南アルプス南部を周回した時の笊ヶ岳がよく見えたのはいい締めくくりになったのではないかと思います。

 しばらく眺めていましたが、まだまだ先も長いので、名残惜しいですが一旦地蔵峠まで戻ることにします。気温が上がって溶けかかった霧氷がなかなか見事でした。ちなみに、前日に降った雪は結構な勢いで溶けていて、場所によっては帰路に地肌が見えるくらいでした。

【見事な富士山】

【富士山をズーム】

【ガスに覆われる稜線】

【地蔵峠再び】

【仏谷山】
 鞍部に下り始めた頃からガスが大挙して押し寄せて来ました。ちょうど鞍部に下る手前に富士山の見えるスポットがあったので、この後は見えなくなってしまうと思い富士山を撮っておくことにしました。結果としては後で再び晴れることになりますが、いいタイミングで富士山を撮れたと思います。

 その後稜線がガスに覆われたまま地蔵峠に到着です。ガスに覆われたままならそのまま下山しようかとも思ったのですが、せっかくなので青笹山まで行くことにしたのでした。仏谷山へ登って行く途中で少しずつですが再びガスが晴れて行きます。

【細島峠】

【頂上が見えて】

【急登を登る】
 その後はなだかな笹原の道を歩いて行きます。樹林帯のうっすらと雪の残った道を慎重に下って行くと細島峠に到着です。ここも分岐になっているようで、葵高原に下れるようです。

 その後は再び登って行きます。その後はアップダウンがあって、稜線出合に到着です。ここが下山時に使う登山道で、前回もここから下っています。とりあえずそのまま山頂を目指します。ここには岩場の急登がありますので慎重に登ります。岩場に雪が乗っていますので、登りはいいのですが、下りはアイゼンを着けるか悩ましいところです。

【最後の登り】

【山頂へ】

【頂上碑】
 やがて山頂が見えて来ます。ちなみに青笹山の手前には青笹山よりも若干標高の高いうつろぎ山という山があります。普通に歩いているとアップダウンがあるだけのように見えますが、実は青笹山よりも高い山だったりします。

 この手前の山頂から下って登り返すと青笹山山頂に到着です。広々とした山頂で、富士山も見えています。ただし、富士山の見える方向がちょうど木のある方向であるうえに、笹藪が少し高いのですっきりとした富士山を撮るのは難しかったりします。せっかくガスが晴れて前回のリベンジをすることができたのですが、富士山は少し戻りながら撮ることにしました。

【山頂の案内看板】

【笹薮からの富士山】

【稜線出合】
 戻りながら展望地点を探しましたが、裾まできれいに見える場所がなかなか見つかりませんでした。周囲を見渡して、少し笹薮に分け入って写真を撮ることにしたのでした。結局、この日歩いた稜線上では偶然見つけた岩岳と下十枚山の鞍部付近のポイントが一番よく見えていたように思います。

 写真を撮ったら下山です。軽アイゼンは結局使わずに下って行きます。先の岩場はだいたいイメージができていたので問題なく下れました。むしろ、その後稜線出合の後の雪の下に岩のごろごろしたような道になっている箇所が歩きにくかったです。

【雪道を慎重に下る】

【細島峠分岐】

【葵高原へ】
 雪の降った翌日ということで、かなり下の方まで雪が残っていました。細島峠との分岐手前付近まで残っていましたね。葵高原付近も溶けただけで午前中はまだ残っていたのだと思います。

 最後はワサビ田の間を抜けて林道を伝って下って行くと葵高原に到着です。ガスに覆われた時間もありましたが、南アルプスも富士山もよく見えましたし、1日よく歩くことが出来ていい歩き納めになったのではないかと思います。安倍東山稜の山々は、富士山が白いうちはまた時々訪れたいと思います。
 


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