のうごうはくさん
 能郷白山
登山日: 2013年3月30日(土)   標高:1617m(能郷白山)
    標高差:ゲート前から約1220m

地図は前回登山時(2012年4月15日)のものを参照

 3月30日(土)    ゲート前 6:00 → 登山口 7:00 → 前山 9:00(〜10)
   能郷白山 10:10(〜11:00) → 登山口 13:10 → ゲート前 13:50

 

 本日は昨年に続いて能郷白山に登ります。今年はまだ奥美濃の山に登っておらず、この後もなかなか登る予定がなかったので、この日は奥美濃のどこかの山に登ろうかと考えていましたが、あまり準備ができる時間もなかったので、未踏の山はやめて、前年も登っている能郷白山に登ることにしました。比較的長丁場の山なので、あまり登山者が多くなく静かな山歩きができそうだったのもありました。

 出発地点となるゲート前までは、高速道路のICを降りてからもそこそこありますので、やはり時間がかかります。今回は土曜日ということもあって、昨年よりも現地入りが遅くなりましたが、これだけの時間に到着できれば十分でしょうか。

【ゲート前駐車スペース】
 
【ゲート】
 到着して驚いたのは既に4台の車が駐車されていたことで、快晴の日曜日だった昨年と比較しても登山者が多かったです。昨年は10人も登っておらず、自分が下山を開始した頃に次の方が登って来るような状態でした。

 既に明るくなっていますので、準備ができたらすぐに出発します。今回は遠方の景色はともかく、再び能郷白山の白い頂を見たいというのが主な目的でした。まずは、ゲートの脇を抜けて林道を歩いて行きます。若干上りになっていますので、舗装された道を歩いていても意外に消耗させられます。道中から周囲の景色を見る限りでは、昨年よりも2週間程度早い時期に登っているにも関わらず、雪は昨年よりも少ないようでした。
 
【昨年よりも若干雪が少ないか】

【登山道入口】
 
【渡渉は慎重に】
 結局昨年はそれなりに雪のあった箇所も雪が少なく、そのまま登山道入口に到着です。昨年も最も気を使ったこの後の渡渉地点も慎重に通り過ぎて行きます。雪の多い時期のスノーブリッジを渡るのに比べれば全然歩きやすいでしょう。

 渡渉後は雪の解けた急登を登って行きます。当たり前のように雪のある山に登っていたので、土の感触は少し懐かしいような感じがしました。この急登を登ってなだらかな尾根を進んで行くと林道出合に到着です。林道を少し通ってそのまま尾根に取り付いて行きます。雪は昨年より若干少ないようで、昨年よりも2週間早く登っていることを考えると雪解けが早いのでしょうか。 

【雪の解けた急斜面を登る】

【林道出合の案内】

【前山方面を眺める】

【登りは若干雪が緩んでいる程度でしたが】
 林道出合で少し写真を撮るなどして休憩をしたら、再び山頂を目指して歩き始めます。若干急な登り坂が続きますが、雪が緩みつつあったようでした。それでもこの時には下山時には踏み抜き地獄になっていようとは思ってもみなかったのでした。

 しばらく登ってなだらかになると、昨年同様夏道が露出している箇所もあるので、うまく夏道を拾いながら進んで行きます。目指す前山の方向はわかりますので、ガスっていて視界がないのでもなければ、方向を間違えることはないでしょう。 

【前山への道】

【日当たりのいい場所は夏道に】
 山頂直下もそれなりの登りが続きますが、登り切ると前山山頂に到着です。ここはなだらかな稜線が続いていて、山頂は広々としています。少し写真を撮りましたが、やはり山頂からの景色を早く眺めたいということで、アイゼンとピッケルに装備を変更して先に進みます。結果としてはなくても登れたと思いますが、かなり雪が締まっている時には必要になるのではないかと思います。

 能郷白山へは稜線を緩やかに下って、鞍部まで下った後は再び登り返して行くことになります。正面に能郷白山を眺めながらの稜線歩きは素晴らしいです。

【雪の斜面を登る】

【歩いて来た尾根】

【クラック】

【山頂までもう一息】

【広々としてなだらかな前山】

【いよいよ姿を現した能郷白山】

【真っ白でどっしりとした山容】

【風下側には若干雪庇も】
 さすがに最後の登りはなかなかしんどいです。雪がそこそこ締まっていたので、あまり足が沈まなかったのが救いでしょうか。登って行くと最後の急登を登っている2人の方が見えました。かなりの急斜面を登っているようで、ピッケルで固定しながら一歩一歩登っているようでした。

 自分は昨年と同様に左手の肩付近を目がけて九十九折れに登って行くことにしました。このルートであれば、きちんと足場を固めていけばそこまで急傾斜でなくなります。このあたりは昨年の教訓が生きたでしょうか。

【鞍部からは登り返して行く】

【待ち受ける急登】

【写真ではわかりにくいですが最後は壁のような急登】

【広々とした山頂】
 最後の急登を登り切ると山頂に到着です。やはり昨年よりは雪解けが進んでいるようで、頂上碑もはっきり見ることができました。山頂からの展望は若干靄や雲がかかっていたりしましたが、概ね一通りの山を見ることができて良かったです。昨年と違って青空が広がりましたが、今回は少し展望がクリアでなかった感じでしょうか。

 それでも、白山はきちんと見ることができて良かったです。広々とした山頂を歩き回って景色を楽しんだ後、下山を開始します。せっかくピッケルも持っていましたので、シリセード&滑落停止などをしながら下って行きました。

【白山から北アルプスまでの大展望 北アルプスは写真では霞んでしまっていますが】

【荒島岳と白山】

【今年も見事な白山を見ることができました】

【稜線の奥の冠山は少し雲がかかって】

【北アルプスの山々】

【広々とした山頂と冠山方面】

【前山へと続く稜線】

【下って来た道を振り返る】

【いつかは残雪期に登りたい荒島岳】

【能郷白山から続く山並みも真っ白に】

【最後に能郷白山も見納め】

【前山からの急斜面を下る】

【下りでは踏み抜き地獄が】
 前山まで戻って能郷白山を見納めた後、再び急斜面を下って行きます。時々シリセードを交えながら快調に下っていたつもりでしたが、最後になってかなり雪が緩んでいたせいかひどい踏み抜きが多くて苦労しました。一箇所胸あたりまで落ちて腕を打ってしまうような有様でした。

 踏み抜き地獄を抜けて雪のないところに出ると、雪のない急斜面を下って、慎重に渡渉して、後は林道歩きです。この日は結構気温が上がったようで、林道を歩いていた時は結構暑かったですね。雪の解け具合を見ても、2月までの寒さを考えても、昨年よりも2週間も早く訪れたとは思えないような雪の状態でしたが、今回も素晴らしい景色を見ることが出来て本当に良かったと思います。
 


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