あきたこまがたけ
 秋田駒ヶ岳
登山日: 2013年6月29日(土)   標高:1637m(男女岳) 1623m(男岳)
    標高差:国見温泉から約780m


 6月29日(土)    国見温泉 9:35 → 稜線分岐 10:55 → 男岳 13:10(〜20)
   男女岳 13:50 → 横岳 14:20 → 国見温泉 15:45

 

 この週末は東北地方の天気がそこそこであることから、1日休みを使って東北遠征を実施しました。GWに続くという意味で第二次東北遠征としましたが、GW中に2回訪問しているので事実上3回目でしょうか。同じ東北でも北東北となりますので、移動だけでもかなりの距離になります。今回の主目的は何と言ってもGW中に登れなかった三百名山で、北東北最後の山である和賀岳です。この山はそれなりの時間がかかるのと、一度撤退はしていますが未踏の山ですので、一番天気のいい日に登りたいということでこの翌日としました。今回ハヤチネウスユキソウを見たいということで早池峰に登ることにしたのですが、これを規制のない月曜日に登ることにしました。
【国見温泉登山口駐車場】
 
【建物脇から登山口】
 そして、睡眠時間が足りなくなって一番きつい初日をこの秋田駒ヶ岳としたのでした。一度八合目登山口から登っており素晴らしかったので、もう一度登りたいと思って白羽の矢を立てました。今回は、ルートを替えて国見温泉から登ることにしました。

 家はかなり早い時間に出ましたが、さすがに700キロは超える距離ですのでかなり遠いです。なんとかそれなりの時間には入れたと思いますが、さすがに9時過ぎともなればみなさん出発した後で駐車場も満車でした。路肩も平坦なところは埋まっていましたので、石でとめておいて坂になっている道の路肩に駐車しました。
 
【ウラジロヨウラク】

【よく整備された登山道】
 
【ゴゼンタチバナ】
 駐車場から少し奥に行くと温泉宿があり、その脇が登山口になっています。宿泊客はこの温泉宿の駐車場にとめることができるようです。

 曇っていて生憎の天気ではありましたが、メインはお花ですので、ほとんどの方が登った後で静かな登山道をゆっくり登って行きます。稜線に出るまではあまりないかなと思っていたのですが、稜線に出るまでにもいろいろな花を眺めることができました。このあたりでは群落があるわけではないのですが、目を楽しませてくれるには十分でしょう。ゆっくり登るとはいえいい時間ではありましたので、てきぱき写真を撮って登って行ったのでした。 

【アカモノ】

【ナナカマド】

【イワカガミ】

【オオバキスミレ(タカネスミレ?)】

【横長根 稜線分岐】

【ツマトリソウ】

【クモマニガナ】

【ハクサンチドリ】

【ミヤマハンショウヅル】
 やがて横長根と書かれた案内板があり尾根に
出ます。樹林帯ではありますが、所々で左手が開けており展望が広がるのですが、正面の女岳は山頂が雲ですっぽり覆われていました。

 その後も歩きやすい道を進んで行くと視界が開けて来ます。相変わらずの空ではありましたが、所々で青空が見えている場所もあり、少しは期待できそうな空模様になって来ました。お花の方も相変わらず素晴らしいです。砂礫地帯に入ると前回はあまり見られなかったコマクサを見ることができました。前回とほぼ同じ時期に訪れた秋田駒ヶ岳ですが、全体的に前回よりも時期が進んでいたようです。GWあたりの長雨で雪が溶けるのも早かったのでしょうか。

【徐々に視界は広がるも稜線には雲が】

【ベニサラサドウダン?】

【サラサドウダン】

【ミヤマキンバイ】

【サラサドウダンの群落】

【徐々に雲が晴れていく主稜線】

【コマクサ】

【一旦砂礫帯の道へ】

【ムシトリスミレ】

【チングルマ】

【チングルマの群落】

【お花畑に囲まれて歩く】

【チングルマと同様に楽しみにしていたヒナザクラ】

【何度も撮ってしまうチングルマの群落】

【設計の残る道と男岳】

【ショウジョウバカマ】
 砂礫地帯に入って分岐がありますので男岳と女岳の間の谷を通る道を進みます。砂礫地帯を抜けると楽しみにしていたチングルマの群落がありました。前回も見ているのですが、やっぱりチングルマが集まると見事なものです。また、今回別に楽しみにしていたヒナザクラも見ることができました。前回は阿弥陀池のそばで見た気がしたのですが、こちらにも咲いていたのでした。鮮やかなハクサンコザクラも好きなのですが、ヒナザクラの清楚な感じもまたいいですね。花をあまり知らない自分でもわかりやすいというのもあるかもしれません。結局このあたりでしばらく過ごしてしまったのでした。

【男岳とチングルマのお花畑】

【どこまでも続くお花畑】

【お花に囲まれて木道を進む】

【倒木のミネザクラ】
 その後も所々に残った雪渓や木道を歩いて進んで行きます。チングルマなどのお花畑も素晴らしいですが、男岳をはじめとした両脇の稜線を見上げた渓谷の景色もなかなか素晴らしいと思います。青空が見えなくてもやはり素晴らしかったです。

 さらに進んで行くと男岳への急登が待ち受けています。前回はここを下って来ましたが、今回はこのルートを利用せずに男岳の裏手から登るルートを取ります。あまり歩く人がいないようで、さすがにメインルート程は整備されていないようですが、踏み跡はしっかりしています。ただ、尾根に出るまでは所々で草を若干かき分けるような場所もありました。

【男岳への急登 今回は使わず】

【トラバース気味に進む】

【シラネアオイ】

【タカネスミレ】

【ベニバナイチゴ】

【ミヤマダイコンソウ】

【男岳への薄い踏み跡 一般道ではないのでスルー】

【尾根手前には草深いところも】

【尾根出合へ】

【振り返ると整備された登山道と田沢湖が】

【鮮やかなエゾツツジ】
 尾根に出ると展望が開けて、麓の方を振り返ると田沢湖が見えています。こちらからもいろいろなルートとつながっているようで、さすがに国見温泉や八合目からのルートよりは少ないようですが、ちらほら登って来る方を見かけました。

 ここからはザレた道が続いています。部分的には歩きにくい場所もありますが、この急登を頑張って登って行くと男岳山頂に到着です。登り始めよりは随分雲が晴れて来ましたが、やはり周囲のガスが多くて前回のような展望はありませんでした。もうお昼を過ぎていますので、ここで少し休憩をしたら先に進みます。 

【ウメハタザオ?】

【ザレた道】

【キバナノコマノツメ?】

【イワベンケイ?】

【男岳への最後の登り】

【稜線を振り返る】

【ミヤマダイコンソウのお花畑】

【独特のピーク】

【男岳山頂へ】

【頂上碑と鳥居】

【ガスが多く辛うじて見える田沢湖】

【コバイケイソウ】

【ここにもエゾツツジの群落】

【馬の背分岐】
 最初はガレた道を下って行きます。比較的歩きやすい秋田駒ヶ岳ですが、ここは岩場になっていますので、濡れている時には慎重に歩いた方がいいでしょう。しばらく下ると馬の背分岐があります。ここは、先に歩いた谷から登って来るルート、そのまま横岳に抜けるルートがありますが、男女岳に登るために阿弥陀池に下って行くルートを取ります。ややガスは多いものの見事な男女岳と阿弥陀池を眺めることができました。

 前回チングルマの大群落を眺めた男女岳南西の木道沿いですが、今回はほぼチングルマは終わっていました。同じ山でも随分状況が変わっているものです。

【ヒナザクラ再び】

【男女岳と阿弥陀池】

【男女岳】

【両脇のチングルマはほぼ終わりかけ】

【前回も多く撮った阿弥陀池越しの男女岳】

【阿弥陀池を振り返る】

【男女岳への道】

【男女岳山頂へ】

【頂上碑】

【ガスで展望がなく】
 その後は前回同様に阿弥陀池越しの男女岳の展望を楽しみつつ男女岳に登ります。飛び抜けて高いわけではありませんがこの山が秋田駒ヶ岳では最高峰になります。なかなかしんどい登りですが階段が整備されて歩きやすくなっています。ただ、土がさらわれた所などは返って歩きにくくなっていたところもあったかもしれません。

 しばらく登って行くと山頂に到着です。前回は岩手山まで見えていた展望ですが、今回はガスで展望がありませんでした。ただ、近くの景色が良く見えただけでも良かったと思います。

【目まぐるしく変化する雲を見上げて】

【男女岳の東側斜面には残雪がべったりと】

【乳頭山まで続く稜線】

【横岳山頂】

【タカネスミレの群落】

【砂礫の道を下る】

【カラマツソウ】

【再びコマクサ】

【登山口へ】
 その後は下って横岳に登りかえした後砂礫の道を緩やかに下って行きます。登りではコマクサはちょっと眺めただけでしたので、じっくり見て回ります。

 コマクサを眺めた後はひたすら下って行きます。歩きやすい道ですので、下りは早いですが、やはり咲いている花が気になって思ったほどはペースが上がりませんでした。遅い出発となりましたが、夕方4時前には下山することができました。今回初日に組み込んでみた秋田駒ヶ岳でしたが、前回同様にやはり花が多く、山の眺めも素晴らしい山でした。
 


山行記へ戻る

ホームへ戻る