ほうおうざん
 鳳凰山
登山日: 2013年10月12日(土)   標高:2780m(薬師岳) 2840m(観音岳)
    標高差:夜叉神の森から約1400m

地図は前回の鳳凰山登山時(2013年1月13日)のものを参照

 10月12日(土)    夜叉神の森 6:15 → 夜叉神峠 7:10(〜20) → 火事場跡 8:40(〜55)
   南御室小屋 9:45(〜10:00) → 薬師岳 11:00 → 観音岳 11:35(〜12:20)
   南御室小屋 13:30(〜40) → (休憩30分) → 夜叉神の森 16:05

 

 本日は鳳凰山に登ります。せっかくの好天の3連休ではありましたが、肝心の中日となる日曜日に仕事が入ってしまったので、日帰りにせざるを得ませんでした。土曜日は北アルプスは大荒れの予報ということで、家で大人しくしていても良かったのですが、南アルプスは風は強いもののそれほど荒れそうではなかったことと、鳳凰山なら日帰り可能で登山口までの距離も北アルプスなどに比べれば近いということで登ることにしました。

 鳳凰山自体は4回目で、今年1月にもよく晴れた日に登っていますので、素晴らしい展望を求めてというよりは、月曜日に備えて足慣らし的な要素が大きかったでしょうか。ただ、中1日であることを考えるとちょっと鳳凰山はハードでした。

【夜叉神駐車場】
 
【登山口】
 稜線を歩くのが厳しそうなら行けるところまででいいかなと思っていたこともあり、比較的現地入りはゆっくりとなりました。ただ、現地でちょうど広河原行きのバスの直後となってしまったので、もう少し早めに入れば良かったなと思いました。芦安の駐車場の前で足止めをくらったわけですが、なんと10台以上のバスが広河原へ向かったのでした。バスが全て出るまで待たされたうえに、この混み具合では駐車場はとても無理かなと思いつつ登山口に向かいます。

 しかし、着いてみると登山口前こそ埋まっていたものの、少し下ればまだまだあいていて、6時前でも問題なく駐車することができたのでした。
 
【樹林帯を歩く】

【夜叉神峠からの眺め 山には雲が】
 
【火事場跡】
 1月は真っ暗な中歩いたわけですが、今回はすっかり明るくなってからの出発となりました。できるだけ荷物の軽量化を図ったつもりでしたが、それほど体は軽くなく、結局いつものペースで登って行きます。良くも悪くもいつもと同じようなペースでした。

 1時間足らずで夜叉神峠に到着です。白峰三山は雲を被っていましたが、それ以外は真っ青な空が広がっていて、風が強いのを除けばなかなかの天気です。マイペースで先に進んで行きます。

【いつの間にか雲の取れた白峰三山】

【農鳥岳】

【残念ながら紅葉は終わり気味】

【葉よりも鮮やかな実】

【苺平】
 しばらく稜線を歩いて行くと火事場跡に到着です。ここからは白峰三山が見えるのですが、いつの間にか雲がとれて素晴らしい山々が見えています。本当に狙ってない時の展望の良さに驚いてしまいました。ちなみに、快晴が約束されると思っていた月曜日よりも展望がクリアでした。さすがに日曜日の1日中雲も出ず快晴だった日と比べるわけには行きませんが。

 火事場跡での景色を楽しんだら先に進みます。このあたりは紅葉の散った後の木々が並んでいました。強風で落ちてしまったのでしょうか。その後もこのような感じで、紅葉があまり見られなかったのは残念でした。

【南御室小屋】

【木々の高い所に紅葉】

【紅葉をズームして】

【砂地の道へ】
 その後は岩のごろごろした緩やかな道を登り、再び鬱蒼とした樹林帯を登って行くと苺平に出ます。ここから下って行くと間もなく南御室小屋に到着です。3連休なので既に賑わっているかなと思ったのですが、早い時間に登った人はそのまま鳳凰小屋まで抜けるか、薬師岳小屋泊という人が多かったようで静かなものでした。ここのテント場は、平たくて水場やトイレも近いので良さそうなのですが、基本的に早朝から歩き始める自分のスタイルからすると、どうしてもここの小屋で泊まるのは時間を持て余してしまうせいか毎回日帰りになってしまうようです。ただ、雪上テント泊の練習をするには良さそうですので、もう少し知識を身に付けたら練習に訪れたいですね。

【砂払岳への岩場の登り】

【富士山もすっきりと】

【薬師岳と左奥に観音岳】

【紅葉と北岳】

【薬師岳へ】
 南御室小屋からはやや急な道を登って行きます。緩やかになった後も登りが続きますが、これを抜けて砂地が見えるとようやく樹林帯から抜け出します。それと同時に絶景が広がるわけですが、それよりもいきなり強烈な風に吹き曝されたのには参りました。一旦帽子が飛ばされてしまうような状況で、なんとか回収できたもののまた飛ばされそうでしたので帽子をしまって歩くことになりました。こんな状態ではとても観音岳は無理だと思ったのですが、なぜかこの稜線に出たあたりから砂払岳山頂付近あたりまでの風が強く、これ以上明らかに強い風というのは吹いていなかったように思います。それでも、時々よろめくくらいの風が吹いてはいましたが。

【頂上碑と白峰三山】

【観音岳】

【観音岳からの紅葉した斜面と左は北岳 右は仙丈ケ岳】

【白峰三山】

【観音岳へ】

【頂上碑】
 岩場の砂払岳を慎重に越えて薬師岳小屋で少し休憩をした後、薬師岳、そして観音岳を目指します。薬師岳はいつものように頂上碑だけ撮ってそのまま観音岳へ向かいます。強風でさぞかし歩いている人は少ないかと思いきや、大勢の人が歩いていてやはり3連休でそれなりに人気のある山だと思いました。

 観音岳に到着したら撮影タイムです。風が強くて、時々風が収まるのを待ちながら撮りました。かなり風が強くてぶれているかもしれないということで、いつも以上に撮ってしまったように思います。ちなみに観音岳で吹いていた風に限れば1月の時の方が強かったかもしれません。

【北方へ続く稜線 右奥に八ヶ岳 中央に地蔵岳 左奥は甲斐駒ケ岳】

【甲斐駒ケ岳を中心に 手前は早川尾根】

【仙丈ケ岳】

【富士山と薬師岳】

【くっきり見えた富士山】

【地蔵岳と紅葉の斜面】

【オベリスクの上に立つ人】

【白峰三山は若干逆光気味に】

【薬師岳と斜面の紅葉】

【黄色の紅葉がきれいです】

【薬師岳へ戻ります】

【岩峰と顔を覗かせる富士山】

【紅葉の稜線を眺めつつ再び樹林帯へ】

【徐々に埋まる南御室小屋のテント場】
 風が強いことを除けば見事な景色が広がっています。この日雪が降った北アルプスはさすがに雲に覆われていましたが、それ以外の山々については展望がクリアで富士山をはじめくっきりと見えていました。

 いつものように山頂では随分長い時間を過ごしてしまいました。山頂に誰もいなくなった頃下山を開始します。実は最初の夜叉神峠でデジタルカメラを落としてしまったこともあって、ちょっとペースを上げて戻っていたつもりでしたが、時間を見てみるとあまりいつもと変わりませんでした。足慣らしのつもりでいましたが、やはりちょっと歩くという山ではなかったですね。

【紅葉がもう少し残っていれば鮮やかそうです】

【登山道脇ではこのあたりが一番鮮やかだったでしょうか】

【夜叉神峠では再び晴れて】
 その後も思った程ペースは上がらなかったにせよ順調に戻って行きます。南御室小屋は次々に到着する登山者で賑わっていました。さすがにこの時間に日帰りで帰る人もほとんどなく、登って来る人ばかりです。

 ずっと気になっていたデジタルカメラでしたが、親切な方が小屋に預けてくれていたようで、無事手元に戻って来ました。本当に預けていただいた方、小屋の方には感謝です。一旦雲がかかった山々も再び晴れて、本当に天気のいい1日でした。ただ、思ったよりも疲れてしまって翌々日の登山に不安を残す結果となってしまったのでした。ただし、これだけの景色を見られたことを考えると贅沢な悩みでした。
 


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