きそこまがたけ
 木曽駒ヶ岳
登山日: 2013年11月30日(土)   標高:2956m(木曽駒ヶ岳)
    標高差:千畳敷から約340m


 11月30日(土)    千畳敷 10:00 → 乗越浄土 11:00 → 木曽駒ヶ岳 12:00(〜13:00)
   千畳敷 14:20

 

 本日は木曽駒ヶ岳に登ります。実は先週は谷川岳と立山に登ったわけですが、もう1つ登りたい候補があってそれが木曽駒ヶ岳でした。厳冬期は到底難しいですし、残雪期も乗越浄土への登りが厳しいということですので、初冬のこの時期を狙っていました。折しもこの土曜日は天気が良さそうでしたので、さっそく向かうことにしたのでした。

 菅の台バスターミナルに車を駐車して始発のバスを待ちます。木曽駒ヶ岳は9月にも登りましたがその時は桂木場からで、このロープウェイを使って登るのは登山を始めた頃に登って以来となります。少し車で仮眠しようかとも思いましたが、バス停に並ぶ人が出てきましたので、一緒に並ぶことにしました。

【菅の台バスターミナル駐車場】
 
【バス停に並びますが・・・】
 バス停前に並んでいると、どうも今は工事の関係で臨時バス停の方にバスが寄るようでしたので、そちらに移動します。チケットを買った後は、麓から見える見事な眺めを楽しむことにします。前回は気づかなかったのですが、ここから千畳敷や宝剣岳などが見えています。見上げると見事な青空が広がっていて、早く現地に行きたいと思わずにはいられませんでした。

 始発のバスに乗ってしらび平に向かうわけですが、途中でチェーンを装着したバスに乗り換えます。確かに、そこそこ急な雪道が続きますのでチェーンなしのスタッドレス車では厳しいのでしょう。帰りも途中で乗り換えることになります。

【臨時バス停の方に並びなおして 奥には白き山々が】

【千畳敷と宝剣岳でしょうか】

【行く前からわくわくするような景色】
 
【しらび平の駐車場は真っ白に】
 チェーンを装着したバスに乗ってしらび平に到着です。こちらはすっかり雪景色になっています。そのままロープウェイに乗って千畳敷に向かいます。天気は良かったのですが、やはり時期が時期なだけに、バスは2台で、ロープウェイもすぐに乗ることができました。激混みのイメージがあるこのロープウェイですが、やはり季節を外すと静かなようです。

 ロープウェイで一気に千畳敷に到着したら、さっそく準備をします。同じ時間に到着した方達が続々と出発して焦る気持ちもありますが、時間的には余裕があるので、ゆっくり準備して、始発で上がった人の中では最後くらいに出発しました。
 
【スムーズにロープウェイに乗り換えて】

【窓に傷があってうまくは撮れず】

【あっという間に千畳敷へ】
 千畳敷からは既に絶景が広がっています。この千畳敷からの眺めは今回最も楽しみにしていた景色の1つでしたので、とてもうれしかったですね。9月に登ったにも関わらず再度登りたいと思ったのはこの景色が見たかったと言っても過言ではないかもしれません。乗越浄土へ登って行く方達が連なっている様が見事でした。どうも、トレースがなかったらしく、先頭はラッセルしているようで、後から歩き始めた方達が追い付いて数珠つなぎになっているようでした。

 このような状況でしたのでゆっくり登って正解だなと思いつつも、みんなに踏み固めてもらった道を歩くのは申し訳ないなとも思ったのでした。

【広がる絶景】

【乗越浄土へ向けて】

【トレースを付けながら歩く登山者】

【絶壁のような乗越浄土手前の斜面】

【千畳敷カール看板】

【乗越浄土へ続く道】

【振り返って見事な南アルプスの眺め 富士山も】

【徐々に急登へ】
 一旦緩やかに下った後、乗越浄土へ向けて緩やかに登って行きます。雪は結構深そうでしたが、トレースのあるところはあまり沈まずに済みました。先頭がラッセルをしながら進んでいるため、徐々に追い付いて登山者が連なって進んで行きます。この登山者の列もなかなか絵になりますね。

 やがて急斜面に入って行きます。徐々に急になって来て、一番急なところでは結構な斜度がありました。それでも、斜面の上部はまだ夏道が一部残っていて九十九折れに登れるようになっていたので、その分は緩やかな道を歩くことができました。初冬だったのでこのような登り方ができたのですが、厳冬期や残雪期は直登になるので厳しいことでしょう。 

【急登から夏道の残ったトラバース道へ】

【急斜面を振り返る】

【ようやく乗越浄土へ】
 九十九折れの道を慎重に歩いて行くと浄土乗越へ到着です。振り返ってみると斜面の下が見えない程の急斜面でした。背後には見事に南アルプスの山々が見えていて壮観でした。

 ここでのんびりしても良かったのですが、せっかく景色を楽しむのであれば山頂まで行った方がいいだろうということで、まずは中岳を目指します。このあたりは雪が飛んでしまっていて地肌が見えていると思ったらアイスバーンになっていて、アイゼンがほとんど刺さらないくらいでした。斜度はないので、歩いて行くには特に支障はありませんでしたが、これが斜面にあるとかなり厳しいことでしょう。

【中岳への凍てついた道】

【アイスバーンと化した道】

【見事な宝剣岳】

【左奥の御嶽山と木曽駒ヶ岳】

【どっしりとした木曽駒ヶ岳】

【振り返ると南アルプスの山々】

【木曽駒ヶ岳山頂と北アルプス】

【頂上碑】
 中岳に登ったらそのまま木曽駒ヶ岳に向かいます。この中岳からの下りが見事に凍結していて歩き辛かったです。地形的に多少足を滑らせても問題はないかもしれませんが、慎重に下って行きます。このようなごまかしようのない斜面を歩くと、普段きちんとフラットフッティングができていないことを実感させられます。

 鞍部まで下ったら再び登って行きます。しばらく登って行くと木曽駒ヶ岳山頂に到着です。それなりに歩きましたが千畳敷から2時間、やっぱりこちらから歩くと速いですね。桂木場からのルートが長かったので余計にそう感じました。

【南八ヶ岳の山々】

【乗鞍岳】

【穂高連峰と右奥の槍ヶ岳】

【北アルプスの山々】

【9月に歩いた将棊頭山からの稜線】

【南アルプスの山々】

【御嶽山】

【富士山】

【宝剣岳】

【白峰三山と富士山】

【北岳と間ノ岳】

【歩いてきたルートを振り返る】

【宝剣岳と空木岳など中央アルプスの稜線】

【徐々に静かになる山頂】
 山頂からは言わずもがなの絶景が広がっています。やはり風は冷たかったですが、この時期にしては穏やかな風で景色を楽しみつつ写真を撮っていました。北アルプスの山々、八ヶ岳連峰、南アルプスの山々と周囲の景色がずらっと並んでいます。富士山もよく見えていました。

 山頂には続々と登山者が登ってきますが、木曽駒ヶ岳にしては静かな方でしょうか。いつの間にか山頂に1時間滞在していて、山頂は静かになっていました。1時間いても名残惜しいですが、下山に取り掛かります。

【見事な中央アルプスの眺め】

【千畳敷に戻って行く登山者】

【宝剣岳を見上げる 下山中の登山者】

【急斜面を見下ろして】

【慎重に下る登山者】
 のんびり景色を眺めながら戻って行きます。途中宝剣岳を見上げると下って来る方がいましたが、かなり慎重に歩いているようで、やはりこの時期は厳しい山のようです。

 そのまま乗越浄土から下って行きます。急斜面ではありますが、上部は九十九折れになっていますので、比較的ゆとりを持って下ることができました。中盤の雪の多いところは急斜面でしたが、距離が短いので助かりました。ある程度下ったらシリセードも考えましたが、岩が露出しているところもあったので、シリセードはやめて歩いて下って行くことにしました。

【南アルプスの絶景を眺めながらの下り】

【急斜面を振り返る】

【続々と下山してくる登山者】

【日が陰っても素晴らしい眺め】

【ロープウェイ駅の近くからの南アルプスの絶景】

【甲斐駒ヶ岳】

【仙丈ヶ岳】

【塩見岳】

【荒川三山】

【南アルプス&富士山と麓の眺め】

【ロープウェイで下る】
 下った後は何度も振り返りながらロープウェイ駅を目指します。徐々に影が伸びていく景色もまた素晴らしかったです。駅に着いた後もロープウェイを待っている間南アルプスの見事な眺めを楽しむことができました。

 乗越浄土の急登はやはりこの時期でも手ごわいですが、比較的短時間でこれだけの景色を堪能することができるのは本当に素晴らしいと思います。今年は2回訪れた木曽駒ヶ岳ですが、全く違うルート違う景色で、木曽駒ヶ岳の素晴らしさを体験することができました。また機会があれば訪れたいものですね。
 


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