やんぶし
 山伏
登山日: 2014年2月9日(日)   標高:2014m(山伏)
    標高差:駐車場から約1100m

地図は前回の同じルートを登山時(2012年12月23日)のものを参照


 2月9日(日)    駐車地点 8:25 → 登山口 9:20 → 蓬峠 10:40
   山伏 13:45 → 蓬峠 15:00 → 登山口 15:45 → 駐車地点 16:20

 

 本日は山伏に登ります。実は月曜日に休暇を取ったので4連休にして西への遠征を考えていたのですが、大雪のために断念して土曜日は家でごろごろ、日曜日は交通事情が読めなかったので、近くまでは行けるだろうということで山伏に向かいました。

 山間部に入っても雪が出てこなかったことから、それほどは雪が積もっていないのかなと思ったのですが、トンネルを抜けてみると徐々に雪が現れて、登山口へ向かう集落の道路に曲がるところでは結構な積雪になっていました。曲がるかどうかも悩みましたがとりあえず行ってみることにします。轍はできていますが、間の雪で車の底を擦ってしまうような状況でした。 

【路肩に駐車した付近】
 
【すっかり雪景色に】
 登山口までは結構な距離がありますが、途中比較的幅のある路肩を見つけたのでそこに駐車して登ることにしました。以前、雪が多かった時はこのあたりはほとんど雪がなかったのに、奥の林道ではどっさりあったことを思い出したからでした。

 せっかく離れた場所に駐車したので、集落の雪景色を眺めながら向かいます。積もったばかりの雪ですので、あまり滑らないという意味では歩きやすかったでしょうか。途中学生さんの集団とすれ違いました。

【山伏方面はどんよりとした雲が】
 
【西日影沢の登山口は左手の未舗装道路へ】
 最後尾の先生と見られる方に話を聞くと、前日は1700m付近まで登って断念したとのことでした。ただ、この日既に先行している人が10人くらいはいるので、行けるかもしれないということでした。

 そのまま舗装された道を歩いて行くと、登山口への分岐が出てきます。ここからは未舗装の道になっていて最初は緩やかに下った後、平坦な道を歩いていきます。驚いたことは、駐車したあたりよりも余程雪が少なかったことでした。結果論ですが、これならば十分車で入ることができました。過去の経験からすると、晴れればこのあたりはかなり溶けるので帰りは楽なはずです。
 
【思ったよりも少なかった林道の雪】

【坂の手前で駐車している車がちらほら】

【右手の坂を上った車はなく】
 最後の駐車場前の上りはチャレンジした跡はありましたが、ここで断念したのか、この先まではありませんでした。実際登山者駐車場は真っ新な雪面が広がっていました。冬でも直前に降雪がなければ、このあたりはほとんど雪がないイメージです。

 駐車場を過ぎて少し樹林帯の林道を歩くと登山口があります。やはり真っ白で最初から雪道となります。見事な雪景色が広がっていますが、以前来た時のようなきれいな霧氷がなかったのは残念でした。 

【左手の登山者駐車場は完全に雪の中】

【おなじみの登山口へ】

【見事な雪景色ですが以前のようなきれいな霧氷はなく】

【橋の上も雪がどっさりと】
 若干足を取られることがあるものの、やはり雪がそれなりにあった方が歩きやすいです。ただ、これも先を歩いている方が踏んでくれているからというのがありますが。蓬峠から上の雪景色は珍しくないですが、その手前でこれだけ真っ白なのもなかなか新鮮でした。

 川沿いの道を抜けて、樹林帯を登って行くと、蓬峠への登りへの取り付きにつながるトラバース道があります。ここにある岩場が気になっていたのですが、やはりロープを使って強引に登って行くような感じになりました。足は置けるので何とかなるとは思いますが、他が歩きやすい道ですので特に注意が必要かもしれません。

【川沿いの雪景色】

【わさび田跡も真っ白に】

【おなじみの大岩】

【岩場の急登】

【雪景色に雪も散らついてきて】
 蓬峠への急登に差し掛かります。岩のごろごろした河原の上に雪が覆いかぶさったようになっているので、踏み抜かないか心配でしたが、特に問題なく登って行くことができました。このあたりは一段と雪が増えて来ましたが、困ったことに雪が散らつき始めました。天気が回復していくはずだったのですが、大雪の後も天候がなかなか安定しなかったようです。この翌日の越前岳も含めて、太平洋側の天気は悪かったように思います。

 登りきると蓬峠です。どうしようか悩ましいところでしたが軽アイゼンを装着することにしました。スノーシューも頭をよぎりましたが、道幅が狭く急登も多いのでさすがにやめました。これだけ雪があるなら12本爪の方が良かったかなと思います。普段なら所々で雪が切れるので軽アイゼンを持ってくるのでした。

【蓬峠のベンチ】

【雪が多くて幅の狭くなった登山道】

【かなり嵌るところも】
 だいたい蓬峠から上は雪が付いていますが、今までの中ではやはり一番雪が多く、足の嵌るところも随所にありました。また、トラバース道が多いのですが、幅が狭くなってしまったところは注意をして歩きます。途中から九十九折れの道がしばらく続くのですが、九十九折れの道が途中で切れて尾根へ直登して尾根筋を歩く道ができていました。これは、初めて見る道でした。直登するところは軽アイゼンでは雪を掴めず苦労させられましたが、尾根へ出てしまえば歩きやすいどころか霧氷がきれいでした。

 その後も雪と格闘しつつ登って行きます。どこでスノーシューに切り替えるかが思案のしどころでした。

【九十九折れの道が行き止まり 手前に尾根へ上がる道】

【尾根道の霧氷は美しく】

【稜線分岐 小屋方面にトレースはなし】
 雪は徐々に深くなって来ますが、やはり結構な急登があるのでそれを越えてからスノーシューに履き替えることにしました。どこも雪が深くて履き替えるのにすら苦労するような有様でした。やはり履き替えると随分楽になりますが、それまでで結構疲れてしまったのか、足を上げるのも少し大変でした。

 その後間もなく稜線分岐です。本来ならこのあたりでスノーシューに履き替えるところですが、それまでに履き替えたい程雪が多かったということですね。雪は収まったようですが、どんよりとした空模様で、展望は期待できなさそうでした。

【雪をたっぷり乗せた木々の合間を通って】

【見事な雪原ですが青空が欲しいところでしょうか】

【部分的にはきれいな霧氷も】

【山頂まではもう一息】

【富士山方面】
 稜線を歩いて行くとちょうど先頭の方達が山頂に着く頃でした。結構なラッセルを強いられたようで、もう歩きたくないという程だったようです。自分はおかげ様で登ることができたのでした。ちなみに、頂上碑を見ると思ったほどの雪ではありませんでした。今回は結構降ったものの、それまでの積雪量が少なかったのかもしれません。

 山頂からはやはり富士山も南アルプスも見えません。自分は何度も見ているからまだいいのですが、遠方から来た方にはきれいな富士山を見ていただきたいものですね。疲れてはいましたが、撮るものもなく、随分遅くなってしまったので、行動食を少し口に入れたらすぐに下山に取り掛かります。疲れてはいましたが、せっかくですので少し登山道を逸れてスノーシューで遊びながら戻って行きました。 

【山頂へ】

【頂上碑】

【絵になる木を見上げて】

【時折青空が見えてくるもののすっきりとは晴れず】

【木々の合間より安倍奥の山々】

【安倍奥の山を眺めながら駐車場所へ】
 下って行くと青空も見えて来て、もう少し粘ればよかったかなと思いましたが、結局すっきりとは晴れませんでした。途中見事な安倍奥の山々や真っ白な大谷嶺の一部がちらっと見えました。正直、真っ白な富士山や大谷嶺は是非見てみたいと思っていたので残念でした。近いので、また訪れればいいわけですが。それでも、いつもと違った一面が見られたのは良かったと思います。

 最後の舗装道歩きは思ったよりも疲れました。今度雪が降った時はもっと奥までとは思いますが、スタックしては意味がないので、やはりその場に応じてになってしまうのでしょう。 
 


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