ひでりだけ
 日照岳
登山日: 2014年2月26日(水)   標高:1751m(日照岳)
    標高差:登山口から約980m


 2月26日(水)    登山口 7:30 → 日照岳 10:40(〜11:55) → 登山口 13:40

 

 本日は日照岳に登ります。3日前に荒島岳に登ったばかりですが、この日も天気が良く、ちょうど休暇を取れたことから再びこの山域にやって来ました。荒島岳同様に昨年から考えていた山です。今年も既にそれなりに登っている人がいたようでしたので、今回登ることにしました。ただし、特に名山でもなく、夏道のない山だけあって、平日であったこの日は結局誰とも会うことはありませんでした。山頂から広がる絶景を独り占めすることができたのでした。

 前日が仕事ですので、どうしても出発が遅くなって現地入りは遅くなりました。3日前も同じ道ではありませんが、この付近で路面に雪は全くなく、それ以降寒気が入っていなかったことから安心して現地に向かうことができたのでした。

【路肩に駐車スペース】
 
【登り口 看板等はありません】
 登山道は156号線沿いで、この道はこの山域の山を歩いた時に何度か通った道です。このあたりの主要道路になりますので、その点でも除雪はきちんとしてあるだろうという安心感があったのでした。

 登山口ははっきりとそれとわかるものはありませんので、地図を見ながら探します。1回通り過ぎましたが、それらしき場所を見つけましたので、戻って来て路肩に駐車します。この時期は除雪された雪が道路脇に積まれていますので、この路肩を借りることにしたのでした。準備ができたら出発します。現地入りが遅くなったので、夜の長いこの時期でもすっかり夜は明けていたのでした。
 
【ここに多くの踏み跡】

【最初からスノーシューで】
 
【樹林帯をひたすら斜めに登る】
 まずは、除雪された雪の上に乗ります。このあたりには無数の歩きまわった跡、特にスノーシューの跡がありました。日照岳に登りつつスノーシュー歩きを楽しんだのでしょうか。雪が締まっていたらそのまま登るつもりでしたが、最初から足が潜って歩きにくかったことから、スノーシューを装着して登ります。ちょうど装着して歩きやすくなる感じでしょうか。意外とスノーシューを活かして登れる山、条件は少ない気がするのですが、この日はスノーシューが大活躍でした。ただし、下山時も装着していたので、急斜面でやや苦労したのですが。

 最初の樹林帯を南西方向に向かってひたすら登って行きます。するとやがて左手に並行する尾根が見えてきます。

【左手に並行する尾根のピーク付近】

【左手に並行する尾根を眺めながら登る】

【尾根を登り切って一旦下った後再び急登へ】

【急登を登る】
 並行する尾根の先には見事なピークが見えています。時々左手にその尾根を眺めつつ登って行きます。これを登り切るとちょっとしたピークがあって、僅かに下った後再び急登を登って行きます。トレースがばっちりついていたことを除いても、基本的にルートは尾根に忠実に登って行くのでわかりやすいと思います。地形図で現在地を把握しやすい地形でした。

 急登を上がると一旦なだらかになります。このあたりまで登って来ると山頂は近いです。緩やかに回り込みながら稜線を歩いていると、木々の合間より日照岳山頂が見えてきます。左手に雪庇の発達した稜線を登って行くと日照岳山頂に到着です。

【御母衣湖を振り返る 偶然飛行機も】

【三方崩山や猿ヶ馬場山方面を振り返る 右下は登って来た尾根道】

【左下からの登って来た尾根と御母衣湖】

【日照岳山頂が見えて】

【最後の登り】

【日照岳山頂と左の白山と右の三方崩山】

【かつての頂上碑? 文字は消えている】
 山頂といってもやはり残雪期限定の山だけあって頂上碑などはありません。もしかしたら雪の下にあるのかもしれませんが。山頂付近の木に文字の消えた木札がかかっていたのですが、もしかしたらこれが頂上碑だったのかもしれません。

 山頂からは見事な景色が広がっています。まず目を引くのが白山の御前峰と剣ヶ峰で、そこから別山に至る稜線が見えています。また、北方には三方崩山も見えています。振り返ると御母衣湖が見えて、その先に北アルプスの大展望が待っています。展望もクリアで1つ1つの山がしっかり見えていました。狙っていたとはいえ、ここまで素晴らしい展望が得られるとは思っていなかったのでした。

【日照岳から奥に続く美しい稜線と右奥に白山】

【左の白山から右の三方崩山までの山々】

【別山から白山に至る稜線】

【左の奥三方岳と中央右の鋭鋒である三方崩山】

【日照岳から続く美しい稜線】

【奥三方岳】

【三方崩山】

【御前峰と剣ヶ峰】

【奥に別山】

【稜線の奥は丸山でしょうか】

【振り返れば北アルプスの絶景が広がる】

【御母衣湖と左奥の乗鞍岳に右奥の御嶽山の眺め】

【156号線の反対側に聳える山々 左奥が猿ヶ馬場山か】

【御嶽山】

【乗鞍岳】

【穂高連峰】

【槍ヶ岳】

【黒部五郎岳】

【剱岳と立山】

【薬師岳】

【御母衣湖と御嶽山】

【見事な青空が広がって】
 時間には余裕がありますし、山頂は風も穏やかで過ごしやすかったことからのんびりと景色を楽しみます。また、最初にも書いたように、この日は誰とも会いませんでしたから、山頂は時が止まったかのように静かでした。おかげで似たような写真をいっぱい撮ってしまったのでしょう。

 結局1時間以上過ごした後下山開始です。北アルプスの絶景を眺めながら下って行きます。スノーシューを履いたままでは、急斜面は下りにくかったですが、それなりのペースで下って行くことができました。

【絶景を眺めながらの下り】

【発達した雪庇】

【槍穂の山並み】

【薬師岳〜北ノ俣岳〜黒部五郎岳】

【山頂に別れを告げて】

【御母衣湖を眺めながら急斜面を下って行く】

【登山口へ】
 下りは少し手こずったものの、それでも2時間足らずで下って来ることができました。スノーシューなしで駆け下ればかなり速く下ってくることができたでしょう。

 昨年思い立った夏道のない日照岳ですが、残雪期にはそれなりに登られていることもあって、思ったよりも歩きやすく本当に素晴らしい山でした。標高差もそこまではなく、雪の状態が悪くなければそこそこの時間で登ることができると思います。再び白山から北アルプスまでの絶景を眺めたくなったら登りに来たいと思っています。
 


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