ひょうのせん
 氷ノ山
登山日: 2014年3月23日(日)   標高:1510m(氷ノ山)
    標高差:駐車場から約730m リフトトップから約310m


 3月23日(日)    リフトトップ 9:00 → 氷ノ山三ノ丸 10:20 → 氷ノ山 11:20(〜12:00)
   氷ノ山越 12:40 → 駐車場 13:35

 

 本日は氷ノ山に登ります。残った三百名山のうちの1つで、登るなら残雪期にと思って今回登ることにしたのでした。前日三嶺を登ってから向かったわけですが、下山が夕暮れになって、それから日帰り温泉に浸かったり食事をしたりしてから向かいましたので、当然現地入りは遅くなります。

 瀬戸大橋を渡って高速道路を乗り継いだ後、国道29号線を北上していきます。この道自体は、扇ノ山に登った時に通ったことがあります。今回はまとまった降雪直後で時期が時期ですので、道路状況が気になるところでしたが、路面に雪がないのは予想通りとして、峠も凍結がなくて問題なく現地に向かうことができました。

【樹氷スノーピアゲレンデへ】
 
【スキー場の上部を見るとどんよりとした天気】
 若狭町に入ったのは既に明け方と言ってもいい時間でしたが、ちょうどいい位置にある道の駅を利用して仮眠をとるか、スキー場の駐車場まで行ってしまうか悩みましたが、結局現地を見ておこうということで、そのまま目的地に向かいました。一応スキー場の駐車場の近くにも公衆トイレはあります。

 スキー場に近づくと道路が水浸しになっています。これは融雪用の水だったのですが、その量がまたすごくて川の中を走っているような感覚でした。こうして、なんとかわかさ氷ノ山スキー場に到着です。ただ、到着したのはいいものの、駐車場が結構広範囲にあり、スキー場の入口らしきものも2箇所あったので、その間付近の駐車場に駐車して仮眠を取りました。
 
【チケット売場兼氷ノ山安全センター】

【樹氷第2パノラマリフトへ】
 
【結構怖かった1人乗りリフト】
 早朝に一旦起きましたが空はどんよりとしていたので、あまりに眠かったこともあってもう1回寝たのでした。この日はリフトを使うのでそれほど所要時間はかかりません。天候もお昼近くの方が寒気が抜けて良さそうだったのもありました。

 準備ができたら出発です。ゲレンデマップを見た通り、繋がってはいるものの、ゲレンデが主に2つに分かれているようで、目的のリフトに乗るには樹氷スノーピアから入って行くようでした。チケット売場兼氷ノ山安全センターで、登山届を提出すると同時にリフト2回分のチケットを購入しました。1回250円ですので合計500円になります。さっそく樹氷第2パノラマリフトに乗り、樹氷第3チャレンジリフトに乗りついで行きます。このチャレンジリフトが1人乗りで背もたれもないため、ザックを抱えた格好ではこの日一番怖かったです。背負ったままの方が良かったでしょうか。

【ゲレンデを見下ろして】

【樹林帯の道を登る】

【残っていた霧氷 前日にほぼ解けたようです】
 ちなみに、チャレンジコースの中間駅から上は閉鎖されていましたので、リフトトップまで乗っているのは登山者だけになります。リフトは上り専用なので、今回の自分のようにここから登ってぐるっと周回する方が多いようでした。

 準備をしたら出発です。雪は結構締まっていたので、どうしようか迷いましたが、予定通りスノーシューを装着して出発しました。最初から登りが待ち受けていますが、問題なく登って行きます。少し登って行くと広々とした稜線に出ますが、残念ながらガスに包まれて展望はありませんでした。残念に思いながらも、回復することに期待して進みます

【白銀の景色】

【時々見えていた太陽】

【木々と合わさって神秘的な眺め】

【ガスの中の稜線歩き】

【ガスが晴れて行く様も素晴らしいです】

【ガスが随分晴れてきましたが】

【美しいシュカブラ】

【東屋付近では再びガスの中へ】

【三ノ丸避難小屋】
 しばらくガスの中を歩いていましたが、徐々に晴れて来て青空も見えてきます。氷ノ山方面のガスはなかなか取れませんでしたがそれでも青空の元の稜線歩きとなりました。

 しかし、その後は再びガスの中に入ってしまいます。少しずつは回復していたものの、この時間はかなりガスが動いていたようです。氷ノ山は日本海側の影響を受けるので、全国的な晴れの日でもないとなかなかすっきりとは晴れないのかもしれません。その後三ノ丸避難小屋を経て、展望のない氷ノ山三ノ丸に到着です。リフトトップから氷ノ山の中間地点くらいでしょうか。

【展望のない氷ノ山三ノ丸】

【ほとんど視界のない時も】
 視界もありませんので、そのまま氷ノ山に向かいます。一時的には何も見えないくらいのガスに包まれましたが、その後は少しずつ回復して行きます。なだらかな稜線をしばらく歩いて行くと正面に小高いピークが見えて来ます。ここは1448m峰でしょうか。

 ピークに近づくにつれてさらにガスが晴れて来ます。随分青空も見えては来ましたが、肝心の氷ノ山はまだ見えないようです。今度こそ回復してくれることを信じてそのまま進んで行きます。三ノ丸付近はあまり見られなかった樹木類ですが、このあたりは、まばらではありますが樹林帯になっているようです。

【1448m峰が見えて】

【再び見え始めた青空】

【ガスがなければ氷ノ山が見えたでしょうか】

【ようやく見えた山頂】

【山頂への道】

【氷ノ山正面より】

【見事な青空を見上げて】

【歩いて来た道を振り返る 中央左が1448m峰で左奥が三ノ丸あたりでしょうか】

【広々とした氷ノ山山頂へ】

【頂上碑と避難小屋】
 やがて氷ノ山が見えてきます。なだらかな山ではありますが、やはり近くで見ると雪で白くなっていることもあって迫力があります。氷ノ山手前のピークは外して歩くこともできましたが、せっかくなのでその上を通って、最後は右手から回り込むように登って行きます。こうして、見事に晴れた時に氷ノ山山頂に到着することができました。山頂は避難小屋があることもあって、大勢の方でにぎわっていました。

 山頂からは見事な展望が広がっていて、歩いて来た稜線の他、鉢伏山への稜線もよく見ることができました。扇ノ川は辛うじて見えていたかどうかといったところでしょうか。結果としてですが、いいタイミングで登れたと思います。

【右奥の鉢伏山へ続く稜線 左の中央付近が赤倉山 左奥の雲の下あたりに扇ノ川だと思いますが写真では見えず 】

【赤倉山へ続く稜線】

【まだまだ真っ白な鉢伏山】

【振り返って1448m峰と三ノ丸】

【こしき岩の上にもトレースが繋がっています】

【こしき岩をトラバース】
 山頂でのんびりしたら下山開始です。登って来たおじさんの話ではアイゼンがなくても大丈夫と言ってはいましたが、やはりこしき岩を越えるにしてもトラバースするにしても急斜面になることから、アイゼンを装着することにしました。当然スノーシューは担ぐことになります。

 こしき岩は上部までトレースがあったので、越えようと思って上から覗いてみたのですが、そこからは踏み跡がなく、岩の上に雪が乗っていて、ルートは想像できるにしても、足の置き場所がよくわからなかったので、無理をせず戻ってトラバースしました。既にそれなりの方が歩いてきちんとした道になっていたので、特に問題なく通過できましたが、トレースがない時は斜面の斜度もそこそこありますので、確かに嫌なトラバースになりそうです。

【こしき岩を振り返る 右肩に向かって登って行くのがルートのようです】

【稜線歩きは続く】

【氷ノ山を振り返る】

【氷ノ山越 鞍部に避難小屋 正面は赤倉山】

【右奥には鉢伏山】

【氷ノ山越避難小屋】
 こしき岩を通過した後は歩きやすい稜線が続きます。正面に赤倉山、右奥には鉢伏山を眺めつつ進んで行きます。やがて、緩やかに下って行くと氷ノ山越に到着です。ここには避難小屋があって、正面には赤倉山が聳えています。

 氷ノ山越からは急斜面を下って行きます。柔らかい雪でしたので、歩くのにそれほど問題はありませんでしたが、降雪直後は雪崩れて来ないかなと思うような斜面でした。樹林帯なので恐らく大丈夫だとは思いますが。その後は順調に下って、広々とした雪原を下って行きます。このあたりは景色はいいのですが、雪が解けて緩んだのか足が嵌って大変でした。さらに下ると車道に出ることができます。

【氷ノ山越からは急斜面を下る】

【氷ノ山越を振り返って】

【気持ちの良い雪の斜面を下る ただし膝くらいまで沈むところもあって歩きにくかったです】

【車道へ】

【おいしい水をいただきました】

【有名な棚田だそうですが雪が多くて棚田に見えず】

【車道歩き】

【左の道を登り返して駐車場へ】
 車道の脇には水場があって、せっかくですのでいただくことにしました。ここの水を汲んで車に積んでいる方もいたようです。ここは国道から少し入ったところなのですが、国道はこの時期はここで通行止めになっていますので、車はほとんど走っていません。車道をゆっくり下って戻って行きます。

 途中棚田百選に選ばれている棚田がありましたが、残念ながら雪が多くて棚田に見えませんでした。その後はもう少し歩くと駐車場に到着です。リフトを使うと比較的短時間で周回できていいコースだと思います。がっつり歩きたい方は氷ノ山国際スキー場からの方がいいかもしれません。
 この後、翌日の山へ向けて出発したのですが、ひどい渋滞に巻き込まれて松本まで行ったものの結局断念しました。歩いた時間は短かったですが、前日の三嶺もこの日の氷ノ山も素晴らしい山だったと思います。近くに住んでいれば、気軽に登りたい山ですね。


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