あさひだけ
 朝日岳
  登山日: 2014年6月28日(土)〜6月29日(日) 
  標高:1501m(古寺山) 1647m(小朝日岳) 1870m(大朝日岳)
  累積標高 約1760m(古寺鉱泉から大朝日岳まで約1200m)


 6月28日(土)    古寺鉱泉 8:00 → 古寺山 11:45 → 大朝日小屋 14:50
   大朝日岳 15:15 → 大朝日小屋 15:50頃
 
6月29日(日)   大朝日小屋 6:35 → 小朝日岳 8:55 → 古寺山 9:45
    古寺鉱泉 12:00

 

 本日から1泊2日で大朝日岳に登ります。今回は山形県大江町の山岳会を中心とした各種団体が協力して企画している、朝日連峰ひめさゆり鑑賞登山に参加しました。大朝日岳自体は過去に1回登っていて、その時と今回歩くルートは同じなのですが、多くのブロガーさんが参加すること、そしていつもブログでお世話になっているロッキーチャックさんも関わっており、一緒に歩けそうであることから参加することにしたのでした。いずれにしても、大朝日岳は結構前にささっと日帰りで登ったきりでしたので、いつかは登り直したいと思っていたところでした。

 前日は月山に登り、ロッキーチャックさんの紹介してくれた料理屋さんで、この日に一緒に登るブロガーさん達と前夜祭をしました。

【大江町役場にて集合】

【バスの前で記念撮影 イガイガさんより 左からミルクさん、風花さん、ムサママさん、自分にもーさんです】
 
【古寺鉱泉登山口】
 その後は、集合場所である大江町役場近くの宿で1泊をして翌日に備えます。自分は車で訪れましたので、前日の夜は宿に車を駐車させてもらい、翌日は役場に移動しました。

 車で準備をしていると続々と関係者の方々が集まって来ています。乾杯用のビールなどをいただいた後、山岳会の方の挨拶を経て現地にバスで向かいます。ロッキーチャックさんが引率をしててきぱき動かれているのが印象的でした。ちなみに、同行させていただいたブロガーさんは、イガイガさん、風花さん、ムサママさんのいつもお世話になっている方々に加えて、今回お初のもーさんとみるくさんでした。
 古寺鉱泉の登山口に向かいますが、大江町方面から繋がる道路が土砂崩れによって通れないため、前日に登った月山の方から回り、北側から登山口に入って行きます。

 登山口に到着したら準備体操をしたり、ロッキーチャックさんのザックの担ぎ方講座などを受けて出発です。前回登ってから少したっていますが、この登山口付近はよく覚えていました。最初は川沿いの道を少し歩きます。すると、川の反対側に古寺鉱泉が見えてきます。古寺鉱泉前の橋を渡って、宿の左側を進んで行くと登りとなり、本格的な登山道となります。

【登山口前にて】

【古寺鉱泉】

【まずは古寺山へ】 
 鬱蒼とした森の中を緩やかに登って行きますが、差し込んだ日の光が当たって新緑が鮮やかでした。風はなく汗も滴る登りとなりましたが、しばらく登って行くと尾根道に出て時々吹き抜ける風が気持ち良かったです。展望も花もこのあたりはあまりありませんが、やはりみんなで話しながら登って行くと楽しく歩けます。テント泊よりは軽いものの、久々の重めの荷物が気になるところでしたが、前日に月山を登っておいて少しは体が軽くなったのか思っていたよりは歩けました。

 しばらく尾根道を進んだ後休憩を挟んで再び歩き始めます。休憩時間は10分です。一般的にはこのくらいの休憩がいいのかもしれません。自分は普段足が遅い代わりに休憩は短めです。

【新緑の美しい森】 

【合体の樹】

【この頃には青空も見えて】

【最初の休憩地点 意外と大勢が休憩できる場所があるものです】

【緑がまぶしく】

【オオツクバネウツギ】 
 休憩が済んだら再び歩き始めます。このハナヌキ峰分岐までの尾根は本当に長く感じました。分岐までCTで2時間以上ありますので、実際長いとは思いますが。このあたりまで登って来るとちらほら花も見えて来ます。ただ、自分が知っている花は少なく、まだまだ花の知識不足であることを思い知らされます。

 やがて一服清水に到着です。このルートの素晴らしいところは水場が豊富なことという紹介をいただきましたが、実際おいしいですし、水量の豊富な水場ばかりでした。結局手持ちのお茶などは飲まず、水場の水を飲みながら登って行ったのでした。

【ユキザサ】
 
【マイヅルソウ】

【ツボスミレ】

【ぬかるみのひどいところも】
 
【リュウキンカ】
  
【一服清水】

【一服清水にて休憩中】

【休憩中に撮っていただいた写真です】

【右手はタムシバ 奥には古寺山方面の眺め】
 
【ノウゴウイチゴ】
 一服清水を過ぎると左手に古寺山方面がよく見えています。部分的にはべったりと雪が残っていて、雪が多いことがよくわかります。とはいえ、この時期になると登山道上にまで残っている箇所は限定されて来ます。

 さらに進むと間もなくハナヌキ峰分岐があります。ここは、前回ちょうど紅葉が一番きれいでしたのでよく覚えていました。再び紅葉の時期に訪れるのであれば、もう少し上が染まっている時に訪れてみたいものです。分岐から先もひたすら登って行きます。
 
【ズダヤクシュ】 
 
【ハナヌキ峰分岐】

【クモマニガナ ピンボケしてます】

【シロバナクモマニガナ】

【ギンリョウソウ】

【チゴユリ】

【サラサドウダン】

【ショウジョウバカマ】

【雪渓歩き】

【まだ残っていたムラサキヤシオ】

【ミヤマカタバミ】

【これもノウゴウイチゴでしょうか】

【三沢清水】

【ミツバオウレン】
 ロッキーチャックさんの話では、このあたりが一番きついとのことで、コースが難しいというのではなく、展望もない中をひたすら登って行くので気分的に大変だということでした。実際、単独だと淡々とした登りが続いて大変かもしれませんが、みなさんと話しながらですとそれも紛れて来ます。

 しばらく登って行くと三沢清水に到着です。ここは、ホースで水を引いて来ているとのことです。一服清水からそれほど歩いていませんが、ここでもおいしい水をいただくことにしました。ここでもしばらく休憩して、いよいよ古寺山を目指して歩いて行きます。

【ツマトリソウ】

【アカモノ】

【イワカガミ】

【シラネアオイ】

【イワナシ】

【ハクサンチドリ】

【ヒメサユリですが蕾です】

【ウラジロヨウラク】

【ミヤマキンバイ?】

【古寺山も近づいて】

【辛うじて見えていた鳥原山】
 三沢清水からもしばらく登りが続きます。やがて、樹林帯を抜けて見晴らしの良い道に出てくると、左手に鳥原山が見え始めます。なだらかな道を歩いて行くとやがて古寺山山頂に到着です。

 古寺山山頂こそガスに覆われていませんでしたが、大朝日岳に加えて小朝日岳もその雄姿を眺めることができませんでした。この日は下り坂であるという予報でしたが、残念ながらその予報が当たってしまいました。翌日はさらに悪い予報でしたのでなんとかこの日はと思っていたのでした。しかし、古寺山から少し進んだところに待望のヒメサユリを見ることができました。ここで見かけたのはまだ咲き掛けの花でしたが、この先に期待が持てそうでした。
 
【古寺山山頂へ】

【1年ぶりのヒメサユリ】

【撮影中の自分です】

【こちらも後ろから撮っていただいたものです】

【小朝日岳はすっかりガスの中】

【雪渓歩き】

【雪渓の関係で藪を抜ける場所も もーさんと藪を抜けるムサママさん】

【気持ちの良い稜線は続く】

【この木々を抜けると】 

【ヒメサユリの道へ】 
 
【ニッコウキスゲとヒメサユリ】

【ヒメサユリの群落は続く】

【古寺山を振り返る】

【すっきり見えた鳥原山】

【古寺山の背後は障子ヶ岳と赤見堂岳〜石見堂岳あたりでしょうか】

【タニウツギ】
 古寺山からは緩やかに下りつつ稜線を歩いて行きます。雪渓が残っていたり、雪渓のある関係で若干藪を漕いだりしながら進んで行きます。そして、ちょっとした樹林帯を登り下って行くと、まとまってヒメサユリが咲いている場所がありました。このあたりと、小朝日岳から大朝日岳手前あたりがヒメサユリロードになるようです。古寺山から小朝日岳間のヒメサユリはちょうど見ごろだったようでした。このあたりでは、ちょうど下山中の方も多くて落ち着いて写真が撮れなかったことだけが少し残念でしょうか。しかし、この先でも見られますので楽しみにして進んで行きました。

【雪渓になっている小朝日岳分岐 右手に進んでトラバース路へ】
 
【ウラジロナナカマド】
 鞍部からは再び小朝日岳に向かって登り返して行きます。古寺山まではこの日のうちに小朝日岳に登っておこうという話もあったのですが、ガスに覆われて展望がないことから、古寺山にてトラバース路を歩くことに決まりました。

 この山頂へ向かう道とトラバース路への道は雪渓になっています。歩いている方がそれなりにいるのと、この日は山岳会の方がいましたので問題ありませんでしたが、場合によっては雪の多い時期は注意した方がいいのかもしれません。トラバース路に入ってからも、朝日連峰の一部の山々が目を楽しませてくれます。

【障子ヶ岳〜赤見堂山〜石見堂山】
 
【サンカヨウ】
 このトラバース路は残雪期から雪が解けるまでの間は急な雪渓のトラバースがあるため、通過できるかどうかの判断が難しいようで、今回もトラバース部分を除雪しておいてくれたから通ることができたのでした。ちなみに翌日は大雨のため、雪渓の状態が読めないということで、天候が悪くても小朝日岳の山頂を経由する判断をされています。それだけ注意を要する箇所なのでしょう。残雪期では、難所となるのはこのようなトラバースだと思います。

 しばらく歩くと核心部のトラバースがありました。その時の状態では問題ありませんでしたが、確かに手前の雪渓は落ちたら簡単には止まりそうもない斜面のように見えました。

【手前は西朝日岳から竜門山への稜線 竜門山の奥のガスに隠れているのが以東岳のようです】

【雪渓を慎重に歩くロッキーチャックさんとイガイガさん】
 
【トラバース道分岐】
 雪渓を通り過ぎてしばらく歩いて行くとトラバース道分岐があります。ここからやや急な斜面を下って行くと熊越えと呼ばれる場所があってここで休憩となりました。風花さんの話では実際にここで熊と遭った人がいたとのことで、やはりその名の通りの場所のようです。このあたりにもヒメサユリが多く咲いていたので、休憩時間を利用して写真を撮っていました。また、さくらんぼの差し入れをいただいておいしくいただきました。山で食べる果物は新鮮でおいしいのですが、それがまたさくらんぼですから食べてしまうのが惜しいくらいのおいしさでした。


【ゴゼンタチバナ】

【いちごの実】

【さくらんぼの差し入れ】

【熊越えにて休憩】

【見事なヒメサユリ】

【二輪が並んでいます】

【蕾が多めでしたがこのようなヒメサユリの道が続きます】

【オオバミゾホオズキ】

【マルバシモツケ】

【カラマツソウ?】

【ウラジロヨウラクの群落】

【写真撮影中のロッキーチャックさんとイガイガさん】

【小雨のためコンデジで撮ってみたヒメサユリ】

【小雨の中を歩いて行く みるくさんがんばって歩きます】

【ヒメサユリに囲まれて】

【銀玉水へ】
 熊越えで休憩をした後は、銀玉水へ向けて歩いて行きます。しばらくはまとまったヒメサユリの道が続きますが、まだ蕾が多いかなという感じでしょうか。咲く時期がずれて、しばらくの間ヒメサユリを楽しむことができそうです。

 その後は、晴れていれば大朝日岳が正面に見える気持ちの良い稜線を歩いて行きます。大朝日岳が見えるどころか徐々に小雨が降って来るような状態でした。稜線をしばらく歩いて行くと銀玉水に到着です。最高においしい水と聞いていましたので、楽しみにしていました。小屋番さんが雪洞を掘って水場を使えるようにしてくれていたのでした。水は本当においしかったです。ここが最終水場になるので、2リットルを汲んで、まだ残っていた1.5リットルと合わせて担いで行くことにしました。

【雪洞の奥に水場】

【ガスで雪渓の様子がわからず】

【いざ雪渓へ】
 この後には長い雪渓が待ち受けています。アイゼンは登りなら大丈夫かなとも思いましたが、ガスで雪渓の様子もわからなかったですし、せっかく持って来たので装着することにしました。準備ができたら登り始めます。

 雪渓はそこそこの斜度で急とは言えないまでも、なだらかとも言えないくらいで、止まるとは思いますが滑ったら嫌だなという感じでした。この時は、そこまで雪面が硬くなかったので良かったのですが、表面が凍って滑りやすくなっていることもあるそうです。また、ここは広々とした雪渓が続いているので、今回のようにガスっている時には方向に注意が必要でしょう。この時もロッキーチャックさんが慎重に進む方向を選んでいました。

【背丈のあるミヤマウスユキソウ】

【チングルマはほぼ実が中心】

【チングルマ】
 雪渓は短いとは言えないものの、それほど長い距離ではなく時間ではそれほどではなかったでしょうか。雪渓を渡り終えた後はアイゼンを外して再び歩き始めます。このあたりは、展望が広がってはいるのですが、このような天気ですので当然何も見えません。雨脚も強まって来ましたので、足早に小屋に向かいます。

 展望はありませんでしたが、花は見事で、特に背丈のあるミヤマウスユキソウの群落が印象的でした。固定観念かもしれませんが、どうしても地面に這うとまではいかなくても、背丈の低い高山植物というイメージがありました。チングルマの方は実が中心で、花のピークは少し前だったようです。それでも、まだ咲いているものも結構ありました。

【ミヤマウスユキソウ】

【手前がチングルマ 奥がミヤマウスユキソウ】

【祠にて】
 その後も雨を滴らせながらも着実に歩いて行きます。雨の中ですが、このようなお花畑がありましたので、意外と楽しく歩くことができました。体も中盤は重かったのですが、この頃になるとむしろ調子が良くなって来たように思いました。

 途中祠でロッキーチャックさんが合掌されていましたので、今回の山行の安全を願って合掌して先に進みます。さらになだらかな道を進んで行くと、突如として小屋が現れます。ガスで視界が遮られていたので、突然現れたのでした。そこには、ロッキーチャックさんのシンボルと言っていいような大朝日小屋の鐘がありました。小屋番さんのみんなで鐘を鳴らしてとの声で、到着した方全員が鐘を鳴らしたのでした。

【ミヤマウスユキソウの群落は続く】

【突然現れた大朝日小屋へ】

【大朝日小屋の鐘】

【再度集合】
 小屋に到着して荷物を置いた後は大朝日岳を目指します。この日も決して天気はよくありませんでしたが、翌日はもっと悪天候が予想されたことからこの日のうちに登っておこうということでした。道はしっかりしていますし、距離も短いので、風さえひどくなければ問題ないと思います。ロッキーチャックさんの話では、風が強い時は台風の比ではないようです。もちろん寒い時期の話になるとは思いますが。

 小屋前に集合したら大朝日岳に向けて出発です。荷物は小屋にデポしていますので、みなさんの足取りも軽く、あっという間に大朝日岳山頂に到着です。展望はありませんでしたが、無事山頂を踏むことができました。記念撮影をしたら小屋へ戻って行きます。

【いざ大朝日岳山頂へ】

【イワカガミとミヤマウスユキソウの饗宴】

【山頂のケルン】

【頂上碑】 

【雨の中の記念撮影】

【小屋へ戻って乾杯】
 小屋に戻ったらお楽しみの乾杯、そして食事です。まずはみるくさんにコーヒーを入れていただいた後、イガイガさんの鍋とともに乾杯をしました。その後は、各々食事をしながら楽しく過ごします。山岳会の方がネマガリタケや芋煮を作ってくれておいしくいただいたのでした。おかげで本当に身動きができなくなるくらいお腹いっぱいになりました。

 小屋は今シーズン一番の混み具合とのことでしたが、食事スペースは寝床とは別に十分確保できるくらいでした。夜も更けて来ると、ロッキーチャックさんの司会の元でみなさん自己紹介をするなど楽しい時間はあっという間に過ぎて消灯の時間となったのでした。雨天のせいか、結局小屋の中で寒く感じることはありませんでした。

【ネマガリタケ】
 
【ついでもらった芋煮】

【ロッキーチャックさんも一緒に記念撮影】

【ロッキーチャックさんの司会でみなさん自己紹介】
 

【静かになった小屋の2階】
 2日目の朝を迎えます。夜半には強い風が小屋に当たっていて、雨も結構強くなっていましたが、朝には比較的風も穏やかになっていたように思います。朝は7時出発予定でしたので、ゆっくり寝るつもりでしたが、早朝に出発されるグループなどもいて、小屋が賑わって来ましたので、結構早い時間に起きました。

 時間にも余裕がありますので、ゆっくり朝食をとります。と言っても普段山では朝食をとらない自分はスープを飲んだだけでしたが。天候が悪く、みなさんの準備も早いということで、予定を30分繰り上げて6時30分の出発となりました。出発間際には他のグループの方達は既に出発していて、自分が1階に降りたのはほぼ最後でした。
 最初からそれなりの風雨がありますので、きちんと雨具等を装着して出発します。足早に進んで雪渓上部でアイゼンを装着して下り始めます。登り以上に下りは要注意ですが、前日同様比較的歩きやすい雪の状態だったと思います。

 今日は1日あまりよくない予報でしたので、雨とガスの中をひたすら下るつもりでいたのですが、雪渓を下るあたりから少しずつ雲が切れて来て晴れて来ているようでした。さらなる回復を期待しつつ、無事雪渓を下りきることができました。銀玉水では、水を汲んで行きたい気もしましたが、手持ちの水も十分にあったので、汲むのはやめることにしました。アイゼンを外したら再び歩き始めます。

【雪渓を下る】

【雲が切れて来て 下中央はレンズが濡れたためです】 

【一時的に回復して行く空模様】 

【銀玉水分岐へ】

【銀玉水の奥には大雪渓が続いています】

【竜門山方面も見えてきました】

【大朝日岳もその姿がわかるくらいに晴れて】
 雨は既にやんで、雲も切れてはいたのですが、なんと大朝日岳にかかっていたガスも徐々に晴れて来ます。うっすらと見えた時は、これだけでも十分だと思っていたのですが、なんとこの後すっきりとガスが取れたのでした。もちろん、時々ガスが流れてはいましたが、これだけくっきり見えれば御の字でしょう。この後、再び天候が悪化したわけですが、ちょうどこのあたりを歩いている時だけ見事に晴れていたわけで、この日の予報を考えると奇跡のように思います。

 前回登った時もなかなかすっきりと見えなかった大朝日岳だけに、何度も何度も振り返りながら進みます。このあたりは、列の後方でたくさん写真を撮らせていただきました。ヒメサユリとの組み合わせは少し狙い過ぎたでしょうか。 

【すっきりと見えた大朝日岳 頂上碑や右奥に大朝日小屋も見えています】

【残雪の織り成す美しい稜線】

【ヒメサユリのつぼみと大朝日岳】
 
【何度も振り返って撮っていました】

【大朝日岳から北方に連なる稜線も見えて】 

【残念ながら小朝日岳方面はまだガスの中】 

【再びヒメサユリと大朝日岳】 

【ここは絶好のポイントでみなさん撮っていましたが残念ながら大朝日岳山頂がガスに覆われてしまいました】 

【そろそろ見納めだと思っていましたが】
 遅々として足が進みませんが、徐々に大朝日岳から離れて行きます。そして、小朝日岳との鞍部である熊越えに向かって下って行きます。小朝日岳は相変わらずガスに覆われていましたし、このまま順調に回復するようにも思えませんでしたので、このあたりで大朝日岳は見納めだと思っていました。

 熊越えへの下りでは、若干滑りやすいところもあったので慎重に下って行きます。それでも、全体的に雨に濡れて歩きにくくなったなという場所は少なく、本当によく整備された道だなと思いました。熊越えで休憩をした後は小朝日岳に向かって登って行きます。

【ロープの設置された場所を慎重に下る】 

【小朝日岳はガスの中】 

【ガスが晴れつつある小朝日岳】 

【トラバース道分岐】
 本当は展望がないということで小朝日岳は前日と同様にトラバース道を歩くのが本来かもしれませんが、前夜からの雨でトラバースする雪渓の状態がわからず危険であるということで、小屋を出る時にこの日は小朝日岳山頂を通ることになっていたのでした。

 ガスに覆われていた小朝日岳ですが、なんと登って行くにつれてガスが晴れてきます。途中トラバース道分岐あたりでは、すっきりと大朝日岳が見えていました。まさかの展開に急登に汗を滴らせながらもテンションは高まって行きます。登って行くと徐々に視界が開けて来ます。小朝日岳に向けての最後の登りとなる前に振り返ると、再びガスに覆われそうでしたので、とりあえず写真を撮ってから小朝日岳への最後の登りに取り掛かりました。

【小朝日岳への最後の登り】
 
【雨に濡れたヒメサユリ】

【ガスに再び覆われつつある大朝日岳】

【大朝日岳と右は中岳でしょうか】 

【小朝日岳山頂へ】
 小朝日岳山頂にようやく到着です。視界が開けてからが意外と長かったでしょうか。山頂はガスがかかっていませんでしたが、残念ながら大朝日岳方面はガスにかかってしまいました。それでも当初は雨の中を歩くことになりそうだったことを考えれば良かったでしょうか。

 山頂ではロッキーチャックさんが配ったみそぱんをおいしくいただきました。3月には山伏でもムサママさんからおいしくいただいたのを思い出したのでした。休憩もそこそこに古寺山に向かいます。古寺山も徐々にガスに覆われているようで、再び天気が下り坂のようでした。

【ロッキーチャックさんよりみそぱん】

【山頂案内】

【分岐の雪渓を振り返って】

【徐々にガスに覆われる稜線】

【ヒメサユリの道では撮影タイム】

【撮られてもいたようです】

【ヒメサユリも見納めて】

【ザレた道を慎重に進む 奥は雪渓を少し登る】

【親子のモリアオガエル ロッキーチャックさんも少し戻って撮っていました】

【古寺山へ】
 しばらく下って行くと、トラバース分岐の雪渓が現れます。下ってみると下から見上げた時に感じたほどの斜度はなく問題なく下って行きます。さらに進んで行くと、最初に出会ったヒメサユリの道が現れます。ここでは、ちょっとした撮影タイムになってお互いを撮り合っていました。

 その後は、緩やかに古寺山に登り返して行きます。雪渓の残ったところは若干登りとはルートを変えて進みます。途中の親子のモリアオガエルがとてもかわいかったでしょうか。先に進んでいたロッキーチャックさんが戻ってまで撮っていたくらいでした。登り返して行くと古寺山山頂に到着です。

【なんと小朝日岳が再び姿を現してくれました】 

【本格的な雨になって雨具を再び着込みます】
 周囲はガスに覆われて来ていて、休憩して下るだけだと思っていたのですが、ガスが少し晴れて来て小朝日岳の雄姿を見ることができました。大朝日岳と比較すると鋭くてピラミダルな感じでしょうか。ここまで見られて大満足でした。

 古寺山から下って行くと、本格的な雨になって来ましたので、一旦止まって雨具を装着します。この時は、雨が強いのは一時的かなと思っていたのですが、その後はずっと強いどころか雷が近くに落ちるような状態で、休憩は水の補給程度にしてどんどん下って行きます。雷は近づいたり遠くなったりの繰り返しだったでしょうか。1回かなり近くに落ちた時は驚いてしまいました。音の大きさはそこまでひどくはなかったのですが、音が3段になっていて、何かに当たったようでした。後で聞いた話では、落ちたあたりは焦げ臭かったということでした。

【古寺鉱泉へ】 

【登山口でバス待機中】 

【テルメ柏陵健康温泉館】
 順調に下って行き無事古寺鉱泉まで戻って来ることができました。やや調子を崩されて山岳会の方が付いて若干遅くの下山となった方もおりましたが、元々ハイペースで下っていましたので、それでも予定よりも早い時間でした。早すぎてバスがまだ到着していませんでした。

 おしゃべりをしながらバスを待ちます。バスが到着後まずは役場に寄っていただき、自分は自分の車に乗り換えて日帰り温泉に向かいました。汗を流した後はさくらんぼ狩りに向かいます。元々しっかりとしたさくらんぼは食べたことがあまりなかったのですが、これほどおいしいものだとは思いもしなかったのでした。本当に楽しい時間が過ぎて行きました。

【さくらんぼ狩り】

【取っている姿を撮られていました】

【漬物もおいしかったです】 
 その後は左沢駅に移動して、他のブロガーさん達を見送ります。その間に駅内のお土産屋や資料館を見て回って時間を過ごしました。自分はお土産として大江錦という町内限定の日本酒を買いました。

 駅でみなさんを見送った後、ロッキーチャックさんとも別れを告げて帰路につきます。せっかくですので、教えていただいた蕎麦屋さんに寄って冷たい蕎麦をいただいてから帰りました。帰りの道のりは600キロと長いものでしたが、楽しかった余韻に浸りつつ帰ることができました。日が替わる前にはなんとか帰宅することができました。本当に楽しい3日間であっという間だったと思います。

【左沢駅でみなさんを見送ります】 

【駅のホームにてロッキーチャックさんと2ショット】

【冷たい肉そばをいただきました】


山行記へ戻る

ホームへ戻る