ろっこうさん
 六甲山(全山縦走)
登山日: 2014年11月8日(土)   標高:459m(菊水山)702m(摩耶山)931m(六甲山) 
    累積標高差:約3600m


 11月8日(土)    駐車場 6:05 → 須磨浦公園 7:00 → 馬ノ瀬 8:40 → 菊水山 11:40
   鍋蓋山 12:30 → 摩耶山 14:30 → 六甲山(手前) 16:50 → 宝塚駅 19:45

 

 本日は六甲全山縦走の下見をします。本当は、土曜日は軽く山に登るか移動日に当てて、日曜日にしっかり登りたいところでしたが、日曜日は全山縦走の第1回の大会日であり、また、天候も優れなさそうでしたので土曜日に登ることにしました。翌週でも良かったのですが、そこで天気が悪くて下見ができなくなると、ぶっつけ本番になることから、この週に登ることにしました。

 コースタイム的には何とかなるかなという思いもありましたが、歩きやすい道が多いのかコースタイムに比べて距離が長いという懸念がありました。実際、今回利用した駐車場のある須磨海浜公園から歩くと50キロ弱の長丁場となり、1日で歩く距離としては未知の距離になります。実際に歩いてみると、距離が長いことに加えて、舗装道路を歩く距離が長いこともあって、今までにないほど足の裏が痛くなりました。正直、この時点でわかっても今更靴やソールを替えるつもりはないので、手の打ちようはないのですが、予めそうなることがわかっただけでも良かったと思います。
 

【須磨海浜公園駅近くの駐車場 右奥は駅】
 
【国道沿いを歩いて須磨浦公園へ】
 今回の最大の収穫は、駐車場所&前泊する場所からの歩きに目途がついて、スケジュールが概ね固まったことでしょうか。今回足の裏が痛くなったので、あまり舗装道路は歩きたくなりところではありますが、この時期であれば、須磨海浜公園まで離れれば駐車場が多く、確保に悩むことはまずなさそうでした。可能であれば須磨駅の近くにもあるので、駐車したいところですが、こちらは台数が少ないので、運が良ければ程度に考えておくことにしました。普段の山登りとは全然事情が違いますが、アプローチをきちんと考えておかないと痛い目に遭うことがあります。今回は特に大勢が参加する大会ですので、そのへんを考えておく必要がありました。競争ではなく、あくまで完走が目標ですので、あまり根を詰める必要はないとは思いますが。

 金曜日の夜に出発して現地に向かいます。やはり金曜日ではあまり早い時間に出発はできません。結局現地入りして、いろいろ駐車場を回っていたら、ここぞと思う駐車場に入った時には既に明け方でした。
 
【須磨浦公園駅】

【スタート地点付近】

【雲に隠れている夜明けの太陽】

【海面に反射する夜明けの太陽の光】
 
【石段を登る】
 本当は、かなり早い時間に出発したいところでしたが、ただでさえ先週痛めた右ひざが気になるうえに、寝不足ではどうしようもないということで、2時間くらいは寝てから出発しました。既に6時過ぎということで、スタート地点に着くのは7時頃になりそうでした。時間が遅くなってしまったので、この時は場合によっては半分でもいいかなと思いつつ出発したのでした。

 線路の下をくぐって国道2号線に出た後は、高架を除いて基本的に道路脇の歩道を歩いて須磨浦公園を目指します。途中、ランニングまたはトレランの格好をした人が結構走っていました。

 須磨駅前を通過して須磨浦公園に到着です。とりあえず中を歩きましたが、国道沿いをそのまま歩いてもあまり変わらなさそうでした。駅前を通過してもう少し進むと、スタート地点になると思われる場所に到着です。ここにベンチがあったので、朝食を兼ねて夜明けの大阪湾を眺めることにしました。この間も、続々と登って行く方がいて、登山者はやはり結構多いようです。ただ、トレランの人や早歩きの人しかいなくて、序盤は抜かれた記憶しかありません。

【対岸に見えているのは金剛山や葛城山あたりの山々でしょうか】

【鉢伏山山頂】
 最初の山となる鉢伏山までは、石段が多くて、階段を登って行く感じでしょうか。山頂は寄らなくてもいいようでしたが、今回は一通り寄っておくことにしました。それほど大回りせずに登れる山が途中で結構あって、本番は省こうかなと思ってはいるものの、それほど時間がかかるわけではないので、その時の状況で決めたいと思います。前半は結構渋滞がすごいようですので、少なくとも前半は省いてできるだけ先を急いだ方がいいのかなとは思っています。

 その後は旗振山で、ここには茶屋があって、茶屋の方と立ち話をしている方がいました。このあたりからの展望もなかなかで、明石海峡大橋や神戸方面を眺めることができました。このあたりまでは、少し観光気分でしたでしょうか。その後は鉄拐山ですが、鉢伏山同様にトラバースで省ける道がありましたが、山頂に寄ってから先に進みます。途中おらが茶屋があり、その後は一旦街中に下って行きます。このあたりからは、ゆっくり歩いているグループの方もちらほらいました。また、地図を手に持って歩いている方もいましたので、自分と同様に縦走の下見をしていたのかもしれません。

【明石海峡大橋】

【神戸方面の街並み】

【旗振茶屋】

【おらが茶屋】

【高倉台の住宅街へ一旦下ります】

【団地の間を抜けて 紅葉もなかなかでしょうか】

【栂尾山への長い階段】

【栂尾山山頂】

【横尾山山頂】

【岩稜帯へ】

【馬ノ背の岩稜帯と左奥に住宅街を経て高取山でしょうか】

【独特の景観が広がっています】

【右中央に馬ノ瀬の碑】

【続々と下って来る登山者】

【再び住宅街へ】
 住宅街を抜けますが、ここは比較的わかりやすい道が続いています。基本的に団地の間にある道を歩く感じでしょうか。途中でスーパーや地元の商店街などもあります。ここを抜けて行くと、長い長い階段があってひたすら登って行きます。聞いていた通りの長い階段でした。

 これを登って行くと山道になり、やがて栂尾山に到着です。ここには、展望台がありましたが、そのまま進んで行きます。次に横尾山を通過してしばらく歩いて行くと岩場が出てきます。

 この先が須磨アルプス馬ノ瀬のようで、岩稜帯の独特の景観が広がっています。ザレた道が少し歩きにくそうでしたが、自分の靴でも思った程滑ることなく通過することができました。やせ尾根は少し気を付けた方がいいでしょう。縦走路を通じて岩場はここぐらいでしょうか。馬ノ背を抜けて、九十九折れに付いた道を下って行くと再び住宅街です。こちらは、普通に住宅街が続いているだけですので、わかりにくいですが、分岐には看板がありますので、それで向かう方向は判断できると思います。

【分岐には六甲全山縦走の看板】

【一旦下ってトンネルをくぐる】

【妙法寺】

【妙法寺小学校前交差点 この右手にコンビニが】

【再び山道へ】

【荒熊神社】

【縦走路を眺める】

【神戸の街並みを見下ろして】

【高取神社】

【しばらく住宅街が続く】

【丘陵地の住宅街】

【鵯越駅】
 住宅街を抜けて高速道路や地下鉄をくぐったり越えたりして進んで行くと妙法寺というお寺があります。その先の交差点から少し交差している道を進んだところにコンビニがあります。このコンビニのある場所がもう少し後半だったなら使ってみたい気がします。

 その後は緩やかに登って行き、再び山道に入って行きます。荒熊神社、高取山&高取神社を経て再び住宅街を歩いて行きます。このあたりは、山よりも麓の平地を歩いている時間の方が長いくらいかもしれません。

 鵯越駅の裏手を通って進んで行きます。しばらく歩いて行くとようやく最初のチェックポイントとなる菊水山への取り付きとなります。このあたりまでは特にお腹の調子が悪くて体も重かったです。菊水山への急登は特に応えました。これを登りきるとようやく菊水山山頂に到着です。この時間で既にお昼近くということで、正直先が思いやられるようなペースでした。菊水山は結構賑わっていました。とにかく行けるところまで行こう、ということで先に進みます。

【鮮やかな花】

【お花畑がちらほらと】

【菊水山入口にはカフェが】

【階段が続く】

【ようやく菊水山へ】

【頂上碑】

【鍋蓋山へ】

【国道の上を通る橋】

【急登の後は気持ちの良い樹林帯の道】

【大勢の登山者で賑わう鍋蓋山山頂】

【道中の紅葉】

【分岐にあった広々とした広場 自販機やベンチもあって休憩に適しています】

【大龍寺山門】

【大勢で賑わう河原へ】

【ロケーションは素晴らしいですが紅葉はまだまだ】

【市ケ原には茶屋や公衆トイレが】
 菊水山からは鍋蓋山に向かいます。一旦下って、ほぼ同じ標高となる鍋蓋山に登り返して行きます。菊水山まではさっぱりペースが上がらなかったのですが、このあたりは調子が良くなってきて比較的ペースが上がったのではないかと思います。とはいえ、右ひざは張ったままで、いつ痛くなるのかわからないので、下りは自重しながら進んで行きます。

 鍋蓋山は思ったよりもあっさり着くことができました。この山頂もなかなかの展望で賑わっていましたが、この先はちょうど歩いている人がいなかったので、休憩は取らずに下れるだけ下って行くことにしました。緩やかなアップダウンが続いて思ったよりも長く感じましたが、下って行くと河原があって大勢の方で賑わっています。ここが市ヶ原で、茶屋や公衆トイレがありました。ここで摩耶山への登りを控えて少し休憩を取ることにしました。

【部分的には鮮やかな紅葉も やはり全体的にまだ早かったでしょうか】

【急登も一段落した頃の気持ちの良い道】
 市ヶ原で休憩をしたらいよいよ摩耶山への登りに取り掛かります。とはいえ、これを登ってもようやく半分を過ぎたくらいでしょうか。本番では菊水山の次のチェックポイントになる山です。

 一気に標高を稼いで行くので、ひたすら急登が続きますが、比較的歩きやすい道が続きます。このあたりは、まだ菊水山あたりからの快調な歩きがまだ続いていた頃だと思います。この日縮めたコースタイムはほとんどこのあたりだったと思います。

 一気に登ってアンテナなどが現れて来ると摩耶山山頂部です。少し進んだところから脇に山頂へ登る道があったので、今回は登っておくことにしました。山頂であるにもかかわらず、ひっそりとしていて誰もいませんでした。逆にそのまま道なりに進んで行くと広々とした場所が出てきます。翌日の大会を控えて大きなテントも設営されているようでした。自販機やベンチ、公衆トイレなどもありますので、ここでゆっくり休憩を取ることにしました。

【ようやく頂上部へ】

【紅葉が鮮やかですが残念ながらこの日は1日曇り空】

【左の写真の紅葉の木々を反対側から】

【今回は摩耶山山頂を踏んでおきました】

【摩耶山頂上部の広場 奥は大会を控えた大きなテント】

【ホテルの前を通って】

【再び車道歩き】

【紅葉を見上げながら】 

【六甲山ホテル手前あたり このあたりからは結構足の裏が痛かったです】
 摩耶山でしばしの休憩をしたら先に進みます。ホテルの前などを通って下って行くと車道に出ますので、しばらくは車道の脇を歩いて行きます。途中から車道の間を通っている道を歩いて行きますが、再び車道に出ます。基本的によく歩道が整備されていますが、部分的にほとんど車道のない場所もあったので、歩くときは車に気を付けた方がいいでしょう。なだらかな登りで歩きやすそうですが、このあたりになると足の裏が痛くなって結構辛かったです。起伏があってもまだ登山道の方がいいですね。

 途中脇道に入ってしばらく歩いて行くとゴルフ場の中に付けられた道を歩いて行きます。この日は1日曇りだったのですが、このあたりになると随分暗くなって来ました。すっかり暗くなるまでにどこまで行けるか考えながら歩いていました。何とか六甲山まではと思いながら進んで行きました。

 やがて大勢の人で賑わう六甲ガーデンテラスに出ます。これまでの静けさとは打って変わって場違いな場所に出て来たようでした。 

【要所となる分岐には大きめの看板】

【ゴルフ場の中を抜けて】

【六甲ガーデンテラスへ】
 この時間でもちらほら登山者はいましたが、やはり観光客ばかりの中では浮いてしまいます。既に暗くなりつつありましたので、少し写真を撮ったら先に進むことにしました。ちなみに、この先はバスが運休していますので、リタイヤする最後の地点がこの六甲ガーデンテラスになります。気になる膝は張りっぱなしでしたが、痛くはなかったのと、そこまでひどい時間にはならないだろうということで、宝塚まで行くことにしたのでした。

 しばらく登山道を歩いて行くと車道に出ます。この道は六甲山山頂直下まで通っていて、この道路と並行したり交差しながら登山道があります。登山道の方がアップダウンがあるようで、体力的には車道の脇を歩いた方が楽なのかもしれません。実際、車道の脇を歩いている人は見かけましたが、登山道を歩いていたのは自分だけのようでした。ただ、登山道の方が足にはやさしいので難しい所ではあります。

【有馬温泉へ下るロープウェイ】

【六甲山最高峰へ道路と交差する登山道を進む】

【六甲山最高峰を離れた場所から 記念撮影は本番で】
 しばらく脇道を歩いて行くと分岐になっています。左に折れて登って行くと六甲山最高峰となっています。最高峰は大会本番で踏む予定でしたが、下見がてら近くまで行っておくことにしました。山頂は広々とした場所でした。本番ではここで記念撮影がてら少しゆっくりしたいものです。

 下って行くと、徐々に薄暗くなって来たこともあって、夜景もなかなか見事でした。せっかくなのでとも思ったのですが、三脚もないですし、明るさとしては中途半端でしたので、残念に思いながらも先に進みます。車道に出ると、右手に一軒茶屋がありました。ここがチェックポイントだと少し戻る形になるのではと思ったら、チェックポイント自体はもう少し先だったのでした。

 このあたりで、ヘッドライトと明るい懐中電灯を装備して歩き始めます。車道脇なので、歩くのは問題ないのですが、車に気付いてもらうためにライトを付けることにしました。

【夕暮れの夜景】

【一軒茶屋を振り返る 山道だと前を通りません】

【トンネルをくぐって】
 一軒茶屋を振り返った後再び進んで行きます。このあたりは、登山道がなかったり、あっても通行止めになったりして、結局車道脇を歩いて行きます。車の方も気を付けるでしょうが、やはり気付かれるようにしておいた方がいいでしょう。

 トンネルをくぐると先に書いたチェックポイントらしき場所があり、これを過ぎると再び登山道に入って行きます。さて、後は一気に下るだけだと思ったのですが、やはり地図で見た通り最初は一気に下るものの、その後はアップダウンが続きます。六甲山から宝塚まで結構CTが長く、実際に距離があります。

 この時間になると、完全に一人旅になるのが普通の山行ですが、このあたりは六甲全山縦走でも夜に歩いているように、ちらほら歩いている方がいました。ただ、もうふらふらしていて疲れ切っているのがわかりました。自分ももうくたくたでしたが、しっかりとした状態で歩けただけまだましだったようです。

【いよいよ暗闇の中で】

【分岐にはしっかりと看板が】

【林道歩きも随所に かなり足にきます】
 途中大平山あたりで休憩しようと思っていたのですが、どうも登山道沿いではなく、少し脇に入ったところに山頂があるようで、いつの間にか通り過ぎていました。

 歩いていると下っている方だけでなくテント装備で登って来る方もいました。今思えば、翌日の大会のスタッフの方などもいたのかもしれません。

 確実にゴールは近づいてはいるものの、やはり距離がありますので、無理はせず適当な場所で、地べたでもいいので、休憩をしながら下って行きました。最悪なのは膝をひどく故障することですので、致し方ないところでしょう。下って行くと、左手に駐車場が出て来て、何も考えることなく下って行きましたが、そこにあったのは塩尾寺だったのでした。ここまで来ると、後はひたすら下って行くだけとなりますが、舗装道路が続きますので、なかなか辛いものがあります。

【素晴らしい夜景が広がる 三脚なしなので画像が粗いのは仕方がないでしょうか】

【夢中になって似たような写真を何枚も】

【少し引いて撮ってみました】

【宝塚駅へ】
 下って行くと開けている場所があって、見事な夜景が見えていました。それまでは開けた場所はほとんどなく、木々の合間よりちょっと見えていた程度でしたので、驚くと同時にとても嬉しかったです。本来の展望台ではありませんので、うまく見下ろせる場所ではないのですが、それでも十分な素晴らしい夜景でした。

 素晴らしい夜景を眺めたら、宝塚駅へ向かって下って行きます。途中で分岐を間違えて一本違う道に入ってしまいましたが、特に問題なく進んで行くことができました。ちなみに、ゴール地点は宝塚駅へ向かう宝来橋を渡る手前になります。疲れ切ってはいましたが、素晴らしい夜景の余韻に浸りながらのゴールとなりました。

 その後は電車を乗り継いで駐車場に戻って行きます。山の格好では浮くかなと思っていたのですが、結構登山の格好をした方がいました。トレランの方もそのままの格好で移動をしていましたね。
 こうして無事下見を終えることができました。膝は思った程ひどくはならず、足裏の痛みもなんとかなったかなと思ったのですが、大変だったのは帰宅してからでした。その後数日間足首がずっと痛かったのでした。長い舗装道路歩きが応えたのでしょうか。何はともあれ、今までの日帰りロングとは勝手が違うことがわかっただけでも大きいでしょう。本番もこの日と同じ苦労をするとは思いますが、あまりこの日よりも早い時間にゴールしようとは考えず無理をせず歩き切りたいと思います。膝と足首の調子はいまいちのままですが、このような時の方が無理をしない歩きになっていいのかもしれません。


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