しろうまだけ | |
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登山日: 2016年6月4日(日) | 標高:2932m(白馬岳) |
標高差:猿倉から約1690m |
6月4日(土) | 猿倉 6:00 → 白馬尻 7:00 → 頂上宿舎 11:10 → 白馬岳 11:55(〜12:40) | ||||
→ | 白馬山荘 12:55(〜13:25) → 猿倉 16:25 |
![]() 【モルゲンロートに染まる白馬の山々】 |
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本日は白馬岳に登ります。今年は雪が少ないということで、雪が少ないままに残雪期の山々を歩き、前週は登山道上の雪がほぼなくなった山を歩きました。事実上、前々週の裏銀座が雪山の締めかなとも思いましたが、最後にもう少し雪山を歩きたいということで、この白馬岳に登ることにしました。当初はそれほど良い予報ではありませんでしたが、この時期に咲くツクモグサが見られればいいなと思っていましたので、決行することにしました。 相変わらずの天気予報確認後の直前の声かけだったにも関わらず、いつもの素敵なメンバーが集まっての山行となりました。イガイガ隊長を始め、ちびたさん、タカさん、ムサママさん、やーともさんとの山行です。そこまで無理な行程ではないとはいえ、標高差は結構あって体力的にはなかなかのルートですが、このメンバーであればものともしないことでしょう。 |
![]() 【猿倉荘】 |
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![]() 【登山口】 |
早朝に猿倉に集合です。ほぼ予定通りに集合しての出発です。やはり山スキーの時期が終わり、夏山には早いという中途半端な時期だったせいか、静かな登山口となりました。さすがに人気の山ですのでそれなりには歩いていますが、白馬岳にしては随分少ないと言えるでしょう。 記念写真を撮ったら出発です。白馬尻までは、既に雪が溶けていて普通に夏道を歩いて行きます。花にも詳しいメンバーですので、花が見える度に写真を撮ったり花の名前を確認したりと楽しい道中となります。白馬岳にしてはまだまだ花の種類は少ないですが、それでも結構いろいろな花が咲いていました。冬期は解体されている白馬尻の小屋はまだ建設中のようでした。ここで少し休憩をしたら先に進みます。雪渓は下からしっかり繋がっていますので、雪渓を歩く前にアイゼンを装着することにしました。途中では落石の恐れもあるので、中途半端な場所でアイゼンを装着したくはないというのがあります。 |
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![]() 【最初は林道歩き】 |
![]() 【サンカヨウ】 |
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![]() 【残雪残る岩峰が見えるとテンションが上がって来ます】 |
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![]() 【キヌガサソウ】 |
![]() 【シラネアオイ】 |
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![]() 【ニリンソウ】 |
![]() 【白馬尻へ】 |
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![]() 【大岩の前で記念撮影】 |
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![]() 【大雪渓に出てきます ここでアイゼンを装着しました】 |
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![]() 【大雪渓を登って行きます】 |
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![]() 【元気なムサママさん】 |
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![]() 【青空と大雪渓の見事な景色】 |
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![]() 【これは何ポーズだったでしょうか】 |
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![]() 【急斜面を登る】 |
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![]() 【この斜度でのウキウキポーズは見事です】 |
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![]() 【杓子岳の前峰が見事です】 |
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![]() 【もう少しで頂上山荘 空には飛行機雲】 |
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![]() 【頂上山荘前で振り返って】 |
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![]() 【営業前の白馬岳頂上山荘】 |
道中には雪が随分溶けてアイゼンを外そうと思う箇所もありましたが、結局そのまま登って行きました。登りではまだ気温が上がる前なのかほとんど落石がなかったのも良かったです。途中で写真を撮りながら登って行って、避難小屋から少し登った頂上山荘手前付近でアイゼンを外した後は、もう少し登ると頂上山荘に到着です。夏山シーズンで山頂で1泊するのであれば、このあたりで乾杯したいところです。 この日は日帰りですので、そのまま登って行きます。頂上山荘の目の前にある雪の斜面を登って行きます。アイゼンを外した状態でどうかなと思いましたが、ある程度緩んでいたのでそのまま登って行きました。稜線に出ると雪はすっかり溶けていますので、そのまま歩いて行くことが出来ます。随分雲は出てきましたが、相変わらずの素晴らしい景色が見えていました。景色には期待していなかっただけに、立山連峰までよく見えたのはうれしかったです。 |
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![]() 【杓子岳と白馬鑓ヶ岳】 |
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![]() 【旭岳 いつも近くまで来ても登る機会がなく】 |
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![]() 【絶景を楽しむムサママさんとタカさん】 |
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![]() 【立山連峰と毛勝三山の眺め】 |
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![]() 【白馬山荘】 |
白馬山荘で一休みと言いたいところですが、雲も徐々に増えて来ていましたので、先に山頂に行くことにしました。自分は少し喉が渇いていたのと、ふと山荘に打っているポンジュースに目が行ってしまったので、ジュースを買って後を追いかけたのでした。 山頂ではそれぞれが素晴らしい景色を楽しんだ後、いろいろと記念写真を撮り合ってから山荘に下って行きました。山頂までの登山道にツクモグサが全然見られなかったので、実はまだほとんど咲いていないのかなと思ったのですが、少し回り込みながら下って行くと多くのツクモグサが咲いていて、所期の目的を達成することができました。これだけの景色とツクモグサを始めとしたいろいろな花を見ることが出来て本当に良かったと思います。その後は、白馬山荘でしばしのんびりすることにしました。 |
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![]() 【見事な立山〜剱岳の眺め】 |
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![]() 【剱岳を拡大】 |
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![]() 【杓子岳から白馬鑓ヶ岳への縦走路】 |
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![]() 【写真の撮り合い】 |
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![]() 【やーともさんと立山連峰】 |
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![]() 【右の雪倉岳を経て左奥の朝日岳へ続く稜線】 |
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![]() 【ライチョウと立山連峰】 |
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![]() 【ちびたさんもびしっと決めて】 |
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![]() 【だらっと記念撮影】 |
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![]() 【オヤマノエンドウ】 |
![]() 【ミヤマキンバイ】 |
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![]() 【数多く咲いていたツクモグサ】 |
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![]() 【荷揚げ中でした】 |
しばらくのんびりしたら下山開始です。下りも決して短くはないのですが、やはり雪渓の下りということで、ペースは結構速かったです。特にやーともさんは登りに続いてかなりのハイペースで随分先で待っていたように思います。登りでは少し辛そうだったイガイガ隊長もすっかり元気になって快調に下って行きました。 やはり雪の多い時期の白馬岳日帰りは結構大変でしたが、余裕を持って下山できましたし、予想外によく晴れて、素晴らしい景色とお花畑を見ることが出来て良かったと思います。これで、ようやく今シーズンの雪山を締めることができました。既に白馬岳にしては夏山に近い状態ですが、バリエーションルートをやらない自分にとっては、アイゼンピッケルを使うかどうかが1つの区切りでしょうか。また、次の雪山シーズンを楽しみにしつつ夏山へ向けて舵を切ったのでした。 |
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![]() 【素晴らしい景色も見納め】 |
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![]() 【バランスを崩すも立て直すムサママさん】 |
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![]() 【登りでは辛そうだったイガイガ隊長も元気いっぱいです】 |
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![]() 【登山口へ】 |
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