やけいしだけ
 焼石岳
登山日: 2016年6月11日(土)   標高:1548m(焼石岳) 1507m(東焼石岳)


地図については前回本ルートでの登山時(2011年6月19日)のものを参照
※今回は中央右の中沼登山口からのルートで前回より短いルートになります

 6月11日(土)    中沼登山口 5:40 → 銀明水 7:25 → 焼石岳 9:15 → 東焼石岳 11:05
   銀明水 14:50 → 中沼登山口 16:15

 

 本日は焼石岳に登ります。昨日の杁差岳に続いての、東北の花の山遠征の続きとなります。花のピークの時期を考えるとこの日の焼石岳の方がどちらかというとメインで、最も天気予報のいいこの日を当てたのでした。以前より焼石岳に登るタイミングを窺っていたタカさんに連絡を取ってみたところ、ちょうど同じ日に登る予定でしたので、駐車場で待ち合わせて登ることになりました。ちびたさんとゆっきーさんも御一緒することになりました。

 前日に新潟の山に登っていましたので、静岡から向かうことを考えれば近いのですが、それでも結構な距離があります。結局、日帰り温泉に寄るなどして現地に向かったわけですが、登山口に着いたのは深夜でした。仮眠をしてタカさん達を待つことになりました。この時期はちょうどハクサンイチゲのピークに当たることから続々と車が入って来ましたが、何とかタカさんの車も駐車場に入ることができたようです。入れなかった車は、狭い林道の路肩を探して戻って行くことになりますので、遅くなると大変です。

【満車の駐車場 林道は狭くかなり戻った場所に駐車した車も】
 
【中沼登山口】
 準備ができたら出発です。この日はちびたさんが豪華ランチを準備してくれたようですので、景色の他ランチも楽しみに出発しました。焼石岳そのものは2回目ですが、前回は今回の中沼登山口からのルートが使えずつぶ沼登山口から登っていますので、中沼登山口から分岐までは初めて歩くルートとなります。

 ぬかるみの多い歩きにくいルートだと思っていたのですが、その名の中沼の眺めは本当に見事だったうえに、沼の周囲のお花が本当に見事でした。距離も標高差もあるつぶ沼から歩く人がほとんどいないのも仕方がないと思える程、素晴らしいルートだと思います。つぶ沼の方は駐車場がいくらでもありますので、混みあう時期はそちらの方を有効活用できればいいのでしょうが、景色もこれだけ違うと仕方がないところでしょう。お花に景色に写真を撮りながらでしたから、本当になかなか進みませんでした。

【タニウツギ】

【ハクサンチドリ】

【中沼の素晴らしい眺め 風も穏やかで水面によく映っています】

【湿原の景色】

【リュウキンカが咲き誇ります】
 
【写真を確認するタカさん】

【リュウキンカ エゾノリュウキンカでしょうか】

【ミズバショウ】

【シラネアオイ】

【湿原と残雪を抱えた山の素晴らしい眺め】

【つぶ沼分岐は雪が結構溶けて歩きやすく】

【つぶ沼からのコースはトレースがなく歩いている方は少ないようです】

【整備された木道を進む】

【ムラサキヤシオ】

【ミツバオウレン】

【所々で雪渓を歩く所も】

【銀明水へ】

【冷たくておいしい水です】

【銀明水前の雪渓歩きは前回と比較すると随分短くなりました】
 つぶ沼との分岐に到着です。前回つぶ沼から登った時には雪壁が立ちはだかっていましたが、今回は雪解けが進んで何とか歩ける程度になっていました。また、つぶ沼方面からのトレースはほとんどなさそうでしたので、ほとんど歩く人がいないようでした。

 その後は、再び木道を中心とした道を登って行くとやがて銀明水に到着です。ここにはその名の通りのおいしい水場があります。まだ、歩き始めでしたが少しいただいて、再び焼石岳に向かって出発です。前回は、ここから長大な雪の斜面があって、雪渓登りも落ちたら怖い状態でしたが、今回は途中途中で登山道が露出していましたので歩きやすかったです。登山者が増えて目印もしっかりしているように見えました。ただ、雪解けが進んでそのままトレースを辿ると踏み抜いてしまう場所もありましたので、下に水が流れている所は気を付けて進んで行きます。しばらく登って行くと、ようやく焼石岳が見えて来ました。見えて来てからのなだらかな登山道が結構長いです。

【振り返って左に避難小屋】

【ミズバショウの群落が見事でした】

【雪渓は目印があったり一部カットしてくれています】

【トレースは左のルートにも付いていますが踏み抜く寸前でした】

【途中では麓の絶景が広がって】

【正面に焼石岳山頂が見えて来ました】

【穏やかな山容の東焼石岳】

【本日の主役であるハクサンイチゲ】
 
【河原状の地形に入ると周囲はお花畑です】
 正面に時々焼石岳を眺めながら木道や岩のごろごろした道を進んで行くと徐々にお花畑が現れて来ます。東焼石岳の分岐を過ぎると本格的なお花畑になっていて、どこを眺めても見事なハクサンイチゲのお花畑が広がっています。他にも鮮やかなヨツバシオガマやかわいいヒナザクラなども見られて良かったです。

 少し進んで行くと泉水沼があって、ここからの焼石岳も見事でした。もう少し水が多ければ逆さ焼石岳も見られるでしょうか。ここで、景色を楽しんだら脇の雪渓を渡って焼石岳に取り付きます。道中の景色を楽しみつつ登って行くと焼石岳山頂に到着です。既に多くの登山者で賑わっていました。周囲の素晴らしい景色も去ることながら、遠方に見える真っ白な鳥海山も見事でした。今回、杁差岳と焼石岳に再訪することができましたが、鳥海山もいつかは再訪したいものです。山頂は虫が多く時間もまだ早かったことから、お昼はもう少し先で取ることにして、焼石岳の裏手から東焼石岳に向かうことにしました。

【ヨツバシオガマ】

【イワカガミ】

【ハクサンイチゲのお花畑と焼石岳】

【随所にお花畑が広がって】

【ヒナザクラ】

【ミヤマキンバイ】

【チングルマ】

【泉水沼へ】

【水がもう少し多ければうまく水面に映りそうです】

【焼石岳への登り】

【振り返ると見事な稜線】

【広々とした焼石岳山頂へ】

【記念写真】

【東焼石岳方面を見下ろして】

【泉水沼を見下ろして】

【うっすらと鳥海山とゆっきーさん】

【岩のごろごろした道を下る】

【焼石岳山頂を振り返る】

【ミヤマキンバイの群落が素晴らしく】

【東成瀬(秋田県側登山口)分岐】
 時折岩のごろごろした道を下って行きます。雪も一部残った斜面は素晴らしい眺めで、足元に気を付けながらも時々周囲の景色を眺めながら下って行きました。鞍部に出るとそこは秋田県側の登山道との合流点になっています。ここを折れて雪渓を越えて行くと、東焼石岳方面への道となります。

 東焼石岳へ登る登山道に近づくに連れて見事なお花畑が広がっています。前回もいいタイミングで登っていたので知ってはいましたが、やはり改めて見てもすごいお花畑だと思います。5年ぶりに再び晴れて、なおかつピークの時に訪れることができて良かったです。ハクサンイチゲを中心としたお花畑ですが、ヨツバシオガマやミヤマキンバイも結構咲いていましたし、ユキワリコザクラもかわいく咲いていていいアクセントになっていました。本当にゆっくりとゆっくりと東焼石岳に登って行ったのでした。

【撮影に夢中のちびたさん、ゆっきーさんと焼石岳から下って来た道】

【雪渓の上や縁を歩いて行きます】

【東焼石岳が見えて来ました】

【池に映る焼石岳】

【この付近は珍しくチングルマのお花畑】

【お花畑と焼石岳】

【タカさんは撮影に夢中です】

【ゆっきーさんとちびたさん】

【全てが絵になります】

【ヨツバシオガマとハクサンイチゲ】

【これでは先に進まないのも仕方のないところです】

【ユキワリコザクラ】

【緑色のハクサンイチゲのようです】

【広大なお花畑が続いています】

【ようやく東焼石岳が見えて来て】

【頂上碑】
 ようやく東焼石岳山頂に到着です。焼石岳と比較しても静かですし、虫もほとんど飛んでいなかったことからここでお昼にすることにしました。ちびたさんが準備をしてくれたランチをみなさんで並べて行きます。素麺にハンバーグなどと本当に豪華で、全ていただいたら全然身動きができないくらいにお腹いっぱいになってしまったのでした。結局、山頂が時々風が吹くくらいのちょうどいい暖かさだったこともあって、みんなでのんびりお昼寝となったのでした。

 2〜30分程寝て、ようやくお腹が落ち着いて来たら下山を開始します。充分にお花畑を楽しんでお腹いっぱい食べたので、もう動きたくないという感じだったでしょうか。しかし、再びお花畑を見ると一生懸命に写真を撮っていたのでした。結局、東焼石岳からの下りも随分ゆっくりとしたものとなりましたが、ここがメインですから仕方のないところでしょう。

【本日の豪華ランチ】

【白いヨツバシオガマ】

【ムシトリスミレ】

【最近好きな構図】

【一面を埋め尽くす程のお花畑】

【分岐に戻って来てお花畑も一段落】

【みなさん凄い勢いで雪渓を下って行きます】

【最後まで景色を楽しみながら戻って来ました】

【登山口へ】
 分岐に戻って来た後は着実に戻って行きます。銀明水でトイレ休憩を兼ねておいしい水をいただきましたが、避難小屋は既に結構埋まっていて泊まられる方も多いようでした。水もトイレもありますので、のんびり1泊するのもいいでしょう。

 その後も下って行って、最後に中沼の景色を楽しんだら登山口まではもうすぐです。結局午後4時過ぎに戻って来ることが出来ました。下山後は、日帰り温泉に寄ってそこで解散となりました。本当は一緒に帰って仙台で牛タンでもという話があったのですが、私はせっかくなのでもう1山東北の山を登ろうと思ってみなさんとお別れしたのでした。

 久しぶりの焼石岳は期待通りの素晴らしい眺めで、お花畑はピークが過ぎていると思っていたら、むしろちょうどピークだったようです。天気にも恵まれて、山仲間とも楽しく歩くことが出来て思い出に残る1日となりました。
 


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